
フランス中部に位置するオーヴェルニュ地方は火山がある地域としても有名です。
それによる特徴的な建築や名物をここでは紹介します。
【黒い建物】

火山地帯ということで火山岩を利用した町の建物は全体的に黒色になっているのが特徴です。
特にクレルモン・フェランの大聖堂は外観からして真っ黒です。
【アリゴ】

一時ネットで話題になったこの地方の名物料理。
ジャガイモにチーズをたくさん混ぜることによってビヨーンと伸びる食べ物に仕上がっています。
一般的にソーセージなどのお肉と一緒に食べます。
【温泉】

温泉地帯ということで温泉があります。
特にヴィシーは温泉の療養地としても有名ですが、日本のような温泉街のイメージとは異なり、ミネラル水を自由に飲むことができます。
ミネラル水で言えばヴォルビックもこの地方で採れる水です。

【聖地巡礼】

ル・ピュイ・アン・ヴレはスペインへと続く聖地巡礼の4つの道のうち一つの出発点とされています。
街にある二つの岩山の上には一つはマリア像が、もう一つには礼拝堂があり毎年多くの巡礼者がこの地を訪れます。
【レンズ豆】

この地方でよく栽培されている小さな豆。
特にル・ピュイ・アン・ヴレは産地として有名です。
そのまま茹でて肉料理などの添え物として食べます。
【レース】

こちらもル・ピュイ・アン・ヴレの名物で、繊細に編み込まれたレースはお土産にピッタリです。
【トリプー (Tripoux )】

羊の胃を特製のスープで煮込んだ郷土料理。
弾力のある食感に香草と一緒に煮込んでいるため臭みはなくさっぱりとした味わいです。
【 プンチ(Pounti) 】

野菜を練りこんだテリーヌで、前菜として食べられます。
ナッツなどを使った特製のソースと一緒に食べます。
【 ポテ・オーベルニュ(Potée auvergnate)】

お肉と一緒にキャベツなどの野菜を煮込んだスープ料理。
肉には柑橘系の香料とハーブが練りこまれており、さっぱりとしたホッと温まるのには最適な料理です。
【オーヴェルニュ風サラダ( Salade aucergnate )】

一般的なサラダにフランス最古と言われるカンタルのチーズが添えられた料理です。
レストランなどの前菜で見かけることができます。
【 シュー・ファルシ(Choux farcis)】

日本でもよく知られているロールキャベツのことです。
実際に食べたお店では中に鴨肉を包んでオニオンスープで煮込んでいました。
【トゥルファード( Truffade)】

ジャガイモとチーズを混ぜた料理で写真のようにステーキなどの添え物として食べられます。
【パテ・ド・フイ( Pates de Fruites)】

フルーツを練りこんだ甘いお菓子。
駄菓子のような甘さに果物の風味が口いっぱいに広がる一品です。
【パスチーユ・ヴィシー( Pastilles Vichy )】

ヴィシーで有名なミント味のラムネのようなお菓子。
フランスのスーパーならばどこにでも置いてあるもので、お土産としても人気が高いです。