
こんにちは(^O^)
前回に引き続きフランスの一番についてあれこれ調べてみました。
意外なものが今回も出てきますのでお楽しみに!!
前回の記事はこちらをご覧ください。
フランスで最も小さな大聖堂

まずは教会についてです。
フランスにもたくさん教会がありますが、一番小さな大聖堂をご存知ですか?
大聖堂なのに小さいなんて矛盾しているように見えますが、大聖堂というのは建物の大きさを指しているわけではありません。
キリスト教は管轄区域が分けられており、その区域の中枢に当たるのが大聖堂と言います。
具体的には司教という役職の人がいるところであり、目印として司教座というイスがあります。
そのため建物の大小で区別されているわけではないので最小の大聖堂というものもあり得るのです。
それではフランスで一番小さな大聖堂はどこにあるかと言いますと、コートダジュール地方のヴァンスという町にあります。

この町はサン・ポール・ド・ヴァンスという人気観光スポットからさらにバスで奥地に行くとたどり着ける場所です。
私もサン・ポール・ド・ヴァンスに行ったときに思い付きで訪れました。
観光向けの町でもないので見どころはあまりありませんが、中心街は城壁に囲まれており中世の街並みがそのまま残されています。
フランス最小の大聖堂もこの中心街の中にあります。

こちらの大聖堂の名前はノートルダム大聖堂です。
ノートルダム大聖堂ってパリにあるのでは?と思う方もいるかもしれませんが、ノートルダム大聖堂はフランスにたくさんあります。
私が実際に行ったノートルダムはこちらでまとめてありますのでご覧ください。
ヴァンスのノートルダム大聖堂は外見が南仏らしい色合いをしたものとなっています。
中に入るとパリや他の町のノートルダムと比べると確かに小さいですが、一般的な教会と同じくらいなのでフランス最小と言われなければ気が付かないほどです。
ここの一番の見どころはシャガールが描いた壁画です。

シャガールは幻想的な作品を手掛ける芸術家でニースには彼の作品を集めた美術館があります。
実はシャガールは一時期この町に住んでいたことがあるので、それに関連していると思われます。
ということで、シャガールファンならば足を運んでみるのがいいかと思います。
ちなみに最も大きな大聖堂はアミアンにあるノートルダム大聖堂ですが、私はまだ行けていないのでここでは割愛します。
フランスで最も大きいパイプオルガン
教会つながりということで教会内にあるパイプオルガンについてです。
フランスで一番大きなパイプオルガンはパリのノートルダム大聖堂にあります。

このパイプオルガンはおよそ8000本ものパイプが使われており、その大きさは圧倒されます。
2019年に起きた大聖堂の火災の被害は逃れ、現在は一般公開が再開しています。
実はフランス最大のパイプオルガンはもう一つあり、同じくパリにあるサン・テュシュ教会にあります。
フランス最古のキリスト教建築物
フランスには教会など様々なキリスト教の建築物がありますが、最古のものはどこにあるかご存知でしょうか?
フランス最古のキリスト教建築物はポワティエにあるサン・ジャン洗礼堂です。

洗礼とはキリスト教徒になるための儀式であり体を水に浸けたり頭に水を注ぐことで、フランス最古のキリスト教建築物はその洗礼を行うための建物です。
4世紀に作られた建物で、壁に描かれたフレスコ画が今も残されている貴重な建物です。
ポワティエは大西洋岸地方にある町で、かつてイスラム教徒を撃退したポワティエの戦いの舞台でもあります。
ポワティエについてはこちらをご覧ください。
フランス最大のお城

お次はお城です。
フランスには数多くのお城が今も残されており、特にロワール地方には内部を見学できるお城がたくさんあります。
その数はおよそ45000と世界屈指の多さを誇ります。
そんな中で最も大きなお城はヴェルサイユ宮殿です。

皆様ご存知の有名な観光スポットですが、その広さは63154㎡、部屋数は2300室もあります。
これに800haの庭まで加わるのでその大きさは世界一とも呼ばれています。
お城の話なのになぜ宮殿であるヴェルサイユが登場したのか疑問に思う方がいるかもしれませんが、フランス語でヴェルサイユ宮殿はお城の意味を持つシャトー・ドゥ・ヴェルサイユと言うのでお城に分類されます。
宮殿内はルイ14世の部屋や鏡の間など見どころが満載ですし、庭園にもマリーアントワネットの離宮など見どころが多く、フランスで最も観光客が来ているお城でもあります。
詳しくはこちらをご覧ください。
フランスで最も大きなタペストリー
フランスのお城の中にはタペストリーを見かけることがよくあります。
以前ガイドツアーで聞いた話ではタペストリーは権威を示したり、絵柄で物語を後世に伝えるといった役割があると聞きました。
それ以外にも冬に壁に掛けることで寒さを和らげる役割もあったそうです。
ちなみに1㎡織り込むのに1年かかるともその時聞きました。
そんなタペストリーで最大のものはロワール地方のアンジェにあります。

アンジェのお城はどちらかと言えば要塞であり、その外壁は真っ黒で重々しい雰囲気を感じます。
タペストリーはこのお城の敷地内の専用の建物に保管されています。

このタペストリーの名前は「ヨハネの黙示録のタペストリー」で大きさは何と高さ5m、幅130mもあります。
この大きさは実は世界一でもあります。
聖ヨハネが見たという神の啓示を描いた物語のようになっており、空想上の生き物も描かれています。
展示室は保存上の理由から薄暗く、横一面に広がっている光景は圧巻です。
先ほどの製作期間を思い返すとどれほどすごいことか痛感します。
アンジェの観光情報はこちらをご覧ください。
フランスで最も大きな島
大きいものシリーズついでにフランスで最も大きな島についても紹介します。
フランスで最も大きな島はニューカレドニアの本島であるグランテールです。

え、どこ?と思う方もいるかと思いますが、フランス海外領土で南太平洋にあるニューカレドニアが一番大きな島です。
位置としてはニュージーランドより北に行ったところにあります。
面積は16372㎢で次に大きなコルシカ島の8722㎢と比べると倍近くの大きさがあることが分かります。
日本で二番目に大きな都道府県である岩手県が15275㎢なので、それよりも大きいくらいです。
しかし人口はおよそ27万人しかおらず、島の大部分は手付かずの自然が残されており、現在も部族の集落があります。
そのためこの島にしかいない固有種の宝庫でもあります。
日本から一番近いフランスであり、リゾート地でもあることから首都ヌメアは人気観光地です。
ニューカレドニアについてはこちらをご覧ください。
まとめ
以上がフランスの一番についてあれこれ調べた内容です。
知っているものが意外にも一番であったり、知らないものもあったのではないかと思います。
これを機にフランスのいろいろな町に興味を持ってもらえたら嬉しいです。
それでは(^^)/~~~
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