㊱現在分詞と過去分詞

こんにちは(^O^)

今回は現在分詞と過去分詞について解説します。

英語で言えば現在分詞はing形、過去分詞はedなどが付く動詞を指します。

フランス語にも現在分詞と過去分詞はありますが、英語とは使い方が少し異なります。

過去分詞はすでに複合過去などで解説しましたが、今回はさらに発展した内容を紹介します。

今回学ぶこと

現在分詞
過去分詞
「自身で」の表現

まずはブログを見てみましょう。



ブログ

語学学校でランチタイムになりました。

みんな自宅からランチを持ってきている人もいればパン屋さんで買ってきたサンドイッチを食べている人もいます。

中にはリンゴを丸かじりするワイルドな子もいます。

そんな中で友達が読書をしながらご飯を食べていました。

私「Qu’est-ce que tu lis en mangeant le déjeuner ?(ランチ食べながら何を読んでいますか?)」

友達「C’est un manga.(これは漫画です。)」

私「Mais c’est le manga écrit en Japonais. Tu le comprends ?(しかしこれは日本語で書かれた漫画です。あなたは理解していますか?)」

友達「Oui, un peu. En fait, j’apprends le Japonais tout seul.(はい、少し。実は、独学で日本語を学んでいます。)」

私「Très bien.(素晴らしい。)」

友達「Aimant la culture japonaise, je veux aller au Japon un jour.(日本の文化が好きなので、私はいつか日本に行きたいです。)」

私「A quelle ville japonaise tu veux aller ?(日本のどの街に行きたいですか?)」

友達「C’est Kyoto ayant beaucoup de temples. Je les ai vus à la télé avant.(お寺がたくさんある京都に行きたいです。私はそれらをテレビで前に見ました。)」

私「Oui, Kyoto est une des belles villes que j’ai visitées au Japon.(ええ、京都は私が訪れた日本の美しい街の一つです。)

On va discuter sur le Japon après l’école si tu veux.(もしよかったら放課後に日本について語りましょう。)」

友達「Merci, si gentil. A toute l’heure.(ありがとう、とても親切ですね。また後で。)」

放課後友達とカフェに行って日本での写真を見せたりしながら話に花を咲かせました。

日本に興味を持つ人が身近にいて嬉しかったです。

解説

【Qu’est-ce que tu lis en mangeant le déjeuner ?】

意味:ランチ食べながら何を読んでいますか?

ここで早速現在分詞が登場しています。

冒頭で紹介したように英語のing形にあたる現在分詞はフランス語では、

現在形Nousの活用から-onsを取り除いて-antを加える

ことで作ることができます。

今回の文に登場するmangerを使って考えてみましょう。

Nous mangeons → mangeant

以前-gerで終わるer動詞のnousではgeonsになるというルールがあって少しややこしいですが、上記のようになります。

読み方はそのままモンジョンのままです。

他のもので考えると

Nous partons → partant
Nous faisons → faisant
Nous finissons → finissant

のようになります。

しかしフランス語には英語のようにingを使った現在進行形はありません

よく使われる方法の一つが今回登場したen + 現在分詞という方法です。

この方法を文法的にはジェロンディフと言います。

ジェロンディフは英語の分詞構文のように文脈によって理由や仮定などいろいろな意味がありますが、フランス語ならではのものが「~をしながら」です。

今回の文でも「食べながら」と表現されています。

つまり二つの行動を同時に行っている場合に使います。

Je marche en écoutant de la musique.(私は音楽を聴きながら歩きます。)



Qu’est-ce que tu lis en mangeant le déjeuner ?
ケスク・チュ・リ・オン・モンジョン・ル・デジュネーフ?と読みます。

【Mais c’est le manga écrit en Japonais.】

意味:しかしこれは日本語で書かれた漫画です。

ここでは過去分詞が出ています。

すでに紹介した部分ではありますが前回よりも詳しく見てみましょう。

前回登場したときは英語と比較しました。

英語では

But it’s the manga written in Japanese.

で書けるように名詞の後に過去分詞を置くことで「~された(名詞)」と書く方法を紹介しました。

これはここまで学習してきた方ならば関係代名詞と受身形の応用だと見ることができます。

つまり、本来は

Mais c’est le manga qui est écrit en Japonais.

と関係代名詞を使い二つの文をまとめたもので、なおかつ後半は受け身の文が使われているのが分かります。

ここからqui estが省略されたことで今回の文が作られていると考えることもできるのです。

つまり、主語が同じならば省略できるということです。

これが後程また出てくるので覚えておきましょう。

Mais c’est le manga écrit en Japonais.メ・セ・ル・マンガ・エクヒ・オン・ジャポネと読みます。

【En fait, j’apprends le Japonais tout seul.】

意味:実は、独学で日本語を学んでいます。

「独学で」はここではtout seul(トゥ・スウル)が使われています。

本来tout seulは「独りで」という意味なのですが、勉強するという文脈から独学になっています。

このseul「1つ」という意味があり、seulement(スウルモン)「~だけ」という意味になります。

Il reste seulement un chocolat.(チョコレートが1つだけ残っています。)

以前習ったIl ne reste qu’un chocolat.と同じ意味になります。

「自身で」強勢形 + mêmeを使います。

「自分自身で」moi-même
「あなた自身で」toi- même
「彼ら自身で」eux- même

Il est rentré chez lui lui- même. (彼は自力で自宅に帰った)



En fait, j’apprends le Japonais tout seul.オン・フェ、ジャポーン・ル・ジャポネ・トウ・スウルと読みます。

【Aimant la culture japonaise, je veux aller au Japon un jour.】

意味:日本の文化が好きなので、私はいつか日本に行きたいです。

ここでも現在分詞が使われています。

ここでは「~なので」という理由を表しています。

本来は

Parce que j’aime la culture japonaise, je veux aller au Japon un jour.

と書くところですが、主語が同じ場合は現在分詞だけに省略することができます。

「いつか」un jourで表します。

Aimant la culture japonaise, je veux aller au Japon un jour.エモン・ラ・クルチューフ・ジャポネイズ、ジュ・ヴ・ザレー・オ・ジャポン・アン・ジューフと読みます。

【C’est Kyoto ayant beaucoup de temples.】

意味:お寺がたくさんある京都に行きたいです。

ここでも現在分詞が使われています。

この文は元々

C’est Kyoto qui a beaucoup de temples.

となるところですが、先ほどの過去分詞の時と同じでqui + 動詞の時は現在分詞だけに書き換えることができます

ここではavoirですが、現在分詞も特殊な形でayant(エイヨン)を使います。

同様にêtreも特殊な形になりétant(エトン)となります。

「寺院」le temple(ル・トンプル)と言います。

C’est Kyoto ayant beaucoup de temples.セ・キョート・エイヨン・ボク・ドゥ・トンプルと読みます。

【Je les ai vus à la télé avant.】

意味:私はそれらをテレビで前に見ました。

ここでは過去分詞の発展した内容を解説します。

これまで複合過去ではavoirの現在形 + 過去分詞を使っていたので、

Je les ai vu ~

でいいはずです。

しかしよく見るとvuではなく、vusになっています。

実は複合過去を始めとするavoir + 過去分詞の用法(大過去、前未来形、条件法過去など)の文で直接目的語を代名詞としてavoirよりも前に持ってくるときは直接代名詞になった性別と数を過去分詞に反映させるルールがあるのです。



つまり、ここではles templesという男性名詞の複数形が代名詞としてlesになっているため、vuにsが加えられているのです。

そのため、女性名詞の単数だったらvueになっていますし、女性名詞の複数だったらvuesとなります。

これはどの名詞を代名詞としたのかを相手に伝えやすくするために用いられます。

そのため口頭表現での発音は変わりませんし、フランス人もこれを書き忘れることが多いです。

慣れればそれほど難しくありませんが、意外と使う機会が多いので見落とさないように気を付けましょう。

Je les ai vus à la télé avant.ジュ・レ・ゼイ・ヴュ・ア・ラ・テレ・アヴォンと読みます。

【Kyoto est une des belles villes que j’ai visitées au Japon.】

意味:京都は私が訪れた日本の美しい街の一つです。

「~のうちの一つ」un(e) des 名詞の複数形で表現します。

Un des amis(友達の一人)
Une des trois photos(3枚の写真のうち1枚)



そしてここでも先ほど紹介した過去分詞の後にeやsが加わるケースが登場しています。

今回は関係代名詞queの先行詞として使われている場合です。

先行詞とは二つの文を一つに関係代名詞を使ってまとめるときに共通となるキーワードのことを指します。

今回の文の先行詞はdes belles villesという女性名詞の複数形です。

本来後半の文は

J’ai visité des belles villes au Japon.

だったので、先行詞は元々直接目的語だったことが分かります。

ここでも

  • Avoir + 過去分詞を使った文
  • 直接目的語が前に移動している

ためvisitéに女性名詞の複数形のesが加わってvisitéesとなっているのです。

Kyoto est une des belles villes que j’ai visitées au Japon.キョート・エ・チュヌ・デ・ベル・ヴィーユ・ク・ジェイ・ヴィシッテ・オ・ジャポンと読みます。

【On va discuter sur le Japon après l’école si tu veux.】

意味:もしよかったら放課後に日本について語りましょう。

「語り合う、討論する」はer動詞のdiscuter(ディスクテー)です。

「~について」は前置詞sur(シュー)が便利です。

他にもconcernant(コンセフノン)も使えます。

これはconcerner「~に関連する」の現在分詞の形でもあります。

「もしよかったら」si tu veuxもしくはsi vous voulezで相手の意向に委ねることができます。

誘うときに使えるので覚えておきましょう。

On va discuter sur le Japon après l’école si tu veux.オン・ヴァ・ディスクテー・シュー・ル・ジャポン・アプヘ・レコール・シ・チュ・ヴと読みます。

おさらい

私「Qu’est-ce que tu lis en mangeant le déjeuner ?(ラケスク・チュ・リ・オン・モンジョン・ル・デジュネーフ?)」

友達「C’est un manga.(セ・タン・マンガ)」

私「Mais c’est le manga écrit en Japonais. Tu le comprends ?(メ・セ・ル・マンガ・エクヒ・オン・ジャポネ。チュ・ル・コンポン?)」

友達「Oui, un peu. En fait, j’apprends le Japonais tout seul.(ウィ、アン・プ。オン・フェ、ジャポーン・ル・ジャポネ・トウ・スウル)」

私「Très bien.(トヘビヤン)」

友達「Aimant la culture japonaise, je veux aller au Japon un jour.
(エモン・ラ・クルチューフ・ジャポネイズ、ジュ・ヴ・ザレー・オ・ジャポン・アン・ジューフ)」

私「A quelle ville japonaise tu veux aller ?(ア・ケル・ヴィーユ・ジャポネイズ・チュ・ヴ・ザレー?)」

友達「C’est Kyoto ayant beaucoup de temples. Je les ai vus à la télé avant.
(セ・キョート・エイヨン・ボク・ドゥ・トンプル。ジュ・レ・ゼイ・ヴュ・ア・ラ・テレ・アヴォン)」

私「Oui, Kyoto est une des belles villes que j’ai visitées au Japon.
(ウィ、キョート・エ・チュヌ・デ・ベル・ヴィーユ・ク・ジェイ・ヴィシッテ・オ・ジャポン。)

On va discuter sur le Japon après l’école si tu veux.
(オン・ヴァ・ディスクテー・シュー・ル・ジャポン・アプヘ・レコール・シ・チュ・ヴ)」

友達「Merci, si gentil. A toute l’heure.(メフシー、シ・ジョンティ。ア・トゥットゥ・ルーフ))」



現在分詞

・現在形Nousの活用から-onsを除き-antを加えて作る
・主語が同じ場合使える
・関係代名詞の場合qui + 動詞を現在分詞に置き換えられる
・Parce que + 主語 + 動詞を現在分詞に置き換えられる
・en 現在分詞で「~しながら」などにできる(ジェロンディフ)



過去分詞の後にeやsが付く条件

  • Avoirの活用 + 過去分詞の文であること
  • 直接目的語が代名詞もしくは関係代名詞の先行詞になる

    この条件によりその名詞の性別と数に応じて過去分詞にeやsが加えられる。



「自身で」

強勢形 + même


「私自身で」moi-même
「あなた自身で」toi- même
「彼ら自身で」eux- même



まとめ

今回は新しい用法として現在分詞を紹介しました。

英語のingとは違い主語が同じ場合でないと登場しないこと、現在進行形ではなく理由や書き換えなどさまざまな使い道があることが分かりました。

また、過去分詞も特定の条件下では形が若干変わるというテクニックも出てきました。

使いどころが案外多いわりに忘れられやすいので今後は文を書いた後に見落としていないかこの点も注意して見直しましょう。

それでは(^^)/~~~

今回学んだこと

現在分詞
過去分詞
「自身で」の表現

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