名古屋
・世界最大のプラネタリウム
・三種の神器の一つが祀られる熱田神宮
【町の説明】
愛知県の県庁所在地である名古屋市は織田信長や徳川家康といった名だたる戦国武将と所縁がある町です。また三種の神器の一つである草薙の剣は熱田神宮に祀られており、実は寺院の数は愛知県が京都府よりも多いです。ここでは歴史的に有名な観光スポットと繫華街の栄や大須の見どころをおさせたモデルコースを紹介します。
【オススメ度】
★★★★★
【所要時間】
7時間半
【費用】
3750円
【疲れやすさ】
★★★★☆
観光ルート
ナビゲーション
【スタート】①名古屋駅
★ルート 所要時間:30分
地下鉄東山線の藤が丘行きに乗り栄駅で名城線右回りに乗り換えます(運賃240円)。
名古屋城前駅で降りて7番出口から地上に出るとお店が並ぶエリアに出るのでそのまま道なりに進むとお城に着きます。
★ルート 所要時間:5分
地下鉄に戻り、名城線左回りの1駅次の久屋大通駅で降ります(運賃210円)。
地上に出るとテレビ塔が見えるので進みます。
★ルート 所要時間:10分
テレビ塔を出たら左に進んで横断歩道を渡ると右手にガラス張りの大きな屋根が見えるので進みます。
★ルート 所要時間:20分
オアシス21の地下から案内図に従って地下鉄に行き、東山線名古屋方面に乗って1駅隣の伏見駅で降ります(運賃210円)。
5番出口から地上に出たらそのまま道なりにしばらく真っすぐ進むと左手に公園が見えてくるので、公園に入らずに左に進むと右手に巨大な球体がある建物に着きます。
★ルート 所要時間:15分
科学館を出て大きなグラウンドがある白川公園を通り抜け、大通りに出たら右に曲がって交差点で横断歩道を渡り直進します。
しばらく直進すると左手に寺院が見えるので中に入ります。
★ルート 所要時間:数分
境内を通り抜けると商店街に入ります。
★ルート 所要時間:数分
ABCマートが左前方にある交差点を左に曲がると左手にお寺が見えてきます。
★ルート 所要時間:30分
元の道に戻り商店街を抜けて大通りに出たら右手にある地下鉄上前津駅に向かいます。
名城線左回りに乗り熱田神宮西駅で降ります(運賃240円)。
2番出口から地上に出てそのまましばらく道を直進すると歩道橋を過ぎた先、左手に鳥居があるのでその先に進みます。
★ルート 所要時間:20分
東の門から外に出たら左に進み歩道橋を渡って左に進むと名鉄神宮前駅に着きます。
ここから名古屋方面の電車に乗って名古屋駅に戻ります(運賃250円)。
名古屋駅
地図左上の四角いマークを押すと観光スポット一覧が見られます。
右上端の拡大ボタンをスマートフォンで開くとGoogleマップ上に位置情報と一緒にこのモデルコースが表示されます。
また、サイドバーの目次からこの地図にすぐ戻ることができます(スマートフォンの場合は画面下のメニューより「目次」を選択してください)。
【スタート】
①名古屋駅
★ルート 所要時間:30分
地下鉄東山線の藤が丘行きに乗り栄駅で名城線右回りに乗り換えます(運賃240円)。
名古屋城前駅で降りて7番出口から地上に出るとお店が並ぶエリアに出るのでそのまま道なりに進むとお城に着きます。
②名古屋城
所要時間:1時間
費用:500円
開館時間:9~16時半
休館日:なし
名古屋の人気観光スポットの一つで、屋根の上にある金のシャチホコが有名です。
元々は室町時代に那古野城があったところに徳川家康が建てました。
実際に住んでいたのは家康ではなく徳川義直を始めとする尾張藩主で約260年続きました。
元来尾張の拠点は清洲城でしたが、水害などの危険性からここに移動し、1612年に完成しました。
移動の際には清州から町ごと引っ越し、碁盤のような区画の城下町を作り、それが今の名古屋の町の形にもつながっています。
明治時代には軍の管轄になり皇族が泊まる離宮となった時期もありましたが1930年に名古屋市の手に戻りました。
その後城郭としては日本最初の旧国宝になり1931年に一般公開されましたが1945年の空襲で焼失してしまい、天守閣は鉄筋コンクリートで作り直されました。
現在天守閣はさらなる改修のため中に入ることはできませんが、日本三名城の一つに挙げられ、地上5階地下1階の造りで高さは土台含めて55.6mとビル18階相当、床面積は合計4424.5㎡と史上最大規模を誇ります。
有名な金のシャチホコは1612年にお城ができたときに徳川家康の支配力や尾張徳川家の権威を示すために作られました。
2つあるシャチホコはそれぞれ性別が異なり、北はサイズが大きい雄、南はうろこが多い雌です。
1870年に一度宮内庁の手に渡り、日本中の博覧会やウィーンで開かれた万国博覧会で展示されましたが住民たちの声により1879年に戻されました。
しかし1945年の空襲で失われてしまったため、現在のものは2代目です。
本丸御殿は空襲で失われてからそのままでしたが、2018年に復元が完了し見学が可能となりました。
本来は尾張藩主の住居であり仕事を執り行うところでしたが、初代藩主が二ノ丸御殿に移ったことで徳川将軍専用の宿舎となりました。
部屋の格式や用途によって内装の造りや装飾が異なる武家風書院造を採用しており、正式の謁見の場であった表書院は金屛風が使われた豪華絢爛な内装で最も格式が高い場所であることが分かります。
また、徳川家光の滞在の為に作られた上洛殿は狩野探幽が手がけた作品がいくつもありこちらも劣らず豪華な内装をしているので必見です。
他にも以下のような見どころがあります。
二之丸庭園:
二之丸御殿の北側にある約3㎢の庭園で、場内御殿の庭としては日本一の広さを誇ります。
初代藩主の徳川義直のころから整備が行われ、10代目徳川斉朝により拡張が行われ、茶屋などが設けられました。
西の丸御蔵城宝館:
名古屋城の歴史を紹介する資料館です。
本来は名古屋城の内部で見られたものが改修に伴いこちらで見ることができます。
本丸御殿の障壁画などの所蔵品を展示しています。
金シャチ横丁:
名古屋城のお堀周りにある2つの横丁でお土産屋さんや飲食店が並びます。
地下鉄出口すぐにあったものは宗春ゾーンと呼ばれる新しいものを中心に取り扱ったエリアで、正門近くにある義直ゾーンは伝統的なものを中心に扱っています。
おもてなし武将隊:
戦国武将たちに毎日城内で会うことができます。
土日祝には演武も行われます。
★ルート 所要時間:5分
地下鉄に戻り、名城線左回りの1駅次の久屋大通駅で降ります(運賃210円)。
地上に出るとテレビ塔が見えるので進みます。
③中部電力 MIRAI TOWER
所要時間:30分
費用:1300円
開館時間:10~21時
休館日:なし
繫華街の栄エリアの中央にある久屋大通公園にあるテレビ塔です。
1954年に東京タワーやさっぽろテレビ塔を手掛けたのと同じ内藤多仲さんが設計しました。
高さ180mの日本初の集約電波塔で当時は東洋のエッフェル塔とも呼ばれていました。
2019年に全体改修工事が行われ、名称も名古屋テレビ塔から現在のものに中部電力との提携もあったことから2021年に変更しました。
2022年にはタワーでは日本初の国の重要文化財に指定されました。
重心が低くどっしりとした外見なのはこの真下に地下鉄が後から通ることから工事に耐えられるようにしたためです。
展望台は2つあり、屋内展望台のスカイデッキは90mに位置し、名古屋の町並みだけでなくプロジェクションマッピングを見ることもできます。
もう一つの展望台であるスカイバルコニーは100m地点にあり、屋外にあるのでさらに迫力があります。
3階にはカフェやグッズショップがあり、4~5階にはホテルが入っています。
★ルート 所要時間:10分
テレビ塔を出たら左に進んで横断歩道を渡ると右手にガラス張りの大きな屋根が見えるので進みます。
④オアシス21
所要時間:30分
費用:0円
開館時間:6~23時
休館日:なし
巨大なガラス張りの天井が目印の複合施設です。
この屋根は水の宇宙船と呼ばれており上に上ることができます。
高さ14mの展望台で夜のライトアップも人気です。
地上階の緑の大地はバスターミナルや憩いの場として使われます。
地下は銀河の広場と呼ばれており、多目的スペースやお店が並びます。
★ルート 所要時間:20分
オアシス21の地下から案内図に従って地下鉄に行き、東山線名古屋方面に乗って1駅隣の伏見駅で降ります(運賃210円)。
5番出口から地上に出たらそのまま道なりにしばらく真っすぐ進むと左手に公園が見えてくるので、公園に入らずに左に進むと右手に巨大な球体がある建物に着きます。
⑤名古屋市科学館
所要時間:1時間
費用:800円
開館時間:9時半~17時
休館日:月曜日、第三金曜日、12/29~1/3
生物や科学について学ぶことができる科学館です。
市政70周年記念事業として1962年にでき、2011年に改修工事を経てリニューアルしました。
中でも一番の目玉は内径35mある世界最大のプラネタリウムであるブラザーアースです。
二つの建物の間にたたずむ巨大な球体の上半分がプラネタリウムとなっており、ギネス記録にも登録されています。
各席が独立して離れたリクライニングシートでゆったりとしながら毎月異なるテーマで解説員が素敵な星空を見せながら天体について教えてくれます。
夏休みや年末年始などは席が埋まってしまうため、あらかじめホームページから予約するのがおすすめです。
名古屋市科学館ホームページ
https://ticket.ncsm.city.nagoya.jp/
球体の下半分は天文館として宇宙に関する解説やリニューアル前まで使われていたプラネタリウム投影機などを見ることができます。
他にも理工館、生命館があり、高さ9mの竜巻ができる様子を見ることができたり体験を通じて様々なことを知るのでじっくり見ると3~4時間はかかります。
中でも大型テスラコイルを使った120万ボルトを体験する放電ラボや-30度の世界を体験できる極寒ラボなどは人気で整理券が必要となるので早めに受け取る必要があります。
★ルート 所要時間:15分
科学館を出て大きなグラウンドがある白川公園を通り抜け、大通りに出たら右に曲がって交差点で横断歩道を渡り直進します。
しばらく直進すると左手に寺院が見えるので中に入ります。
⑥大須観音
所要時間:30分
費用:0円
開館時間:6~19時
休館日:なし
日本三大観音の一つに数えられる有名なお寺です。
元々は岐阜県羽島市大須にあった中島観音が発祥で、後醍醐天皇の命でそこに北野天満宮が建てられました。
開山の能信はここに何を祀ればいいか伊勢神宮に100日こもって考えていたところ観世音がいいと夢のお告げを受けます。
その時に見たのと同じ姿形の大阪の四天王寺の観世音菩薩を移しました(大阪の四天王寺についてはコチラ)。
そして1612年に徳川家康の命で現在の場所に移されました。
その後火災や空襲によって焼失したので現在のものは1970年に建て直したものです。
大須観音では現存最古の古事記が国宝に登録されており、大正琴発祥の地でもあります。
毎年2月3日の節分ではここで豆まきをしてから宝船に乗った七福神が栄の町を行列します。
寺宝に鬼面があることから豆まきの時は鬼は外は禁句で福は内だけ言います。
境内にある鐘楼堂は地元婦人会を中心に女性のみで寄進したことから女人梵鐘と呼ばれており、子供の成長を祈る母の愛の鐘と言われています。
毎月18日と28日には境内で骨董市が開かれます。
★ルート 所要時間:数分
境内を通り抜けると商店街に入ります。
⑦大須商店街
所要時間:40分
秋葉原、日本橋に並ぶ日本三大電気街と呼ばれている商店街です。
9つの商店街から構成されており、合計約400店舗、周囲も含めた地区全体だと約1200店舗あります。
江戸時代に大須観音が移されたことで周囲に多くの寺社が作られ、その参拝者向けにお店や宿ができました。
その結果、幕末から第二次世界大戦までは日本三大繫華街として栄えました。
空襲の被害からどうにか復興したもののデパートやテレビなどの時代の波に乗れずに衰退しますが、名城大学の助教授と学生が手がけたイベントや地下鉄の開通、秋葉原から電気店やパソコン専門店などを誘致した結果息を吹き返しました。
こういった背景から世界コスプレサミット、大須大道町人祭など年間イベント数が多いのも特徴です。
コメ兵や矢場とん、青柳ういろうなど地元の大手企業の本社や本店を始め様々な飲食店や古着屋やセレクトショップなどが多いのも特徴です。
これは高齢化により閉めた店と出店したい若者をマッチングするシステムを取り入れているためで、今では出店したい数が多く民家を改装することでそのエリアはさらに広がっています。
大須商店街ふれあい広場には高さ2.2mの巨大招き猫があり、左前脚を挙げていることから人を招くメス猫です。
★ルート 所要時間:数分
ABCマートが左前方にある交差点を左に曲がると左手にお寺が見えてきます。
⑧亀嶽林 萬松寺(万松寺)
所要時間:10分
費用:0円
開館時間:10~18時
休館日:なし
商店街の中にあるお寺です。
地上5階、地下1階のビルですが織田信長の父である織田信秀が織田家の菩提寺として建てました。
徳川家康は幼少期にここで3年間過ごしました。
また信秀の葬儀では織田信長が位牌に抹香を投げつけたという場所でもあり、その時の様子がからくり人形で再現されています。
このような奇行を取ったのはうつけ者として隣国の大名を油断させるためだとも言われています。
今でこそ商店街にあるビルになっていますがかつては中区錦と丸の内をまたぐ場所にあり、名古屋城を作るにあたりここに移されました。
その後1912年に土地の大部分を解放したことで大須商店街が誕生しました。
十一面観音菩薩が祀られており、他にも1階の本堂では身代不動明王や白雪稲荷が祀られています。
他の会は納骨堂など自由に出入りできるところではありませんが、3階の水晶殿は壁一面クリスタルの内装でメディアでも話題になりました。
お寺独自のキャラクターもいて有名武将が関わる歴史あるお寺である一方でモダンな要素も多く取り入れています。
★ルート 所要時間:30分
元の道に戻り商店街を抜けて大通りに出たら右手にある地下鉄上前津駅に向かいます。
名城線左回りに乗り熱田神宮西駅で降ります(運賃240円)。
2番出口から地上に出てそのまましばらく道を直進すると歩道橋を過ぎた先、左手に鳥居があるのでその先に進みます。
⑨熱田神宮
所要時間:40分
費用:0円
開館時間:24時間
休館日:なし
三種の神器の一つである草薙神剣がある神社です。
別名天叢雲剣と呼ばれており素戔嗚尊(すさのおのみこと)がヤマタノオロチを退治した時にその尾から生まれた剣と言われています。
その後日本武尊(やまとたけるのみこと)が東国で草を薙いで難を逃れたことから草薙神剣と呼ばれるようになりました。
日本武尊は剣と共に西へと進み、愛知県名古屋市緑区大高町にある火上山に剣を残し三重県で命を落としてしまいます。
彼の后である宮簀媛命(みやすひめのみこと)が熱田にこの剣を納めたのが熱田神宮の始まりです。
主祭神は草薙神剣を御神体とした天照大神(あまてらすおおみかみ)こと熱田大神です。
相殿神としては草薙神剣に関係がある次の5柱の神様で五神さまと呼ばれています。
①天照大神
②素戔嗚尊:天照大神の弟
③日本武尊
④宮簀媛命
⑤建稲種命(たけいなだねのみこと)::宮簀媛命の兄
ちなみに④と⑤は尾張氏の遠祖だと言われています。
初詣には200万人以上の参拝者が訪れる愛知県屈指の場所でもあり、約6万坪の境内には弘報大師が植えたという樹齢1000歳以上の大楠を始めとした木々が生い茂っています。
主な見どころは以下の通りです。
本殿:
1893年までは尾張造と呼ばれる独自の建築方法でしたが伊勢神宮と同じ神明造が採用されています。
中には入れず手前の拝殿にて参拝を行います。
ちなみに尾張造は日本武尊が草薙神剣を置いて行った火上山にある氷上姉子神社で今も見ることができます。
八剣宮:
別宮にあたる建物で、708年に元明天皇の命により神剣を作りここに祀ったのが始まりです。
建築様式や祭事などもすべて本殿と同じように行われています。
武士からの信仰が篤く、織田信長や徳川家康、徳川綱吉は修造を施しました。
宝物館:
皇室などからの奉納品およそ6000点を中心に展示する博物館で177点が国宝や県の文化財に指定されています。
奉納品を中心とした文化館と名刀を中心にした草薙館(剣の宝庫)の2つの建物が離れた位置にあります。
信長塀:
織田信長が桶狭間の戦いで買ったお礼に出来た土塀で約200mあります。
日本三大土塀の一つで京都の三十三間堂には豊臣秀吉が手がけた太閤塀があります。
詳しくはこちらをご覧ください。
★ルート 所要時間:20分
東の門から外に出たら左に進み歩道橋を渡って左に進むと名鉄神宮前駅に着きます。
ここから名古屋方面の電車に乗って名古屋駅に戻ります(運賃250円)。
【ゴール】
名古屋駅
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