フランスのノートルダム③

こんにちは(^O^)

フランスにあるノートルダムの名が付く教会を紹介するコーナーも第三回を迎えました。

パリのノートルダム大聖堂が有名ですが、実際に他の都市に行ったらいろんなところにノートルダムがあることに気が付いたのでまとめています。

ノートルダムとは聖母マリアのことを指しています。

ここで紹介されているのはあくまで私が実際に足を運んだところのみとなっているので、実際にはもっとたくさんあります。

過去二回の記事はこちらをご覧ください。



①オータン:ノートルダム教会

Église Notre-Dame

今回はフランス中部にあるワインで有名なブルゴーニュ地方からスタートです。

最初に紹介するオータンはローマ時代の遺跡が数多く残されており、都心部から離れてはいますが古代劇場や門などを見ることができます。

特に有名なのはヤヌス神殿で、紀元前1世紀に作られた神殿が一部の壁のみ残された状態で現存しています。

そんなオータンにあるノートルダム教会は街の中心にある広場の一角にあります。

かつて中学校の礼拝堂として使われており、今もすぐ近くに学校があります。

その頃の名残で正面の壁には時計が付けられています。

イエズス会によって作られた教会で、近づいてよく見ると黄土色の石が所々使われているのが分かります。



②スミュール=アン=ノーソワ:ノートルダム教会

Collégiale Notre-Dame de Semur-en-Auxois

二つ目のブルゴーニュ地方の街はディジョンからバスに乗っておよそ1時間半行ったところにあるスミュール=アン=ノーソワにあります。

旧市街の規模は小さいですが城壁に守られ、4つの塔が今も街を守っています。

この街のノートルダムは旧市街の中心にある13世紀に最初に建てられたゴシック建築の教会です。

左右対称に並ぶ二つの鐘楼は高さ58mもあり、遠くからも他の4つの塔と並んで見ることができます。

北側にある入口の門は「La porte des Bleds」と呼ばれており、聖母マリア像が飾られており、その上部のレリーフも13世紀に作られたとされています。

内部は床から壁、天井に至るまで白を基調としており荘厳な雰囲気を感じられ、祭壇背後にあるステンドグラスは繊細な色合いが用いられています。



③ディジョン:ノートルダム教会

Église Notre Dame

ブルゴーニュ地方の中心都市ディジョンにもノートルダムの教会があります。

ディジョンはかつてブルゴーニュ公国の首都であったことから宮殿などが残されており、街を歩くだけでもその繁栄を見ることができます。

また、マスタードの産地としても有名です。

この街のノートルダムはユネスコ世界遺産にも登録されている旧市街にあります。

ゴシック建築の教会で、正面の外観はゴシック建築でも珍しい3層の異なる装飾が施されています。

内部の南北にある二つの大きなバラ窓はそれぞれ異なる色をベースにしていてとても綺麗です。

祭壇には木製のマリア像が祀られていますが、これはフランスの中でも最古の一つとされています。

元々マリア像の膝にはキリストがいましたが、フランス革命の時に失われてしまい現在はマリア像に服を着せて見えないようになっています。

教会の外、北側の通りには幸福を呼ぶとされるフクロウの像があり、多くの人に撫でられ続けた結果ツルツルになっています。

このフクロウは街のマスコットキャラクターとしても使われています。



④ボーヌ:ノートルダム教会

Cathédral Notre Dame

ディジョンより南部に伸びるワイン街道にある街の中でも観光で人気なのがボーヌです。

中でも人気なのがかつて病院だったオテル・デューです。

15世紀に建てられ、20世紀まで使われていた病院は現在は病院としてどのように使われていたのかを紹介する資料館となっています。

この元病院が人気なのはその天井の装飾がこの地方独特のものであるからです。

そのオテル・デューから少し歩いたところにあるのがこの街のノートルダムです。

ロマネスク様式を取り入れた教会の入口は大きく開かれたアーチ状になっているのが特徴です。

歴史文化財に登録されており、内部は白をベースとしたものでその分祭壇の赤が際立っています。

ステンドグラスはシンプルなデザインのものが中心になっています。



⑤キブロン:ロクマリアのノートルダム教会

Église Notre-Dame-de-Locmaria

ここからはフランス北西部のブルターニュ地方にあるノートルダムの教会を紹介します。

まずはビーチが人気のキブロンからです。

キブロンはブルターニュ地方の南部の海に面する町で、ここからベル・イルという島に行くフェリーが出ています。

また、オイル・サーディンのお店があることも有名です。

主にビーチがメインのため観光としては見るところは少ないですが、この町にもノートルダムの教会があります。

駅から海に向かう道の途中にあるので簡単に見つけることができます。

15世紀に建てられた教会は度重なる損壊に遭い現在の形には20世紀になって完成しました。

海辺の町ということで高く伸びる鐘楼の頂上には船の形の風見鶏があり、教会内部にも海や船にまつわるステンドグラスなどを見ることができます。



⑥ロクロナン:ノートルダム教会

Notre Dame de bonne Nouvelle et sa Fontaine

ロクロナンは陶器で有名なカンペールの駅前のバスに乗っておよそ30分で行くことができる山間の村です。

石組みの家が多く並び、その中世を感じさせる村の雰囲気は観光客に人気で「フランスで最も美しい村」の一つに登録されています。

この村にあるノートルダムは位置としては村の外れにあります。

教会というよりも小規模でチャペルと呼ぶにふさわしいです。

文献では15世紀にはこのチャペルはあったとされています。

この村の他の建物のように石を組んで作られているのが特徴で、祭壇のステンドグラスは宗教的なものではなく模様が描かれています。

村の外れにあるため観光どころか地元民もいないような穴場のようなところです。



⑦ロリアン:ノートルダム・ド・ヴィクトール教会

Église Notre-Dame-de-Victoire

ロリアンはブルターニュ地方の海沿いの町ですが港町のため海水浴のイメージがあまりありません。

また、第二次世界大戦時に街の大半が破壊されて再建した歴史があるため近代的な建物が多く並んでいます。

毎年8月にはケルト民族のお祭りがあり伝統も大事にしているところでもあります。

そんなロリアンにあるノートルダムの教会も近代的なものとなっており、戦時の爆撃後1955年に改修されたので歴史もまだ浅いです。

外観からして従来の教会とは異なるためパッと見て教会だと気が付かないかもしれません。

内部の作りも多く異なり、特にステンドグラスや祭壇はモダン様式が取り入れられています。



まとめ

今回はワインで有名なブルゴーニュ地方と独自の文化を残すブルターニュ地方というややこしい名前の二つの地方にスポットを当てて紹介しました。

ブルターニュ地方はもっと多くの都市に行ったのに数が意外と少ないと感じました。

もしかすると地方によってノートルダムの教会があまりない所もあるのかもしれないと感じました。

それでは(^^)/~~~

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