【3回ビザ申請しました】私のフランス大使館体験記①

トゥールーズ 町並み

こんにちは(^O^)

フランスに4か月以上滞在する場合はビザの申請をする必要がありますが、申請は東京にあるフランス大使館に行かなければいけません。

ビザについての説明はこちらをご覧ください。


書類集めも大変ですが大使館に申請に行くのもなかなか大変だったなと思いだしたのでそのことを書こうと思います。

私はオペアビザ、ワーキングホリデービザ、就労ビザの申請のために計3回大使館に申請しに行っているので普通の方よりかは経験しているのではと思います。

それぞれの申請時に体験したことを読むことでこれから申請を考えている方の参考になれば幸いです。

ただし、必要書類や手続きなどは変更があることもあるので、あくまで私が申請した時点でのお話だということを予めご了承ください。



ビザ申請の流れ

まず大使館に申請しに行く前に準備が必要です。

必要なのは主に

①必要な書類を調べる

②オンライン申請

③書類の準備


④大使館に予約

この4つです。

①必要な書類を調べる

現在フランスへのビザの申請についてはFrance-Visasというサイトで調べることができます。

自分が申請したいビザにはどのような書類を準備しないといけないのかもこちらで調べることができまs。

【France-Visas必要書類検索】
https://france-visas.gouv.fr/en/web/france-visas/visa-wizard


オペアビザとワーキングホリデービザの必要書類はこちらをご覧ください。


②オンライン申請

3か月を超える滞在にはビザが申請なのですが、どのビザでも長期ビザ申請書が必要となります。

こちらは現在France-Visasのサイトにてオンライン申請を大使館への予約の前にする必要があります。

詳しい情報はこちらをご覧ください。


③書類の準備

①で確認した書類を集めます。

1回目は初めてのことだったのでかなり大変でしたが3回もビザの申請をしていると慣れてきて段々楽になってきました。

④大使館に予約

書類の準備と並行して行うのが大使館の予約です。

大使館の予約は平日の午前中のみで以下の大使館のサイトから予約することができます。

予約は時期によってはすぐに埋まってしまうため書類の準備と並行して早めに取った方がいいです。

とりあえず日にちを抑えればそこに向けて逆算して行動ができるようになりますし、万が一都合が悪くなったら予約をキャンセルして取り直せばいいのでこれは早ければ早いほどいいです。

【フランス大使館予約ページ】
https://consulat.gouv.fr/en/ambassade-de-france-a-tokyo/appointment?name=Visa



全員に共通するのはこの二つですが、学生ビザの場合はCampus Franceで手続きをする必要があるので注意が必要です。

私は学生ビザで申請したことがないので詳しくは以下でご確認ください。

【Campus France】
https://www.japon.campusfrance.org/ja/la-demande-de-visa-etudiant



私の場合は東京近郊に住んでいないので前泊する必要がありました。

そのため移動手段の確保と宿の手配もしなければいけませんでしたし、仕事をしていたので休みを取る必要もありました。

初めてのフランス大使館

ここからは私がフランス大使館に申請しに行ったときの体験を書きます。

初めてのビザはオペアビザと呼ばれるものでした。

恐らく多くの方は知らないビザなのですが、これは一般家庭に子守りのために住み込みで働き、なおかつ語学学校にも通えるというビザです。

家賃不要で給料がもらえるというビザですが、知名度は低いです。

知名度が低いためネットにほとんど情報がなく書類集めも苦戦しましたが、ビザの申請の時期がちょうどお盆だったのでとにかく人でいっぱいでした。



オペアビザについてはこちらをご覧ください。



まず東京まで新幹線で行くことにしたのですがお盆なので席が取れず何時間も立ちっぱなしでした。

日中に東京に着いたら東京観光をしてホテルに一泊し、翌朝予約した時間に大使館に行きます。

大使館の入口にはセキュリティチェックがあるので印刷した予約票を見せて、空港のような手荷物検査と金属探知機のゲートを通ります。

中に入ると病院の待合室のようなところに窓口が3つあり、順番に名前を呼ばれたら窓口に向かい書類を提出します。

ちょうど夏休みだったということでとにかく人がいっぱいでした。

窓口では

「こんな不備だらけで申請するつもりだったの?」

「書類が足りないのでまた来てください」

などなかなか厳しい言葉が飛び交っており、もし書類に不備があっても気軽に取りに帰れない距離なので自分は大丈夫かと不安になる一方でした。

予約した時間を過ぎても自分の名前を呼ばれることはなく、結局30分くらい過ぎて呼ばれました。

いよいよ自分の番、まさかの展開に!

ドキドキしながら窓口に行き、ビザの種類を伝えます。

そしてホームページに書いてあった順番にまとめた書類を提出するとその場で不備がないかをチェックしてもらいます。

すると「就労証明書がないですが?」と指摘されました。

就労証明書??

そんなものは大使館のホームページには記載されていませんでした。

そのことを伝えると「最近加わったものだからホームページに載っていなかったようですね。」と言われました。

必要書類のリストに載っていないものを用意しているはずがありません。

これは書類の不備ということで再びここに来なければいけないのかと顔面蒼白になっていると、「就労証明書はホームページに載っていなかったので大使館に郵送で送ってください。」と言われとりあえず書類を受け取ってもらえました。

書類を受け取ってもらった後は窓口の左隣にあるブースで申込金の支払いと社員撮影をしました。

今はもうそのブースは使われていないので、実際に行った方で「あそこにはなにがあるのか?」と気になった人もいるかもしれませんが、昔はそのように使われていました。

もしかしたら今はもうそのブースさえないかもしれませんね。

見知らぬ書類が足りないと言われこそしましたが、これだけでも肩の荷が下りて気持ちがグッと軽くなる気分になりました。

しかしこの時点ですでに航空券を買っており、住み込み先や語学学校にも入国日を伝えてある状態でした。

つまり書類が足りていなければビザの発行が遅れることになるので一日でも早く就労証明書を郵送する必要があります。

東京から戻って来てすぐに職場の人事に書類を出してもらうようにお願いし、数日後に受け取りました。

しかし申請書類が日本語の場合はフランス語に翻訳する必要があります。

大使館の窓口の人に自分で翻訳してもいいと言われたのでそのようにし、大使館に郵送しました。

ビザの行方は?

そこからは毎日大使館のホームページで自分のビザの進捗状況が確認できるので時間があればチェックしていました(現在はFrance-Visasで確認できます)。

段々と出国予定日まで近づいてきて、それでも音沙汰なしの状況に焦っていきます。

出国2週間前の段階で大使館にもう時間がない旨のメールを送りました。

しかしフランス大使館の問い合わせは応じてもらえないことで有名で、案の定返信は来ませんでした。



そしていよいよ出国まであと1週間となった時、仕事をしていると家族からパスポートが郵送で届いたと連絡が来ました。

安心するのはまだ早く、これでパスポートにビザが添えられていなかったら審査に落ちてフランスには行けなくなってしまいます。

ビザは添えられているかと家族に聞いたらビザのページの写真が送られてきて、これでようやくフランスに行けるとホッとしました。

もしこれでビザの申請が落ちていたら日本で退職することも、住み込み先との契約も、語学学校に申し込んだお金も、航空券もすべて無駄になるところだったので本当によかったです。



これが初めてのビザ申請でした。

まさか載っていない書類が必要になるなんて思いもしなかったですし、この経験からビザの申請は時間に余裕を持って行わなければいけないと学びました。

残りの2回の申請のエピソードはこちら!!

それでは(^^)/~~~

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コメント

  1. nana より:

    初めまして。この度フランスの就労ビザを取得しようとしている者なのですが、お聞きしたいことがありコメントさせていただきました。
    大使館に提出する必要書類リストはどこを参考にしましたか?
    大使館から飛べるURL(フランスビザのwebサイト)を見たのですが、レターパック等について記載されておらず困っていました。
    不躾なお願いですが、もしお時間ございましたら返信していただけると大変ありがたいです。

    • Lyon より:

      nanaさん

      ご質問ありがとうございます。
      そしてご就職おめでとうございます。
      ビザの提出書類はやはり大使館のホームページを見るのが一番です。
      必要書類も変更があるためあえて当サイトでは必要書類は載せていません。
      しかし現在の大使館のホームページはコロナウィルスによってかなり情報が不十分になっています。
      かつてはビザの種類ごとに必要書類のリストを見ることができたので、私はそのリストを見て用意しました。
      大使館から飛べるURLも見ましたが、年齢や職種など条件分けがされているのでnanaさんの該当するものを検索して確認されるしかありません。
      レターパックもかつてのリストには載っていたものですが、今は確認できない状態のようです。
      とはいえ返送が必要な人向けですべてのビザに共通しているため、大使館のホームページからワーキングホリデービザの必要書類を見るとレターパック510(赤)と書かれています。
      このように他のビザと共通する書類ならば他のビザのリストを参照にするのも一つの方法だと思います。

      ちなみに私が就労ビザを申請したときのリストを探してみましたが見つかりませんでした。
      確認できる範囲だと
      ・長期ビザ申請書
      ・パスポート
      ・証明写真
      ・海外旅行保険加入証明書
      ・健康診断書
      ・無犯罪証明書
      ・就職先とのサイン入り労働契約書
      は用意しました(無犯罪証明書以外の日本語の書類はフランス語に法廷翻訳)。
      当然今とは変わっている可能性があるので参考程度にしてください。

      • nana より:

        大変丁寧に答えていただき誠にありがとうございます。
        やはり色々と変わっている部分があるのですね。
        もう一度フランスビザ公式HPにて確認してみます。参考になりました。

        お手数おかけしました、ありがとうございます。