京都
・紅葉の絶景スポットのお寺
・1000の千手観音がある三十三間堂
【町の説明】
古くからの歴史が残る京都には寺院が数多くあり、有名な観光スポットを巡るだけでも一日では回り切れません。ここでは京都駅周辺とその南にある有名な観光スポットを回るモデルコースを紹介します。
【オススメ度】
★★★★☆
【所要時間】
5時間半
(伏見山を上る場合は+2時間)
【費用】
3920円
【疲れやすさ】
★★★★★
観光ルート
ナビゲーション
【スタート】①京都駅
★ルート 所要時間:10分
京都駅からJR奈良線、奈良行きの電車に乗り稲荷駅で降ります(運賃150円)。
駅を出ると目の前に大きな赤い鳥居があるので進みます。
★ルート 所要時間:15分
稲荷駅からJRの京都駅行きに乗り東福寺駅で降ります(運賃150円)。
駅から通りに出たら右に進み、高架下を抜けたら左の道に進みます。
交差点に着いたら右に進み、突き当りを左に曲がって道なりに進みます。
勝林寺の入口のところを右に曲がり直進して屋根のある橋を渡ったら左手に門が見えてきます。
★ルート 所要時間:30分
来た道を引き返し、大通りに出たら左でなく右に曲がって赤十字病院前にあるバス停の東福寺からバスに乗ります(運賃230円)。
202、208番線の場合は東寺南門前で、207番線の場合は九条大宮で降りて五重塔があるお寺に行きます。
★ルート 所要時間:10分
東寺の北西の門から出て左に進み、バス停の東寺東門前(四条行き)から18番線、特18番線、特71番線、207番線のバスに乗り七条大宮・京都水族館前で降ります(運賃230円)。
バスを降りたらバスの進行方向に進みすぐ近くの交差点を右に曲がり、1ブロック先の交差点を左に曲がると左手にお寺の門が見えてきます。
★ルート 所要時間:15分
西本願寺を出て右に曲がり交差点を左に進みます。
3つ目の信号の烏丸七条で左に曲がると次のお寺が見えてきます。
★ルート 所要時間:10分
東本願寺を出て右に曲がり先ほどの交差点を左に進みバス停の烏丸七条から208番か206番のバスに乗ります(運賃230円)。
博物館三十三間堂前で降りてT字路を右に曲がると入口があります。
★ルート 所要時間:10分
再び博物館三十三間堂前のバス停に戻り、先ほどとは反対方向の京都駅行きのバスに乗ります(運賃230円)。
どの路線のバスでも京都駅に行きます。
京都駅
地図左上の四角いマークを押すと観光スポット一覧が見られます。
右上端の拡大ボタンをスマートフォンで開くとGoogleマップ上に位置情報と一緒にこのモデルコースが表示されます。
また、サイドバーの目次からこの地図にすぐ戻ることができます(スマートフォンの場合は画面下のメニューより「目次」を選択してください)。
【スタート】
①京都駅
★ルート 所要時間:10分
京都駅からJR奈良線、奈良行きの電車に乗り稲荷駅で降ります(運賃150円)。
駅を出ると目の前に大きな赤い鳥居があるので進みます。
②伏見稲荷大社
所要時間:40分
費用:0円
開館時間:24時間
休館日:なし
全国およそ3万社ある稲荷の総本宮です。
赤い鳥居がずらりと並んでトンネルのようになった千本鳥居が有名です。
実際には1万以上の鳥居があり、こんなにも多い理由は鳥居を奉納することで願いが「通る」と言われているためです。
現在も鳥居は奉納することができ、サイズによって30万~189万円と値段が異なります。
祀られている稲荷大神は本殿背後にある稲荷山に711年2月の初牛の日に鎮座されたと言われています。
本殿には5つの社があり、それぞれ異なった名前の神様が祀られていますが、そのすべてが稲荷大神を示しています。
稲荷という言葉は元々は稲によって天地の霊徳を象徴した古語である伊奈利から来ており、現在の稲荷という漢字になったのは、その昔泰氏族が餅を的にして矢を射ると餅が白鳥になってこの地に降り立って稲になった話から来ています。
そういったことから五穀豊穣のご利益がありますが、現在は商売繫盛や家内安全、交通安全などのご利益もあります。
稲荷と言えばキツネの像を見かけますが、これは神の使い=眷属で目に見えない存在のため透明ということで白いキツネとして表現されます。
本殿背後には神域である稲荷山があり、その入口近くに先ほど紹介した千本鳥居があります。
その先も道が続きますが標高233mの山を上ることになります。
往復でさらに2時間はかかるので、時間と体力がある方は歩きやすい服装で行きましょう。
千本鳥居を抜けた先にある奥社参拝所にはおもかる石があります。
これは願い事をしながら石を持ち上げ、軽いと感じたならば願いは叶い、重いと感じたならば叶わないと言われています。
さらに道を進むと分かれ道がありますが、どちらもゴールである一ノ峰に続いており、一周することをお山めぐりと言います。
道の途中にはお塚と呼ばれる石がたくさんあります。
これは個々人が自分の信仰による神様の名前を刻んだもので、数万個もあると言われています。
★ルート 所要時間:15分
稲荷駅からJRの京都駅行きに乗り東福寺駅で降ります(運賃150円)。
駅から通りに出たら右に進み、高架下を抜けたら左の道に進みます。
交差点に着いたら右に進み、突き当りを左に曲がって道なりに進みます。
勝林寺の入口のところを右に曲がり直進して屋根のある橋を渡ったら左手に門が見えてきます。
③東福寺
所要時間:40分
費用:1100円
開館時間:9~16時
(11月は8時半から、12~3月末は15時半まで)
休館日:なし
摂政の九修道家が建てた京都最大規模のお寺で、京都五山第4位でもあります。
奈良の東大寺と興福寺並みの大きなお寺を作ろうということでそれぞれの文字を一文字名前に取り入れています。
本堂と開山堂を結ぶ屋根付きの通天橋から眼下に広がる紅葉が有名で、紅葉の時期は通天橋と開山堂は特別料金になります。
この通天橋の他に来るときに渡った臥雲橋と偃月橋があります。
方丈は四方が庭園で囲まれた珍しいものになっており東西南北異なる様式を取っているのが特徴です。
北:市松模様
西:大市松模様
南:石組み
東;北斗七星を表現した石柱
三門は国宝に指定されており、現存する禅寺の中では最古の三門です。
開山堂は寺院の創設者である円爾弁円が非公開ですが祀られています。
上層部には伏見人形のルーツである布袋和尚坐像があります。
★ルート 所要時間:30分
来た道を引き返し、大通りに出たら左でなく右に曲がって赤十字病院前にあるバス停の東福寺からバスに乗ります(運賃230円)。
202、208番線の場合は東寺南門前で、207番線の場合は九条大宮で降りて五重塔があるお寺に行きます。
④東寺
所要時間:30分
費用:1000円
開館時間:9~17時
休館日:なし
平安京が遷都してきたときに作られたお寺で日本で最初の密教寺院でもあります。
遷都してきたときは西寺もあり、東西の王城の守りとしてありましたが現在は東寺のみとなりました。
後に空海(弘法大師)に託したことで真言密教のお寺になりました。
主な見どころは以下の通りです。
五重塔:
一番有名な建物で国宝に指定されており、54.8mと日本一高いの木造建築物です。
中には弘法大師が唐から持ち帰った仏の遺物が収められています。
過去に4回落雷などで焼失し、現在の塔は1644年に徳川家康が寄贈したものです。
年に数回内部の一部を公開する日があります。
金堂:
こちらも国宝に指定されており、最初に建築に取り掛かった建物です。
薬師如来坐像が祀られており、台座に如来を守り願いをかなえる十二神将が祀られています。
講堂:
密教の教えを説くために境内の中央にある建物で立体曼荼羅こと羯磨曼荼羅(かつままんだら)が中にあります。
通常曼荼羅とは密教の教えを図で伝えるものですが、この立体曼荼羅は図にある21体の仏を像にして配置したものです。
食堂(じきどう):
僧が生活の中に修業を見出すための場所で現在は写経ができます。
昔は千手観音像と四天王像を祀っていたことから観音堂と呼ばれています。
現在は十一面観音菩薩と四天王像を祀っています。
宝物館:
食堂で昔祀っていた千手観音像や西寺にあった地蔵菩薩などを展示する博物館ですが、3/20~5/25、9/20~11/25やイベント時のみ見学可能です(入場料500円)。
御影堂(大師堂):
かつて弘法大師の住居だった建物で国宝に指定されています。
境内の北西にあるため西院とも呼ばれており、前堂と後堂で構成されます。
前堂には弘法大師坐像が、後堂には不動明王像(非公開)があります。
どちらの像も国宝に指定されており、前堂では毎朝6時に朝食を捧げる生身供が行われ、毎月21には弘法市として法要が行われます。
観智院:
当時の研究室のようなところで東寺に関する文書が多数ここで作られました。
ここの客殿も国宝に指定されており、上段の間には宮本武蔵が描いた鷲の図と竹林の図があります。
★ルート 所要時間:10分
東寺の北西の門から出て左に進み、バス停の東寺東門前(四条行き)から18番線、特18番線、特71番線、207番線のバスに乗り七条大宮・京都水族館前で降ります(運賃230円)。
バスを降りたらバスの進行方向に進みすぐ近くの交差点を右に曲がり、1ブロック先の交差点を左に曲がると左手にお寺の門が見えてきます。
⑤西本願寺
所要時間:30分
費用:0円
開館時間:5時半~17時
休館日:なし
京都駅北側にあるお寺で古都京都の文化財としてユネスコ世界遺産に登録されています。
浄土真宗の祖である親鸞の廟を娘や弟子たちが京都の東山の大谷に建てたのが始まりです。
当初は大谷廟堂と呼ばれていましたが1321年に本願寺と名称を変えました。
しかし他の宗派の襲撃を受けるなどして福井、滋賀、和歌山など転々とし、最終的に豊臣秀吉により1591年に大阪から今の場所に移動しました。
名前に西がついているのはこの後訪れる東本願寺が後からでき、区別するためです。
ここでは数ある施設の中で国宝に指定されているものを紹介します。
阿弥陀堂:
南北45m、東西42m、高さ25mの巨大穴お堂で阿弥陀如来坐像が祀られています。
御影堂:
親鸞の木像が祀られており、南北62m、東西48m、高さ29mと阿弥陀堂よりも大きいです。
なお、阿弥陀堂と建物は繋がっています。
唐門:
南側にある門で、桃山文化の豪華な極彩色の装飾が特徴です。
その美しさに見とれて日が暮れるのも忘れてしまうことから日暮門とも呼ばれています。
書院:
桃山時代の書院造りのたてもので対面所と白書院で別れています。
能舞台:
書院と隣接している建物で、南北2つの舞台があります。
北舞台は現存最古の能舞台で、南舞台は親鸞の降誕祭の時に舞踊が披露されます。
飛雲殿:
金閣、銀閣に並ぶ京都三大名閣の一つです。
通常は非公開ですが、3階建ての階層は上に行くほどサイズが小さくなっていきます。
柱が細く、障子が多くて雲のように見えることからこの名がつけられました。
★ルート 所要時間:15分
西本願寺を出て右に曲がり交差点を左に進みます。
3つ目の信号の烏丸七条で左に曲がると次のお寺が見えてきます。
⑥東本願寺
所要時間:30分
費用:0円
開館時間:5時50分~17時半
(11~2月は6時20分~16時半)
休館日:なし
真宗本廟とも呼ばれるお寺で、西本願寺ができた後もそこを管理する一族の教如上人が活動を続けた結果、徳川家康からこの土地をもらいできたのが東本願寺です。
主な見どころ(国の重要文化財)は以下の通りです。
御影堂:
親鸞の御真影(肖像)が祀られているお堂で、正面76m、側面58m、高さ38mと世界最大級の木造建築物です。
927畳もある広さで、1895年に再建し、2011年に改修工事が施されました。
阿弥陀堂:
阿弥陀如来が祀られているお堂です。
正面52m、側面47m、高さ29mとこちらも巨大で、内陣は柱から天井に至るまで金色で密教の阿弥陀経を再現しています。
御影堂門:
大通りから噴水の背後に見える高さ27mの門で、木造の三門の中では世界最大級、木造二重門としては日本一の高さです。
阿弥陀堂門:
豪華な装飾の唐門で1911年に再建したものが残されています。
★ルート 所要時間:10分
東本願寺を出て右に曲がり先ほどの交差点を左に進みバス停の烏丸七条から208番か206番のバスに乗ります(運賃230円)。
博物館三十三間堂前で降りてT字路を右に曲がると入口があります。
⑦三十三間堂
所要時間:40分
費用:600円
開館時間:8時半~17時
(11~3月は9~16時)
休館日:なし
千手観音こと蓮華を祀るお堂で、1001体の千手観音立像があることで有名です。
これほどまでに数が多いのはインドでは1000は無限を表す数字であり、これほど多くあれば徳を得られ、救いを得られると考えたためです。
元々は後白河上皇の法住寺の離宮として平清盛が1164年に建てたのが始まりで、一度焼失しますが足利義教により修復されました。
豊臣秀吉も彼らの栄光にあやかろうと土塀を作り、現在では太閤塀として国の重要文化財に指定されています。
三十三間堂の名前の由来は本堂の内陣に33の柱間があったことですが、この数字は偶然ではなく観音が33の姿に変化することで人々を救済したという話から来ています。
そんな千手観音坐像(国宝)が日本一長い木造建築である南北120mのお堂の中央に座しています。
高さ3.35m、42本の手を持っており、その前を眷属の二十八部衆(国宝)や祇園にある建仁寺の風神雷神図屛風のモデルになった風神雷神像(国宝)が並べられています。
その左右にそれぞれ50体の千手観音立像が10列と中央の坐像背後に1体で合わせて1001体あります。
平安時代から残されているものは124体のみで、残りは作り直されたものです。
それぞれ表情が異なっており、会いたい人の像を見つけられるとも言われています。
堂内は撮影禁止なのでこの目でじっくり見て会いたい人を探してみましょう。
★ルート 所要時間:10分
再び博物館三十三間堂前のバス停に戻り、先ほどとは反対方向の京都駅行きのバスに乗ります(運賃230円)。
どの路線のバスでも京都駅に行きます。
【ゴール】
京都駅
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