【渡仏お役立ち情報】ビザと滞在許可証

こんにちは(^O^)

今回はフランスだけに限らず海外で滞在する際に関係するビザと滞在許可証について説明します。

私はこれまでフランスに何度もビザを取得して滞在しているので他の方よりもほんのちょっとこの分野については詳しいです。

これからフランスに旅行しようという方も、留学などで生活したいと考えている方も役に立つ情報なのでぜひご覧ください。


ビザとは?

そもそもビザとは何のことでしょうか?

私は何も知らなかった頃クレジットカードの名前かと思っていました。

ビザとは一言で言えば入国許可証です。

つまり海外に行ったとき入国審査の時にパスポートを見せますが、入国審査官はどういった身分や目的でこの人は入国するのだろうかとチェックする際に重要となってくる証明書です。



多くの日本人がビザにあまり馴染みがないのは、旅行などの短期間であればこのビザをわざわざ取得しなくてもいいからです。

これは国家間の取り決めで認可されているおかげで、日本のパスポートは世界で最もビザなしで入国できる最強のものです。

このビザが不要かどうかは行き先の国によって異なるため、アメリカやオーストラリアなどは短期間の旅行であってもビザを出発より前に申請する必要があります。

フランスでは3か月以内の滞在であればビザの申請は不要です。

厳密にいうと過去180日以内に90日以上の滞在をしていないかどうか、ということなのですが詳細は別のところでお話します。

とりあえずここ半年でヨーロッパに行っていなければ問題ありません。

多くの方がこのビザなしは観光目的のみだと思っていますが、実は学校に通ったり仕事の都合で行く場合でも3か月以内ならばビザなしで入国できます。

事実私の語学学校の友達も3か月だけ学校に通うためにビザなしで来ていました。



では4か月以上滞在する場合は?

という疑問が出てきます。

ここでフランスでもビザが必要になってくるのです。

ビザの取得の流れ

フランスで4か月以上滞在する場合は入国許可証であるビザの取得が必要となります。

ビザは学生、仕事、結婚など滞在の目的によって種類が異なっており、ビザを申請するための書類も異なります。

いずれにしてもビザの取得には一般的に以下の流れが必要になります。

①必要書類を集める
②フランス大使館に申請する
③ビザの審査を受ける
④ビザを受け取る


必要書類はビザの種類によって異なるのでまた改めて紹介します。

フランス大使館への申請は郵送やネットでは行うことができず直接赴く必要があります

大使館は東京にある上、ビザの申請は平日の午前中のみのため遠方に住む人は時間とお金をかけて行かなければいけません。

ビザの申請の予約は大使館のホームページより予め行う必要があります。

※コロナウィルスの関係で現在は申請できるビザの種類に制限がかけられています。



ネットで予約した日時にフランス大使館に行き、問題なく書類が受理されたら後は結果を待つだけです。

実は書類を出せば誰でもビザをもらえるわけではなく、却下されることもあります

この待っている期間がとてもドキドキします。

ビザの審査が終わったかどうかは予約したホームページから進捗状況を確認することができます。

ビザの申請時にパスポートも提出するので直接受け取りに行くか、大使館での申請時に返信用にゆうパックを提出すれば郵便でパスポートが返ってきます。

ビザはパスポートのページに貼られているのでそれが確認出来たら無事ビザ取得となります。

ビザを持ってフランスへ

ビザを無事手に入れたらこれでやることは終わり!というわけではありません。

ビザはそもそも入国許可証ということで入国審査の時にこのビザのページを見せることを忘れずに。

「なんだ、そんなことか」と思った方、ここからが大事なところですよ!



ビザはあくまで入国するときに必要だったものです。

フランスに滞在するための証明書としては不十分なのです。

そう、入国したら滞在許可証が必要になるのです。

ビザから滞在許可証へ

フランスに入国したらビザを元に滞在許可証の申請をしなければなりません。

基本的に滞在先の県庁もしくは支庁で申請することとなりますが、学生ビザの場合は移民局にて行います。

申請にはこのビザを含め滞在先を証明する書類などが必要となります。



基本的にビザの有効期限は3か月しかないので、それを過ぎてしまうと不法滞在者となってしまいます。

「自分のビザの期限は1年後まであるよ?」という学生さんもそれは滞在許可証に切り替えた場合の期間なので3か月なのは同じです。

申請しても即日滞在許可証が発行されるわけではないので入国したら最優先で行うべきことと言えます。

なお、ワーキングホリデービザは1年したら帰国する制約があるビザなので滞在許可証の申請は不要です。



無事、滞在許可証を手に入れて晴れてフランスで長期滞在ができるようになります。

とはいえ、滞在許可証に有効期限が記されているので、期限が迫って来たら延長するか、その前に出国しなければいけません。

とにかく自分のビザはどうなのか、日本にいる時点でしっかりと把握しておきましょう。

滞在許可証もいろいろ

ビザは入国時に必要なものでフランス滞在中の身分証明書は滞在許可証になります。

滞在許可証には許可証の有効期限が書かれており、滞在一年目はビザに記されたものが一般的に記載されます。

基本的に滞在許可証の有効期限は一年ですが、駐在のような期限付きの仕事や学業など予め年数が決まっているものは一年以上のものもあります。

これはその内容や状況によるため必ずそうとは言い切れないのでここからは滞在許可証の期限が一年として話を続けます。

滞在許可証の有効期限が近づいてきたら更新手続きを行うことで有効期限を延長することができます。

申請する場所は滞在許可証を申請したところと同じく県庁もしくは支庁となり、申請は滞在許可証の有効期限が切れる二か月前から可能になります。

滞在許可証の更新は今でこそ予約制になったところが多いですが、かつては予約もなく朝から並んでも申請すらできなかったなんて話がよくあり、私も1回の申請のために5回も通ったことがありました。

しかし更新ができたとしても次も一年間の有効期限が与えられるかと言えばそうとは限らず、特に語学学生の場合は更新しても半年や数か月しか延長できないこともあるので注意が必要です。

滞在許可証の更新を繰り返し、6年目の更新手続きの時に有効期限が10年の許可証を申請することができるようになります。

これがいわゆる10年ビザと呼ばれるもので、永住権のないフランスではこれが外国籍の人には最長の滞在許可証となります(国籍をフランスにすれば永住は可能になりますが、ここでは説明は省きます)。

一度10年ビザを手に入れられればその後の更新も10年ごととなります。

しかし10年ビザの申請はこれまでのようにただ書類を出せばそれでいいというものではなく、面接が加わるなど条件が増えます。

フランス人と結婚してフランスに住み始めた人の場合はフランス語レベルを証明する必要があるのでただ住んでいればもらえるものではありません。

まとめ

今回解説したことをまとめると以下のようになります。

ビザ:入国時の身分証明書。4か月以上フランスに滞在する場合は日本にあるフランス大使館で取得します。

滞在許可証:入国後の身分証明書。ビザから切り替える必要があるもので、有効期限が近づいてきたら更新可でき、6年目の更新で有効期限が10年の許可証に申請できるようになります。


結婚、学生、仕事など滞在の目的によって必要となるステップや書類は異なってきます。

大使館のホームページをしっかり読み込んで不備がないように気を付けましょう。

それでは(^^)/~~~

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