
【海外での携帯電話】
海外で日本の携帯をそのままの設定で利用することはお勧めしません。
日本の携帯電話を海外に持っていくと、電波を現地の携帯会社から受け取るように切り替わります。
そのため、日本と同じようにメールやネット、アプリも使えます。
が、日本の料金プランは適応されないため、帰国後に高額請求を受けることが起こりえます。
携帯を使わないようにしていてもアプリが勝手に自動送受信をしてしまうため、同じようなことが起こります。
こういったことから、海外でスマホを使う場合は次の方法が考えられます。
・公共Wi-Fiのみを使う
・ポケットWi-Fiを使う
・現地でSIMカードを購入する
・海外パケット使い放題プランを利用する
【公共Wi-Fi】
これは駅や美術館、ホテルなどで誰でも無料で使えるネットワークを利用します。
メリットは無料で使えるところです。
デメリットは電波が飛んでいる場所にいなければいけないこと、セキュリティが万全ではないところです。
余談ですが、フランスではWi-Fiは「ウィフィ」と言います。
【ポケットWi-Fi】
これは小型のWi-Fi機器を一緒に持ち歩いて電波を利用する方法です。
メリットはいつでもどこでも使え、自分だけの電波なのでセキュリティも安心です。
デメリットは有料であることですが、滞在日数から考えるとそれほど高い出費ではないかもしれません。ただ、事前に手配をしなければいけないので注意が必要です。
【SIMカードの購入】
この方法は簡単に言えばフランスの携帯会社に申し込むということです。
フランスではFreeと呼ばれる携帯会社が月額2ユーロプランを提供しているので、短期滞在ならばこれを利用するだけで十分です。
購入方法も自販機から買うだけなので難しくありません。
メリットは現地人と同じようにスマホが使えること、低価格であることです。
デメリットはSIMフリー携帯でなければいけないこと、購入のために時間を割かなければいけないこと、通信料に上限があることです。
また、格安プランは電波が弱いので繋がりにくいこともあります。お店によっては店員と話す必要もあるので難易度は高いです。
【海外パケットの使い放題のプラン】
これは日本の携帯会社であらかじめ海外での通信使用料を定額にする方法です。
メリットは通信料が定額になるので高額請求にならないことです。
また、日本にいる時と同じ感覚でいつでもどこでも利用でき、セキュリティもWi-Fiよりも安心です。
デメリットは申し込みの手配をしなければいけないことと、携帯会社によって値段が異なるため他の方法よりも割高になることも有りうる点です。
【まとめ】
以上のように様々な方法がありますが、滞在の期間やスタイルによってどれが合うかは人によって異なります。
大事なのはそれぞれのメリットとデメリットを理解した上で自分に合ったものを選ぶことです。