【マカオ観光】世界遺産と人気観光スポットを一日で周るモデルコース②

福隆新街
オススメポイント
・30もの世界遺産を巡るコース

・ポルトガルのオシャレな町並み

・中国のパワースポットが多数登場

マカオは中国南部にある同国の特別行政区です。かつてポルトガルの海外領土だったことから町には中国とポルトガルの街並みが混在しています。中心部にあたるマカオ半島には22の歴史的建造物と8つの広場がユネスコ世界遺産に登録されており、それらは密集しているので一日で周ることができます。また、カジノや高級ホテルがたくさんあることから東洋のラスベガスとも呼ばれています。このページでは30の世界遺産を一日で周るモデルコースの半分(セナド広場~媽閣廟)を紹介します。

残り半分のモデルコースはこちらをご覧ください。

 ★★★★★

 5時間半

 206 MOP

 ★★★★★



海外旅行の計画の立て方について何十回も海外旅行に行ってきた経験からそのテクニックをまとめました。


観光ルート

全体ルート


このページのルート

ナビゲーション

【スタート】
⑱セナド広場

★広場内のクリーム色の建物に進みます。

⑲仁慈堂

★広場内の白い建物に進みます。

⑳レアル・セナド・ビル(市政署)

★ルート 所要時間:数分
広場に戻り左にあるパステルピンクの右隣りの道を進むと古い寺院があります。

㉑三街会館

★ルート 所要時間:5分
建物を出たら左折し突き当りを左折します。
そのまま突き当りまで行くと中国らしいオシャレな通りに着きます。

㉒福隆新街

★ルート 所要時間:5分
福隆新街を戻り突き当りで右折し、最初の交差点を左折します。
その先の突き当りを右折すると波模様の石畳がある広場に着きます。

㉓聖オーガスティン広場

★広場内の黄色のアーチ状の建物に進みます。

㉔ロバート ホー トン図書館

★ルート 所要時間:数分
図書館前の道を進むと左手の教会が見えます。

㉕聖オーガスティン教会

★ルート 所要時間:数分
引き続き通りを進み突き当りを右に曲がり右手のパステルグリーンの建物に進みます。

㉖ドン ペドロ5世劇場

★ルート 所要時間:5分
劇場前にあるスロープを降りてそのまま直進します。
最初の分かれ道を右折し、そのまま道沿いに進むと右手に教会の入口が見えてきます。

㉗聖ヨセフ修道院及び聖堂

★ルート 所要時間:数分
来た道を戻り、先ほどの分かれ道を右に曲がると右手に教会が見えてきます。

㉘聖ローレンス教会

★ルート 所要時間:数分
引き続き通りを進むと広場に着きます。

㉙リラウ広場

★ルート 所要時間:数分
広場内のパステルグリーンの建物の右隣りの一方通行の道へ進みます。
パステルグリーンの家の隣の建物が次の目的地です。

㉚鄭家屋敷

★ルート 所要時間:5分
広場に戻ったら引き続き通りを進むと左手にパステルイエローの次の目的地が見えてきます。

㉛港務局

★ルート 所要時間:数分
引き続き通りを進み、分かれ道を左に進むと広場に着きます。

㉜バラ広場

★広場内、左に見える中国寺院に進みます。

㉝媽閣廟

★ルート 所要時間:数分
道を引き返し広場から大通りに出たら右に曲がるとバス停があります。

㉞バス停:Templo Á Ma

★ルート 所要時間:5分
マカオタワーのバス停Torre De Macau(澳門旅遊塔)で降ります。

㉟マカオタワー

【ゴール】


地図左上の四角いマークを押すと観光スポット一覧が見られます。

右上端の拡大ボタンをスマートフォンで開くとGoogleマップ上に位置情報と一緒にこのモデルコースが表示されます。

また、サイドバーの目次からこの地図にすぐ戻ることができます(スマートフォンの場合は画面下のメニューより「目次」を選択してください)。


世界遺産には☆がついています。

⑱セナド広場☆

セナド広場

所要時間:10分

マカオで人気観光スポットの一つです。

名前は後ほど訪れる市政署がレアル・セナド(王立議会)と呼ばれていたことが由来です。

パステルカラーの建物に囲まれ、波模様の石畳が特徴的です。

中央にはポルトガルの大航海時代を表す地球儀があります。


★広場内のクリーム色の建物に進みます。


⑲仁慈堂☆

仁慈堂

所要時間:45分

開館時間:10~13時 / 14時半~17時半

費用:5 MOP

休館日:月曜日(祝日の場合開館)

16世紀に建てられたアジア初の医療・慈善福祉団体の建物で長崎やブラジルなどにも拠点がありました。

建物はポルトガル最古の慈善団体の建物がモデルで新古典様式にマヌエル様式の影響も見られます。

二階には博物館があり、組織の歴史やカトリック関連の展示物を見ることができ、テラスからはセナド広場を見ることができます。

仁慈堂のテラスから見た景色


★広場内の白い建物に進みます。


⑳レアル・セナド・ビル(市政署)☆

レアル・セナド・ビル

所要時間:20分

開館時間:9~21時

費用:0 MOP

休館日:なし

マカオ発の市議会所有の建物で18世紀後半に建てられました。

レアル・セナドとは中性なる評議会という意味で、ポルトガル王ドン・ジョン4世が「神の名の街マカオ、他に忠誠なるものなき」と称えたのが由来です。

新古典様式の建物で、二階に議事室や図書館、小さなチャペルがあります。

ギャラリーは展示会などのイベントがあると開館されます。


★ルート 所要時間:数分

広場に戻り左にあるパステルピンクの右隣りの道を進むと古い寺院があります。


㉑三街会館☆

三街会館

所要時間:15分

開館時間:9~18時

費用:0 MOP

休館日:なし

三国志で有名な関羽が祀られている中国寺院です。

元はこの付近の営地大街、関前正街、草堆街の3つ通り商工会議所だったことからこの名が付いています。

20世紀にマカオ中華総商会ができたことで会議所の役割を終え、関羽を祀る場所として有名になりました。

関羽は商売の神様として知られており、台湾にも行天宮という関羽の寺院があります。

内部には息子の関平や愛馬の赤兎馬の像や商売繫盛の神様として招財翁(財帛星君)も祀られています。


★ルート 所要時間:5分

建物を出たら左折し突き当りを左折します。
そのまま突き当りまで行くと中国らしいオシャレな通りに着きます。


㉒福隆新街

福隆新街

所要時間:15分

かつては賭博や遊郭があった歓楽街でしたが今は観光スポットとしてお店もたくさん並ぶオシャレな通りになっています。

白壁に赤い戸が特徴的で南フランスのバスク地方の建築を彷彿とさせる外観をしています。


★ルート 所要時間:5分

福隆新街を戻り突き当りで右折し、最初の交差点を左折します。
その先の突き当りを右折すると波模様の石畳がある広場に着きます。


㉓聖オーガスティン広場☆

聖オーガスティン広場

所要時間:5分

3つの世界遺産に囲まれた広場でポルトガルの伝統的な街並みを見ることができます。


★広場内の黄色のアーチ状の建物に進みます。


㉔ロバート ホー トン図書館☆

ロバート ホー トン図書館

所要時間:10分

開館時間:8~20時
(月曜日は14時開館)

費用:0 MOP

休館日:なし

元々はポルトガル人のドナ・キャロリーナ・クンハの住居でしたが、20世紀に事業化のロバート・ホー・トンが購入して使われました。

彼の死後、遺言によってマカオ政府に寄贈されて図書館となりました。

建物と調和した綺麗な庭園が見どころです。


★ルート 所要時間:数分

図書館前の道を進むと左手の教会が見えます。


㉕聖オーガスティン教会☆

聖オーガスティン教会

所要時間:15分

開館時間:10~18時

費用:0 MOP

休館日:なし

スペインの聖オーガスティン修道会によって16世紀末に建てられ、後にポルトガル人に渡し19世紀末の改修で現在の形になりました。

昔はヤシの葉で補強しており、風がなびく様子を遠くから見ると竜の髭(ヒゲ)に見えたことから地元中国人からは竜の髭寺と呼ばれていました。

この教会ではかつて別の教会に移したキリスト像がいつの間にか戻ってきたという逸話から四旬節最初の日曜日にパッソス聖体行列と呼ばれるキリスト像をカテドラルまで担いで運び、翌日戻すキリスト行事を行っています。


★ルート 所要時間:数分

引き続き通りを進み突き当りを右に曲がり右手のパステルグリーンの建物に進みます。


㉖ドン ペドロ5世劇場☆

ドン ペドロ5世劇場

所要時間:15分

開館時間:10~18時

費用:0 MOP

休館日:火曜日(祝日の場合開館)

ポルトガル国王ペドロ5世を記念して建てられた東アジア初の西洋風劇場です。

マカオ生まれのポルトガル人ペドロ・ジェルマノ・マルケスの設計で新古典様式を採用しています。

300席近くある劇場は現在も公共の催事や祝賀会などで使われており、イベントがなければ見学可能です。


★ルート 所要時間:5分

劇場前にあるスロープを降りてそのまま直進します。
最初の分かれ道を右折し、そのまま道沿いに進むと右手に教会の入口が見えてきます。


㉗聖ヨセフ修道院及び聖堂☆

聖ヨセフ修道院及び聖堂

所要時間:15分

開館時間:10~17時

費用:0 MOP

休館日:なし

聖ポール大学とともにイエズス会によって建てられた修道院と聖堂で、近隣諸国の布教活動の主要拠点でした。

修道院は大学と同じような教育課程で学術的にも重要な場所でした。

地元では三巴仔と呼ばれており、ポルトガル女王ドナ・マリア1世からは「伝導信徒団の館」と王家の称号を受けました。

聖堂は中国のバロック建築の代表作とユネスコに紹介されることもありました。

内部にはフランシスコ・ザビエルの上腕部の遺骨が祀られています。

聖ヨセフ修道院及び聖堂 内部


★ルート 所要時間:数分

来た道を戻り、先ほどの分かれ道を右に曲がると右手に教会が見えてきます。


㉘聖ローレンス教会☆

聖ローレンス教会

所要時間:15分

開館時間:7~18時
(土日は21時まで)

費用:0 MOP

休館日:なし

マカオ3大古堂の最後の一つで16世紀中頃にイエズス会によって建てられました。

当時は木造でしたが、19世紀に新古典様式にバロック様式を取り入れた現在の形になりました。

ポルトガル人の船乗りの家族が教会前の階段で帰りを祈っていたことから風順堂とも呼ばれており、聖ローレンスも風の守護聖人と言われています。

また教会内にはカトリック最大の聖地であるフランスのルルドの聖母マリア像もあります。


★ルート 所要時間:数分

引き続き通りを進むと広場に着きます。


㉙リラウ広場☆

ラウ広場

所要時間:5分

ポルトガル語で湧水という意味を持つ広場で、ポルトガル人が住み始めたエリアの一つです。

ここからの地下水がマカオの天然水の供給源で、ポルトガルの言い伝えには「リラウの水を飲んだ者はマカオを決して忘れない」とあります。

巨大なガジュマルの木が目印です。


★ルート 所要時間:数分

広場内のパステルグリーンの建物の右隣りの一方通行の道へ進みます。
パステルグリーンの家の隣の建物が次の目的地です。


㉚鄭家屋敷☆

鄭家屋敷

所要時間:30分

開館時間:10~18時

費用:0 MOP

休館日:水曜日(祝日の場合開館)

中国の清の時代の思想家、実業家で文豪でもあった鄭観應の伝統的な中国家屋です。

4000㎡の敷地で部屋は60以上もあるマカオ最大級の住居で2001年に政府が買い取るまで50世帯が住んでいました。

ヨーロッパ風の灰色のレンガを使用し、インド式の真珠貝の窓枠など随所に西洋の要素も見られます。

風水も取り入れており、中庭の金木犀や真珠の窓は金運上昇の意味があります。

中庭にある円窓は家庭円満の意味があり、印象的な場所でもあります。

屋内には資料館もあり、この建物についてより深く知ることができます。


★ルート 所要時間:5分

広場に戻ったら引き続き通りを進むと左手にパステルイエローの次の目的地が見えてきます。


㉛港務局☆

港務局

所要時間:10分

開館時間:9~17時

費用:0 MOP

休館日:なし

マカオの警察を補強するためにインドのゴアから派遣されたムーア人兵士の宿舎だったところで現在は海事水務局の事務所です。

イタリア人が設計したムガール帝国の建築を反映したイスラム風の新古典様式で回廊のみ見学が可能です。

港務局の回廊


★ルート 所要時間:数分

引き続き通りを進み、分かれ道を左に進むと広場に着きます。


㉜バラ広場☆

バラ広場

所要時間:5分

今回訪れる最後の世界遺産の媽閣廟の前にある広場です。

広場内には船や航海について学べる海事博物館があります。


★広場内、左に見える中国寺院に進みます。


㉝媽閣廟☆

媽閣廟

所要時間:20分

開館時間:8~18時

費用:0 MOP

休館日:なし

海の女神である媽祖(阿媽とも)が祀られている寺院で旧暦3月23日の誕生日には祭りが催されます。

マカオの街が形成される前からある古いところで、かつてポルトガル人が上陸する際に地名を地元の人に聞いたらこの寺院の名前を聞かれたと勘違いして媽閣(マーコク)と答えたのがマカオの名前の由来です。

4つの堂と正門、中国式鳥居から成り、3つの堂に媽閣が祀られています。

最初に建てられたのは中腹にある弘仁殿で、正殿である媽閣殿には学問の神様である「文昌帝君」や健脚・俊足の神様「韋駄天」も祀られています。

旅行安全、厄払いなど多くの御利益があるパワースポットで中でも「百年夫婦樹」は夫婦やカップル円満として人気で許願球と呼ばれる赤と金の球体の中に風車があるお守りが有名です。

許願球
許願球


★ルート 所要時間:数分

道を引き返し広場から大通りに出たら右に曲がるとバス停があります。


㉞バス停:Templo Á Ma

費用:6 MOP

ここで26、60、65番線のいずれかのバスに乗りマカオタワーに向かいます。


★ルート 所要時間:5分

マカオタワーのバス停Torre De Macau(澳門旅遊塔)で降ります。


㉟マカオタワー

マカオタワー

所要時間:20分

開館時間:10~19時
(土日は20時まで)

費用:195 MOP

休館日:なし

高さ338mあるタワーでマカオの億万長者スタンレー・ホーがニュージーランドのオークランドにあるスカイタワーに感銘を受けてマカオにもタワーを作ろうと思ったのがきっかけです。

オークランドのスカイタワーについてはこちらをご覧ください。

デザインはラスベガスにあるストライトスフィアと同じものを採用しています。

4階建てで地下2階あるショッピングセンターにあり、タワー上るには案内板に従って一度地下1階に行く必要があります。

223m地点にある展望台からはマカオを一望することができ、61階からのバンジージャンプはギネスに認定されています。

他にもタワーの外側を歩けるスカイ・ウォークやタワークライミングなど様々なアクティビティもあります。

展望台のチケットは公式ホームページから買うこともできますが、こちらのサイトからだと安い上に日本語で購入できるのでオススメです。

マカオタワー予約サイト
https://www.klook.com/ja/activity/506-macau-tower-macau

事前購入の場合は受付でバウチャーを提示してください。

マカオタワーからの景色


タクシーもしくはバスにて宿泊先へ帰ります。


ホテルを取るならどこ?

マカオは東洋のラスベガスと呼ばれるほどゴージャスなホテルがたくさんあり、しかも格安で止まることができます。

ホテルが集中しているマカオ半島のアラマル広場や南に橋を渡った先のエリアがオススメです。

【ホテル予約はこちら】

Hotels.com

ホテル情報ならばこちらが多いです。
キャンセル料無料のところが多いのも嬉しいです。

エクスペディア

お得なホテル情報が多数掲載されており、いろいろな国の人のコメントも見られます。
こちらも航空券と一緒に予約できます。


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