フランスのノートルダム④

こんにちは(^O^)

今回はフランスにあるノートルダムの名が付く教会を紹介するコーナーの第四回です。

ただ単にノートルダムが付く教会を紹介するだけなのに四回も迎えるとは予想外でした。

ここで紹介しているのは私が実際に訪れたところのみなので、実際にはこの何倍もあるのだろうなと思います。

過去の記事はこちらをご覧ください。



①アヴィニョン:ノートルダム・デ・ドン大聖堂

Notre Dame des Doms d’Avignon

まずはフランス南部のプロヴァンス地方からです。

ローヌ川沿いにある中世の雰囲気が残る町アヴィニョンはかつての教皇庁があり、ヨーロッパ最大のゴシック建築の宮殿と言われています。

また、川には途中で欠けたままの端アヴィニョン橋があり、童謡になるほど有名です。

そんなアヴィニョンのノートルダムの教会は教皇庁のすぐ隣にあります。

ドン(Doms)という名の岩の隆起の上に建てられた教会で、12世紀に作られて以降何度か拡張工事をして現在の形に至ります。

ロマネスク様式の教会で外観の壁には装飾が比較的少なめですが、建物の前には十字架に磔にされたキリストがあり、屋根の上には黄金のマリア像が祀られています。

内装は白を基調としていますが祭壇背後の壁は木の装飾が施されています。



②ヴィルヌーヴ=レザヴィニョン:ノートルダム教会

Église Collégiale Notre-Dame

アヴィニョンからローヌ川を渡った先にある小さな町がヴィルヌーヴ=レザヴィニョンです。

観光向けの町ではありませんが、町の入り口には見張りの門があり、小高い丘の上には巨大な要塞がありアヴィニョンからもその姿を確認することができます。

この町のノートルダムは町の中心地にあります。

14世紀に建てられた教会で、巨大な時計塔が町のどこからでも見ることができます。

外観はシンプルですが、教会内部の祭壇部分は豪華な装飾が施され磔にされたキリストを始め3枚の絵画が飾られています。



③リル・シュル・ラ・ソルグ:ノートルダム・デ・ザンジェ教会

La Collégiale Notre Dame des Anges

リル・シュル・ラ・ソルグは川に周囲を囲まれた小さな町です。

川にはいくつもの水車が置かれており、町の景色に自然と溶け込んでいます。

アンティークのお店が多いことでも有名で、週末になると掘り出し物を求めて多くの人で賑わいます。

この町のノートルダムは中心街のど真ん中、観光案内所の隣にあります。

12世紀に建てられた教会で国の歴史文化遺産にも登録されています。

ロマネスク様式を取り入れたシンプルな外観ですが、中に入るとかなり豪華な装飾が施されていてそのギャップに驚かされます。

身廊の壁には青をベースにして金色の模様があり、祭壇部分は金色の装飾の壁に囲まれています。



④マルセイユ:ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂

Basilique Notre-Dame de la Garde

南フランス、地中海に面するフランス第二の町マルセイユにもノートルダムの教会があります。

場所は中心部より少し離れた丘の上で、歩いて登るだけでもなかなか大変ですが写真のように観光用トラムでも行くことができます。

丘の上からの景色は地中海も見えてとても綺麗です。

元々同名のチャペルがここにあったのですが、その後改修などを経て19世紀に現在の形になりました。

ローマ-ビザンチン様式が用いられており、正面入り口には高さ41mの鐘楼があり、その上には黄金のマリア像が祀られています。

内部も豪華な造りとなっており、白い壁に赤いラインが横に入っているのが特徴で、天井は黄金をベースに塗られていて、モザイク画が施されています。

また、海の町らしく天井からは船の模型が吊るされています。



⑤アヌシー:リエス・ノートルダム教会 

Église Notre Dame de Liesse

ここからはプロヴァンス地方より北にあるローヌ・アルプス地方にあるノートルダムの教会を紹介します。

アヌシーはローヌ・アルプス地方の中でも東に位置し、スイスに近い町です。

一番の見どころは湖で、ヨーロッパでもっとも透明な湖と称されるほど美しく、アルプスの山々に囲まれた自然を見ることができます。

中心街には運河が巡られ、小さなベネチアとも言われています。

この町のノートルダムは湖より少し離れたショッピングストリート沿いにあります。

14世紀にできたこの教会はフランス革命時代に一度市民によって破壊されていますが、その後修復されて現在の形になりました。

青のとんがり屋根の鐘楼が隣に建てられ、教会の屋根の上には黄金のマリア像が祀られています。

中に入ると白黒のバージンロードにドーム状の天井に丸い縁に描かれた宗教画が目に入ります。

祭壇頭上のドーム内にはフラスコ画が描かれ、祭壇の壁にも壁画が残されています。



⑥ヴィエンヌ:ノートルダム・ドゥ・ラ・サレット教会

Chapelle Notre Dame de la Salette

ヴィエンヌはフランス四大河川の一つであるローヌ川沿いにある町です。

古代ローマ時代の遺跡が町中に所々残されており、歴史のある町です。

中でも古代劇場は一番の見どころで、毎年夏にはジャズフェスティバルが開催されることで有名で今なお使われています。

この町のノートルダムは小高い丘の上の上にあります。

歩いて登ると息が切れてしまいますが、そこから見える町の景色はとても綺麗です。

その足元には古代劇場があります。

元は要塞があったところに作られたチャペルで19世紀にできた比較的新しいものです。

ベージュの壁に赤い屋根という珍しい外観をしておりその上には子供を抱いたマリア像が祀られています。

内部はアーチ状の屋根に細長いステンドグラスがあり、小さいながらも温かみのある雰囲気を出しています。



⑦グルノーブル:ノートルダム大聖堂

Cathédrale Notre-Dame

今回最後のノートルダムはかつて冬季オリンピックが開催された町グルノーブルにあります。

大学があることから学生都市としても栄えており中心街は細い路地が入り組んでいて散策するのが楽しい町です。

丘の上には要塞があり、球体のロープウェイに乗って行くことができ、丘の上からは天気が良ければモンブランなどのアルプスの山を見ることができます。

この町のノートルダムは中心街の外れにあります。

10世紀に着工し、15世紀に完成した教会はロマネスク様式とゴシック様式が混ざったものとなっています。

入口左側にある鐘楼は13世紀に加えられたもので教会の壁とは異なるレンガが使われているため色が異なります。

本来はこの鐘楼を中心に左右対称に建物があったのですが、現在は左半分が失われ別の建物が建っています。

内部の床は白と黒のチェック柄になっており天井はアーチ状になっています。

ステンドグラスはあまりないですが、祭壇や礼拝堂の装飾がとても美しいです。



まとめ

今回はプロヴァンス地方とローヌ・アルプス地方の教会を紹介しました。

これまでとは異なり教会の上にマリア像が祀られているところが多かった印象を受けます。

マルセイユのノートルダムは丘の上にあるので行くのが大変ですが他の教会とは異なる建築様式のため観光の際にはお立ち寄りいただきたいです。

それではまた次回(^^)/~~~

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