【フランス生活】銀行口座の開設方法

こんにちは(^O^)

フランスで留学などで長期滞在する場合、銀行口座を持っていた方がいいことがあります。

特に働く場合には給料の支払先として必要となりますし、滞在許可証を更新する場合に必要になるケースもあります。

「口座の開設なんて日本と同じでしょ?」

とお考えのそこの方、日本とフランスの銀行ではシステムが全然違います。

そもそも口座が完了するまでに1か月以上はかかります

ちなみに私は学生として、労働者として2回契約したことがあります。

ということで、いざという時に困らないようにフランスで口座を開設するにはどういった流れなのかを一緒に見ていきましょう。


銀行口座開設の流れ

それではまず口座開設までの大まかな流れを紹介します。

流れとしては以下のようになります。

①予約を取る
②契約する
③暗証番号を手に入れる
④カードを受け取る

ただし、近年ではネット上で手続きができるところも増えていますので、ここではあくまで実店舗で開設することを前提として話を進めます。

それでは順番に流れを見ていきましょう。

①予約を取る

日本の銀行で口座開設する場合、その足で銀行に行けば契約することができます。

しかしフランスではそうではありません。

まず予約を取るところから始まります。

そのためどの銀行がいいのか、その銀行のどの支店がいいのかを決める必要があります。

フランスの銀行には一例を挙げると

・BNP Paribas
・LCL
・Société Générale
・Caisse d’épargne
・Banque populaire
・HSBC

あたりが有名どころです。

銀行によってサービス内容が異なるのでそれらを比較して決めるのが良いでしょう。

同じ銀行でも一般向け、学生向けなどでサービスが変わってくるところもあります。

支店は実際に契約のために行く必要があるので家から近い所がオススメです。

支店まで決めたら電話もしくは直接言って予約を取ります。

一般的な銀行の決め方はこういったものですが、個人的にオススメなのは外国人の対応に慣れているところです。

例えばパリのオペラ座にある銀行では日本人スタッフがいると昔聞いたことがあります。

日本人スタッフに対応してもらえるのが一番安心ではありますが、そうではないところがほとんどです。

そこで留学生や外国人に慣れている支店を選べばこちらがフランス語を理解できていなくてもちゃんと分かるように説明してくれます

どこにそんなところがあるのかというと、人通りが多い中心街や大学の近くです。

周りの人にどこで開設したのかを聞くのも確実かと思われます。

②契約する

予約の日時になったら銀行に行きます。

銀行と言っても日本とは作りそのものが違っています。

日本の銀行は入ると横にずらりと窓口が並び、その向かいに待合席があるものが一般的です。

一方フランスの銀行は入ると受付が一つあるだけです。

この受付で予約の旨を伝えると担当者がやってきてその人のオフィスに行きます。

開設後の問い合わせなどの窓口は基本的にこの担当者に行います。

必要書類

契約では必要書類を提出し、契約書にサインをします。

必要書類は銀行によって多少異なりますが基本的には以下の通りです。

身分証明書(パスポート、滞在許可証)

住居証明(過去3か月以内の水道光熱費やネットの請求書、家賃領収書、ホームステイなどの場合は家主のサイン入りの住居証明書と家主の身分証のコピーなど)

学生証(学生の場合)

お札1枚(10€以上)


プランもいろいろ

口座にもいろいろとプランがあります。

先ほども簡単に触れましたが学生ならば学生プランですし、社会人なら支払い上限などの違いによってさらに異なるサービスがあります。

いきなり契約の場で説明されても混乱してしまうので予めネットでどれにするのかは決めておきましょう。

なお、フランスの銀行では口座維持手数料と言って毎月口座から手数料が引かれます。

学生の場合は費用がかなり低く設定されていますが、これも銀行によって違いが出るところとも言えます。

契約で聞かれる質問

また契約の始めに簡単な質問をされることもあります。

例えば

・どうしてこの銀行を選んだのか
・どうしてこの支店にしたのか
・どうして開設することになったのか

などです。

合否が出る面接というわけではないのでそのまま素直に答えましょう。

大量の書類にサイン

契約ではたくさんの書類を1枚1枚説明されサインをする繰り返しになります。

正直枚数も多いので読み飛ばしたくなりますが一度サインしてからの取り消しはできないのでしっかりと読み、分からないところは質問したり調べる時間をもらい自身で納得した上でサインしましょう。

なお、parapheと言って契約書の各ページの下隅にアルファベットを書くように促されることもあるので、その際はちゃんとアルファベットを各ページに書きましょう。

契約書にすべてサインが終われば契約完了となります。

実際に入金してみる

その足で今度は担当者と一緒に自分の口座に入金しに行きます。

銀行内のATMに一緒に行きATMの使い方を教わりながら持ってきたお札を自分の口座に入れます。

ATMに入金するため小銭は不可です。

これが終わればこの日のすることはすべて終わりとなり銀行を出ることができます。

③暗証番号を手に入れる

契約してから1~2週間くらいすると郵送で銀行の暗証番号が届きます

日本の銀行でしたら口座開設時に自分で好きな暗証番号を決めることができますが、フランスでは銀行が指定したものを使うことになります。

また、銀行のホームページから自分のページに入るための暗証番号も同じタイミングか別の時に手に入れます。

しかしまだカードが手に入っていないので何もすることがありません。

④カードを受け取る

契約してからおよそ1か月すると銀行からカードができたと連絡が来るので契約した銀行に受け取りに行きます。

この時は担当者を呼ぶ必要はなく、窓口でカードを取りに来たことを伝えれば渡してくれます。

フランスの銀行カード

なお、日本の銀行のカードと言えばATMからお金を降ろせるキャッシュカードですが、フランスの銀行のカードはそれに加えてクレジットカードの機能も兼ね備えています。

また最近ではタッチ決済機能の付いたカードも出ており、暗証番号を入力しなくてもカードを端末にかざすだけで支払うこともできます。

クレジットカードの会社はVisaかマスターカードが多く、銀行によっては契約の時にどちらがいいか聞かれます。

フランスではこの銀行カードのことをCarte bancaireもしくはCarte Blueと呼んでおり、略してCB(セーベー)と呼ばれています。

通帳はない

ちなみに日本のように通帳は存在しません。

そのため銀行のホームページから自分のページにアクセスして口座のお金の情報をチェックします。

口座を開設してから

口座を開設した後に何ができるのか、住所変更したり解約するときはどうすればいいのかについてはこちらにまとめてあるのでご覧ください。


まとめ

以上のようにフランスで銀行口座を開設するには予約を取るところから始まり、そのほかでも日本とは大きく異なるところが多数見られました。

何も知らずにいきなり開設しようとするとカルチャーショックが多すぎて混乱してしまうので、この記事を再度読んで慌てることなく開設できるようにしましょう。

次回では口座の種類や住所変更、解約について紹介します。

それでは(^^)/~~~

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