こんにちは(^O^)
今回はフランス語で買い物をしてみましょう。
まだ2回目なので簡単な会話のやり取りを見てから詳細を学びましょう。
今回学ぶこと
数字
Merci ありがとう
前回のレッスンはこちらをご覧ください。
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スーパーでお買い物
今日は初めて街中のスーパーにやって来ました。
見たことのない商品がいっぱいでとても新鮮です。
やはりフランスなだけあってチーズやワインの種類が豊富です。
野菜売り場も見たことのない野菜がいっぱいあります。
それにキュウリやナスがとっても大きくてビックリ!!
お肉もパック売りだけでなくカウンターで量り売りしていて日本とは違うなぁと思います。
あれ、牛乳が常温で売っているけど大丈夫なの?
消費期限が半年以上も先だし、お腹壊さないか心配です。
おぉ、さすがスイーツ大国なだけあってチョコレートもいっぱいあります。
板チョコだけでこんなにもいろいろあるなんて迷ってしまいます。
今日は初めてのスーパーなのでここから美味しそうな板チョコを買うことにします。
レジも何だか日本とは違うみたい。
商品をベルトコンベアの上に置いていくなんてまさに海外です。
そういえば日本でもコストコがこれと同じでしたね。
いよいよ私の番。
ベルトコンベアにチョコレートを置きます。
Bonjour.
こんにちは。
Bonjour.
こんにちは。
板チョコをレジに通しています。
C’est 5,10€.
5.10ユーロです。
Voilà.
はいどうぞ。
と現金を渡します。
Merci. Bonne journée, au revoir.
ありがとうございました。良い一日を。さようなら。
Merci. Bonne journée, au revoir.
ありがとうございました。良い一日を。さようなら。
どうにか買い物で来ましたが、金額が聞き取れずちょっと焦りました。
レジに合計金額が表示されていたのでどうにか払うことができました。
初めてのことだらけでドキドキしましたが無事チョコレートを買えてよかったです。
日本とフランスのスーパーの違いはこちらにまとめました。
解説
それでは、店員さんとのやり取りを見ていきましょう。
最初のBonjourは最初にやった通りボンジュールではなく、ボンジューと発音しましょう。
①「それは…です」の表現と数字
文:C’est 5,10€.
意味:それは5.10ユーロです。
これを詳しく見ていきましょう。
「それは」の C’est
まずC’estは英語で言うIt’sにあたります。
It’sがIt is と分解できるようにC’estはce estに分解できます。
こうやって見ると
It = Ce
is = est
ということが言えます。
Ceはス、estはエと発音するので二つ合わせたC’estはセと読みます。
最後のstは子音なので発音しません。
数字と金額
次に金額を表す数字が来ています。
5,10€は5ユーロ10サンチームです。
日本円とは違ってユーロの下にサンチームがあります。
1ユーロ=100サンチームです。
しかし買い物でサンチームまで言うことは少なく、5ユーロ10と言うことが多いです。
もう一つポイントですが、よく見ると小数点はピリオド(.)ではなくコンマ(,)が使われています。
細かい部分なので気づきにくいですが、フランスでは小数点はコンマを使うことが多いです。
お金だけでなく物の長さや重さ、パーセントもコンマです。
細かい所ですがこういったところでも文化の違いが見えますね。
とはいえ、ネットで見ると5.10€とピリオドを使っているのも見かけます。
ここでフランス語の数字を見ていきましょう。
数字 | 単語 | 読み方 |
1 | un | アン |
2 | deux | ドゥ |
3 | trois | トワ |
4 | quatre | キャトフ |
5 | cinq | サンク |
6 | six | シィス |
7 | sept | セプト |
8 | huit | ウイット |
9 | neuf | ヌフ |
10 | dix | ディス |
ここでは基本の10までを紹介しました。
まずはこれを何も見ないで言えるようになりましょう。
発音のルールはここですべて紹介するととんでもない量になるのでここでは省略します。
ユーロの発音
今回の例文だと5.10ユーロなのでサンク・ユーロ・ディスと言えそうですね。
ただ、ユーロの発音に注意です。
ユーロはeuroと書くのでフランス語で書くと
Cinq euros dix
となります。
euroは1ユーロ以上は複数形のsが付きます。
発音についてはeuはウと読みます。
フランス語は母音が二つ以上連続で並ぶと読み方が変わることが多いので注意が必要です。
rは前回ハ行の音と説明したのでroはホと読みます。
つまりeuroはウホと読みます。
ゴリラみたいですね。
ということは5.10€はサンク・ウホ・ディスと言えそうです。
これでも意味は通じますが、店員さんの発音はちょっと違うみたいです。
なになに・・・サンクホ・ディス!?
これはどういうことでしょうか。
実はサンクとウホが引っ付いてしまってサンクホになってしまったのです。
理由はその方が言い易いからです。
試しにサンク・ウホとサンクホと言い比べてみてください。
サンクホの方が楽です。
このようにフランス語では単語の最後と次の単語の最初の発音が引っ付くことがあるのです。
これをアンシェヌマンと言いますが、用語は今は覚えなくてもいいです。
どうしてこのようなことが起きたかと言いますと、cinqの最後のqの子音とeurosのeuの母音が引っ付いたためです。
つまり、母音で始まる単語の前に子音があったら音が引っ付いてしまうのです。
このあたりは難しいので詳しくは別の機会で紹介します。
②相手に手渡すときの表現
文:Voilà
意味:はいどうぞ。
お金を渡すときに行ったセリフです。
意味としては、はいどうぞという意味です。
発音はボワラです。
以前紹介したようにoiはオワと読むのでvと合わさってボワと読みます。
lは日本語のラ行にあたります。
最後のaにはアクセントが付いていますがそのままアと読むのでlàはラと読みます。
そのためこれはボワラと読みます。
他にもいろいろなところでこのVoilàは使われますが、「ほらね、それじゃあ」など単語自体に意味がないので会話で耳にしてもそこまで気にしなくていいです。
③「ありがとう」の表現
文:Merci
意味:ありがとうございます。
今回のキーワードです。
ありがとうの意味を持つMerciはメルシーと日本語で表記される基本のフランス語ですね。
ただ発音はrはラ行ではなくハ行が近いので、メルシーではなくメフシーの方がフランス語寄りになります。
ありがとうの気持ちを強めたものがMerci beaucoupです。
メルシー・ボクと日本語だと表記されます。
英語で言うThank you very muchのvery muchの部分がbeaucoupです。
こんなにも長い単語なのにボクだけの発音なの?と驚きますが、詳しく見て行きましょう。
まずeauはオと読みます。
三文字も使ってオとしか言わないなんて日本語からするとビックリですね。
次にouはウと読みます。
そして最後のpの子音は発音しません。
このことからbeau=ボ、 coup=クなので beaucoup=ボクになります。
beaucoup自体にはたくさんの、いっぱいのという意味があり、かなり頻繁に使います。
ちょっとしたことへのお礼ならばMerciだけで十分ですが、とても感謝しているときはMerci beaucoupと言ってどれくらい自分が感謝しているのかを表現します。
④別れ際のあいさつ
文:Bonne journée
意味:良い一日を
会話の最後に使う別れ際のあいさつです。
Bonne = 良い
journée = 一日
が合わさっています。
発音はBonne=ボン、journée=ジュフネー(rはハ行)なのでボンジュフネーとなります。
journéeの中にeにアクセントが付いているものがあります。
e単体の時はウと基本的に読むのですが、アクセントが付くとエになります。
似たようなものでèと右下がりのアクセントもありますが、これもエと読むので、とりあえずeにアクセントが付いていたらエと読むものだと思っておきましょう。
さようならのAu revoirは前回紹介した通りです。
おさらい
スクリプト
一通り解説したので改めて例文を発音付きで見てみましょう。
Bonjour.
ボンジュー
Bonjour.
ボンジュー
板チョコをレジに通しています。
C’est 5,10€.
セ・サンクホ・ディス
Voilà.
ボワラ
と現金を渡します。
Merci. Bonne journée, au revoir.
メフシー、ボンジュフネー、オフボワー
Merci. Bonne journée, au revoir.
メフシー、ボンジュフネー、オフボワー
最後の部分は店員さんと全く同じことを言っていますが、慣れないうちはオウム返ししてどんなことを言っているのか真似てみると覚えが早いです。
新出語句
意味 | 語句 | 読み方 |
それは~です。 | C’est | セ |
ユーロ | euro | ウホ |
どうぞ | voilà | ボワラ |
ありがとう | merci | メフシー |
たくさん | beaucoup | ボク |
どうもありがとう | merci beaucoup | メフシー・ボク |
良い | bonne | ボン |
一日 | journée | ジュフネー |
1~10の数字
数字 | 単語 | 読み方 |
1 | un | アン |
2 | deux | ドゥ |
3 | trois | トワ |
4 | quatre | キャトフ |
5 | cinq | サンク |
6 | six | シィス |
7 | sept | セプト |
8 | huit | ウイット |
9 | neuf | ヌフ |
10 | dix | ディス |
発音のルール
単語 | 読み方 |
eu | ウ |
oi | オワ |
eau | オ |
ou | ウ |
é | エ |
まとめ
ということで今回はスーパーのお買い物を例に会話文を紹介しました。
とりあえず買うものをベルトコンベアに置き、表示された金額を支払えばなんとか買い物はできますが、その中でちょっとした挨拶など使えるといいですね。
それでは(^^)/~~~
今回学んだこと
数字(1~10)
Merci ありがとう
50%
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