フィレンツェ観光ルート

フィレンツェ Firenze

【街の説明】

トスカーナ州の州都。ルネッサンスの中心地とも言われ、ミケランジェロの「ダビデ像」やボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」など世界的な名作がある。街の名前の由来は花の女神フローラからきており、中世は毛織物と金融業で発展し、フィレンツェの通貨がヨーロッパの基本通貨となった時代もあった。街並みもとても美しく中心地は世界遺産にも登録されており、「天井のない美術館」とも称される。

【オススメ度】

 ★★★★★

【所要時間】

 11時間半

【費用】

 105.50€

【疲れやすさ】

 ★★★★★

【観光ルート】



【スタート】

①フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅

Firenze Santa Maria Novella

★駅前の広場に尖塔がある教会がある。その左隣の通りを進み、最初の十字路で左の一方通行の道に進む。やがて右手に広場の隣に茶色の巨大な教会が見えてくる。その広場から見ると教会の建物に「CAPPELLE MEDICEE」と書かれた扉があるので進む。徒歩10分。



②メディチ家礼拝堂

Cappelle Medicee

所要時間:40分 費用:9€

開館時間:土日月は8時45分~13時半 / 水木金は13時45分~18時半

休館日:火曜日、第一、第三、第五日曜日

サン・ロレンツォ聖堂の拡張施設として建てられた礼拝堂だが見学は聖堂とは別の入口になる。

ルネッサンス時代の実質的な支配者で後にトスカーナ大公国の君主にもなったメディチ家の指示によって作られた。

見学では「新聖具室」と「君主の礼拝堂」の二つから成り、「新聖具室」はミケランジェロが手掛けた。

「君主の礼拝堂」は歴代トスカーナ君主が眠る場所として祀られており、様々な色や種類の大理石で壁や床が装飾されて豪華な内装となっている。

特に天井画は一見の価値があるもので、新約聖書と旧約聖書について表現されている。

曜日によって営業時間が午前午後変わってしまうため午後営業の日は後から訪れる必要がある。

★引き続き通りを進み、教会に沿って右に曲がって進むと教会の入口が見えてくる。徒歩数分。



③サン・ロレンツォ聖堂

Basilica di San Lorenzo

所要時間:20分 費用:6€(④との共通券は8.50€)

開館時間:10~17時(日曜日は13時半から) 休館日:11~2月の日曜日

フィレンツェ最古の教会の一つで4世紀から存在していた。

300年間大聖堂として使われており、メディチ家の出資による増築によって②の「新聖具室」と「君主の礼拝堂」が加わった。

入口の外観(ファサード)はミケランジェロが設計を頼まれたが未完のまま現在に至る。

内装は外観とは打って変わって床や天井にまで装飾が施されている。

壁には様々な絵画が展示されており、地下礼拝堂や旧聖具室にも入ることができる。

④ロレンツォ・メディチ図書館

Biblioteca Medicea Laurenziana

所要時間:20分 費用:3€(③との共通券は8.50€)

開館時間:9時半~13時半 休館日:土日祝

サン・ロレンツォ聖堂と隣接する図書館で、サン・ロレンツォ聖堂の入口左側もしくは、サン・ロレンツォ聖堂に入ってから回廊を通って入ることができる。

メディチ家出身の君主がミケランジェロに彼らの古文書などを所蔵するための場所として作らせた。

階段の間と呼ばれる閲覧室前の場所は建築様式において特徴的なところで、階段は溶岩が流れるようなデザインが施され、壁を見ると柱が二つ並ぶ「カップルド・コラム」という様式が使われている。

この様式を使ったのはミケランジェロが初めてだと言われている。

閲覧室は教会のように椅子が並べられており、椅子の側面には目録が記されている。

ステンドグラスにはトスカーナ君主などが描かれており、古文書をいくつか見ることもできる。

★聖堂前の広場から左前の道を進み二つ目の十字路を左に曲がる。そのまま直進して小さな広場がある一つ目の十字路を直進すると右手に見えてくる。徒歩10分。



⑤アカデミア美術館

Galleria dell’Accademia

所要時間:1時間 費用:12€

開館時間:9~18時45分(土日は予約必須) 休館日:月曜日、1/1、12/25

16世紀に作られた美術館でミケランジェロのダビデ像があることで有名。

中に入ると彫刻が両サイドに並んだ部屋の先にダビデ像が見える。

高さは517mと高く、巨人との戦いで岩石を投げようと狙いを定めている様子を表している。

美術館は主に彫刻と宗教画から構成されている。

終盤には楽器の展示がある。

★来た道を引き返し同じ通りを突き当りまで直進すると大聖堂に着く。徒歩10分。



⑥サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

Cattedrale di Santa Maria del Fiore

所要時間:40分 費用:0€

開館時間:10~17時 休館日:日曜日

フィレンツェを象徴するドーム型の屋根を持つ大聖堂。

ドームの屋根は後期ルネッサンス様式を取り入れており、石積みのドームとしては世界最大である。

140年以上の歳月をかけて15世紀に完成した大聖堂の外装は白の大理石をベースに緑やピンクを用いたネオ・ゴシック様式を取り入れている。

内装は外観に比べて落ち着いたものであるがドーム内のフレスコ画の「最後の審判」は必見である。

大聖堂自体は無料で見学可能だが、ドームの上の部分のクーポラと呼ばれる展望台や中層にあるテラスへは有料で行くことができるがどちらも階段を上る必要があり、次に行くジョットの鐘楼も階段を上る必要があるので体力を考えて決めるのがオススメ。

クーポラとテラスの入口は大聖堂を出て右に大聖堂の壁伝いに進むとある。

【クーポラ】
所要時間:40分 費用:20€
開館時間:8時15分~19時45分(土曜日は17時半まで、日曜日は12時45分~17時半)
休館日:なし

【テラス】

※9月末まで訪問可能
所要時間:40分 費用:25€
開館時間:10時15分~18時15分※日によって入れる時間帯が異なるため以下のサイトで確認

【チケット予約サイト】
https://operaduomofirenze.skiperformance.com/en/store#/en/buy


★大聖堂の隣の塔に進む。



⑦ジョットの鐘楼

Campanile di Giotto

所要時間:40分 費用:15€

開館時間:8時15分~19時45分 休館日:なし

高さ84mある14世紀に作られた大聖堂の鐘楼。

大聖堂同様にゴシック様式を取り入れた外観をしており、ジョットとは鐘楼の建築に当たった建築家の名前である。

実際にジョットが生前完成することができたのは第一層部分のみであり、そこから上は後継者が手掛けて完成させた。

414段もの階段を上ると頂上まで行くことができフィレンツェの街を一望できる。

すぐ隣の大聖堂のドームもよく見える。

途中に休憩できる場所があるので自分のペースで行くのがオススメ。

上記と同様の予約サイトから時間指定でチケットを購入できる。

★大聖堂の正面の小さな建物に進む。



⑧サン・ジョヴァンニ洗礼堂

Battistero di San Giovanni

所要時間:15分 費用:5€

開館時間:第一火曜日の11時15分~17時30分 休館日:第一火曜日以外の日

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂に属する洗礼を行うための場所で「神曲」のダンテもここで洗礼を受けた。

実は大聖堂、ジョット鐘楼よりも古く11世紀に完成した。

他の二つ同様にロマネスク様式が用いられている。

現在は月に一度、第一火曜日のみにしか中には入ることができないが外部からでも東側の扉「天国の門」を見ることができる。

内部には13世紀に描かれた「最後の審判」のフラスコ画を見ることができる。

★大聖堂と洗礼堂の間の道を進むと次の広場に着く。広場の左手にお城のような建物があるので進む。広場にはダビデ像のレプリカを始め様々な彫刻が置かれている。徒歩5分。



⑨ヴェッキオ宮殿

Palazzo Vecchio

所要時間:40分 費用:12.50€

開館時間:9~19時(木曜日は14時まで) 休館日:なし

14世紀に建てられた宮殿。

元々フィレンツェ共和国の政庁舎として建てられたものだが現在は市庁舎兼博物館として使われている。

入口にはダビデ像のレプリカが置かれているが、アカデミア美術館にある本物のダビデ像は本来ここにあったものが移動されたものである。

博物館は2階と3階にあるがチケット売り場は1階にあるので注意。

一番の見どころは「500人大広間」でその名の通り500人収容可能な広さとして作られた。

この広間の壁の絵にレオナルドダヴィンチの幻の作品があるとされている。

それ以外の部屋も壁だけでなく天井にも絵画が敷き詰められており宮殿と呼ぶにふさわしい豪華な造りになっている。

またアルノルフォの塔(Torre di Arnolfo)に別途12.50€で登ることができるが、ここも階段で登る必要があるのですでに大聖堂やジョットの鐘楼で登った場合はわざわざ登らなくてもよい。

★ヴェッキオ宮殿を出て左手の道を進むとすぐ左手に入口がある。徒歩数分。



⑩ウフィツィ美術館

Galleria degli Uffizi

所要時間:2時間半 費用:20€

開館時間:8時15分~19時(木曜日は14時まで) 休館日:月曜日、1/1、12/25

フィレンツェで最も人気の美術館。

元は16世紀に作られた政庁を美術館として利用しており、ウィッツィとは「オフィス」という意味がある。

そのためか展示は廊下から部屋を出入りしながら見て行くところが多い。

一番の見どころはボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」。

他にもボッティチェリの「プリマヴェーラ」やレオナルドダヴィンチの「受胎告知」「東方三博士の礼拝」、ミケランジェロやラファエロの作品など世界的にも有名な作品がたくさんある。

美術館は同時に入る人数を制限しているため見学の際は事前にネットでチケットを購入しておかないと何時間も待つことになるので注意。

【チケット購入サイト】
https://www.uffizi.it/en/tickets


★通りを引き続き進み川に着いたら右を見ると建物が建った橋があるのでそこに向かう。徒歩5分。



⑪ヴェッキオ橋

Ponte Vecchio

所要時間:15分 費用:0€

アルノ川に架かる建物付きの橋。

ヴェッキオとは「古い」という意味でフィレンツェ最古の13世紀に作られた。

橋の上にある建物は宝飾店で、世界大戦で襲撃を受けたとき唯一この橋だけが残されたという歴史がある。

橋の上の様子


★橋を渡って直進すると右手に要塞のような建物があるので進む。徒歩5分。



⑫パラティーナ美術館

Palazzo Pitti

所要時間:2時間 費用:16€

開館時間:13時半~19時(土祝は予約必須) 休館日:月曜日、1/1、12/25

ピッティ宮殿内にある美術館で同宮殿内には他にも現代アート美術館や衣装博物館などもありチケットはそれらの共通券である。

宮殿はもともと商人であるピッティのものだったがメディチ家の手に渡り現在の形に至った。

そのため美術館でありながらもインテリアも豪華で楽しめる部分になっている。

展示物は絵画が中心で特にラファエロの作品が有名。

他にもルーベンスやボッティチェリの作品もある。

美術館は中庭を通って2階にある。

★道を引き返しヴェッキオ橋手前の道を左に曲がる。しばらく進み最初の交差点を右に曲がって橋を渡る。渡ったらすぐに左に曲がり川沿いを歩く。次の橋のところで右に曲がり進入禁止の表札がある道を真っ直ぐ進み通りを抜けると広場に出る。そこにある教会に進む徒歩20分。



⑬サンタ・マリア・ノヴェッラ教会

Basilique Santa Maria Novella

所要時間:20分 費用:7.50€

開館時間:10~17時(日曜日は13時から) 休館日:なし

駅前の広場で見えていた尖塔の教会。

大聖堂やジョットの鐘楼と同じような外観をしており、内装もゴシック様式を取り入れているが実はフィレンツェで最初に使われたゴシック様式の教会である。

内部には45mという巨大な木製の十字架が天井から吊られており、この十字架と同じように十字架にはりつけになったキリストを教会内にいくつも見ることができる。

壁には巨大なフラスコ画があり、特に回廊から入る小さな礼拝堂のフラスコ画は迫力がある。

★教会を出て広場を抜けて右の通りに進むと右手にショーウィンドウに美容品が展示されたお店があるので入る。徒歩数分。



⑭サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局

Officina Profumo – Farmaceutica di Santa Maria Novella

所要時間:20分 費用:商品による

営業時間:10~19時 休業日:なし

現存する世界最古の薬局。

13世紀にドミニコ会の修道院が薬草を調合して薬剤として販売したことが起源で、17世紀に薬局として一般販売を開始し、メディチ家の王室御用達の薬局となっていった。

薬局と言っても現在は香水など美容品を主に取り扱っている。

その品質の高さは世界的にも評判が高いが、薬局自体の内装も世界最古というだけあって薬局とは思えないほどの装飾のためお土産を買うついでに立ち寄るのがオススメ。

★引き続き通りを進み次の交差点を右に進むと駅に戻る。徒歩数分。



【ゴール】

フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅

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