江ノ島
・龍と女神の伝説が残る場所
・名物のしらす丼
【島の説明】
江ノ島は鎌倉にある島で人気観光スポットの一つです。かつては宗教的な修行の場所でしたが、江戸時代には景勝地として観光スポットとなりました。江ノ島神社を始め、展望台のシーキャンドルなど魅力的な観光スポットを網羅できるモデルコースをここでは紹介します。
【オススメ度】
★★★★★
【所要時間】
4時間
【費用】
1400円
【疲れやすさ】
★★★★☆
鎌倉観光はこちらもチェック!!
観光ルート
地図左上の四角いマークを押すと観光スポット一覧が見られます。
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また、サイドバーの目次からこの地図にすぐ戻ることができます(スマートフォンの場合は画面下のメニューより「目次」を選択してください)。
【拡大図】
ナビゲーション
【スタート】①江ノ島駅
★ルート 所要時間:20分
駅前の通りを直進し、橋を渡ると江ノ島に着きます。
そのまま仲見世通りに入るとお土産屋さんがたくさん並んでいます。
さらに進むと神社に着きます。
★ルート 所要時間:10分
神社を出ると中津宮公園に出るので右に進みます。
道なりに進み階段を上ると中津宮が見えてきます。
なお公園内に2つ目の江ノ島エスカーがあります。
★ルート 所要時間:5分
中津宮を出たら引き続き道を進み階段を上りきると頂上に着きます。
この途中に3つ目の江ノ島エスカーがあります。
頂上を進むと右手にゲートがあるのでその先に進みます。
★ルート 所要時間:数分
庭園内にある塔に行きます。
★ルート 所要時間:10分
庭園を出て右に曲がりすぐ右に曲がると細い下りの階段があるので道なりに進みます。
そのまま進むと飲食店などのお店のある通りに入り、さらに進むと正面に神社が見えてきます。
★ルート 所要時間:15分
引き続き通りを進むと岩場に出ます。
さらに進むと洞穴に着きます。
★ルート 所要時間:10分
岩屋を出て道を引き返したら岩場を出るところで階段を上らずに階段を下って岩場の道を進むと船着き場に出ます。
★ルート 所要時間:10分
船を降りたら来た道を通って駅に戻ります。
江ノ島駅
【スタート】
①江ノ島駅
ここでは江ノ島電鉄で紹介していますが、江ノ島へは以下の3つの駅から行くことができます。
・江ノ島電鉄:江ノ島駅
・湘南モノレール:湘南江の島駅
・小田急江ノ島線:片瀬江ノ島駅
距離としては片瀬江ノ島駅が一番近く、駅も竜宮城のようになっています。
★ルート 所要時間:20分
駅前の通りを直進し、橋を渡ると江ノ島に着きます。
そのまま仲見世通りに入るとお土産屋さんがたくさん並んでいます。
さらに進むと神社に着きます。
江の島エスカー
江ノ島は上り道が多いため江の島エスカーと呼ばれるエスカレーターが3カ所あります。
その1つ目は仲見世通りを抜けて鳥居が見えたところ左手にあります。
場所と料金は以下の通りです。
区間 | 料金 | |
1区 | 鳥居~辺津宮 | 200円 |
2区 | 辺津宮~中津宮 | 180円 |
3区 | 中津宮~頂上 | 100円 |
全区間共通券は360円です。
名前がエスカレーターではなくエスカーなのは上りのみのためです。
江ノ島電鉄が頂上に江ノ島シーキャンドルなど観光スポットを作ったはいいものの階段では人が来なかったので作られました。
ちなみに国内初の屋外エスカレーターで当初は地域住民の反対もありましたがトンネル式にすることで同意を得ました。
これにより1区では海をテーマとした映像を見ることができます。
②江島神社 辺津宮
所要時間:30分
費用:0円
開館時間:8時半~17時
休館日:なし
神道における日本三大弁財天の一つである江ノ島神社は辺津宮、中津宮、奥津宮の3つからなり、航海の安全を担う宗像三女神がそれぞれ祀られています。
この辺津宮は下の宮とも呼ばれており、宗像三女神の三女である田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)が祀られています。
また境内の奉安殿には源頼朝が奉納した勝運守護の神である八臂弁財天と日本三大弁財天で音楽芸能の神である妙音弁財天の二柱の弁財天が祀られています。
他にも銭洗白龍王ではお金を清めることで金運アップのご利益があります。
また御神木である大銀杏は2つの幹が1つの根で結ばれていることから縁結びのパワースポットとして知られており、ピンク色の絵馬に囲まれています。
江島縁起
江ノ島神社は宗像三女神を祀る前は弁財天を祀っていました。
この弁財天には江ノ島が生まれた伝説である江島縁起と深いかかわりがあります。
かつて鎌倉には5つの頭を持つ龍が悪さをしていました。
352年に天地が激しく揺れた後、弁財天こと天女が舞い降り島ができました。
龍は天女に一目惚れしプロポーズをしますが悪行を理由に断られました。
それでも諦められなかった龍はこれからは悪いことはしないで善行をすると誓い結ばれたのでした。
なお、弁財天が天から舞い降りてきたときに連れてきた十五童子も辺津宮の奉安殿に祀られています。
★ルート 所要時間:10分
神社を出ると中津宮公園に出るので右に進みます。
道なりに進み階段を上ると中津宮が見えてきます。
なお公園内に2つ目の江ノ島エスカーがあります。
③江島神社 中津宮
所要時間:15分
費用:0円
開館時間:8時半~17時
休館日:なし
上の宮と呼ばれる2つ目の江島神社には宗像三女神の次女である市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)が祀られています。
853年に慈覚大師が最初に建て、1689年に五代目将軍である徳川綱吉が本殿などの社殿を再建しました。
美人祈願でも知られており、よくばり美人絵馬やお守りなどユニークなものがあります。
★ルート 所要時間:5分
中津宮を出たら引き続き道を進み階段を上りきると頂上に着きます。
この途中に3つ目の江ノ島エスカーがあります。
頂上を進むと右手にゲートがあるのでその先に進みます。
④江の島サムエル・コッキング苑
所要時間:20分
費用:0円
(イベント時17時以降は450円)
開館時間:9~20時
休館日:なし
江ノ島の頂上にある庭園です。
明治時代にイギリスの貿易商のサムエル・コッキングが作ったところでレンガを基礎としています。
彼が持ち込んだ植物があり、当時は東洋一の規模の温室がありましたが現在は彼の資料館となっています。
他にもカフェやショップなどがあり鎌倉を望むこともできます。
★ルート 所要時間:数分
庭園内にある塔に行きます。
⑤江ノ島シーキャンドル
所要時間:15分
費用:500円
開館時間:9~20時
休館日:なし
高さ59.8mの江ノ島を象徴する塔です。
展望台に行けば41.75m地点からの景色を一望できます。
★ルート 所要時間:10分
庭園を出て右に曲がりすぐ右に曲がると細い下りの階段があるので道なりに進みます。
そのまま進むと飲食店などのお店のある通りに入り、さらに進むと正面に神社が見えてきます。
⑥江島神社 奥津宮
所要時間:15分
費用:0円
開館時間:8時半~17時
休館日:なし
江ノ島神社の本宮であり宗像三女神の長女の多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)が祀られています。
この後訪れる江ノ島神社発祥の地である岩屋は8月になると海水が入ってしまうためかつて4~10月はここに御神体を移していました。
拝殿の天井をのぞき込むと亀の絵を見ることができます。
これは八方睨みの亀と呼ばれるもので、どこから見てもこちらを睨んでいるように見える江戸時代の絵師が描いたものです。
また隣には江島縁起に出てきた龍にちなんで龍宮(わだつみのみや)がありますが、ここがちょうど岩屋本宮の真上に位置します。
★ルート 所要時間:15分
引き続き通りを進むと岩場に出ます。
さらに進むと洞穴に着きます。
⑦江の島岩屋
所要時間:30分
費用:500円
開館時間:9~17時
休館日:なし
波の浸食によってできた洞窟で、江ノ島神社の弁財天は最初ここに祀られていました。
大きく分けて2つの洞窟があり、第一岩屋(152m)ではロウソクを受け取り暗闇の中を進む冒険のような体験ができます。
奥にはこの地で修業した日蓮上人が寝ているように見える波の力で自然にできた石があります。
また、富士山麓に続くという氷穴もあります。
一旦外に出て第二岩屋に向かう途中には亀の姿に似た亀岩があります。
第二岩屋(56m)には綺麗な灯篭が道を照らし、その奥には龍の像があります。
この龍の前で音を立てるととあることが起きますが、それは行ってのお楽しみです。
★ルート 所要時間:10分
岩屋を出て道を引き返したら岩場を出るところで階段を上らずに階段を下って岩場の道を進むと船着き場に出ます。
⑧江の島遊覧船べんてん丸
所要時間:10分
費用:400円
開館時間:11~15時
休館日:12~2月の平日、悪天候時
岩場から橋を渡った先まで運んでくれる船です。
これに乗れば短時間で景色を堪能しながら帰ることができます。
★ルート 所要時間:10分
船を降りたら来た道を通って駅に戻ります。
【ゴール】
江ノ島駅
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