
こんにちは(^O^)
前回はフランスで銀行口座を開設する流れについて紹介しました。
今回は開設した後にすること、起こることについて紹介します。
前回の記事はこちらをご覧ください。
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それでは見ていきましょう。
自分の口座に入金する
口座番号
口座を開設したらお金を入れなければ意味がありません。
お仕事をしている場合は職場に給料の振込先として口座を教える必要があります。
前回も紹介しましたがフランスの銀行では通帳がないので口座番号をすぐ見つけられません。
契約時に担当者が誰かに口座を伝える用に口座番号を記した用紙をくれることもあります。
それを受け取れなかった場合は自身の契約書もしくは銀行のホームページから自分のページに行って調べる必要があります。
フランスの銀行口座はRIB(le Relevé d’Identité Bancaireの略)と呼ばれており、
銀行支店番号(5桁)、窓口番号(5桁)、口座番号(11桁)、確認番号(2桁)
から構成されます。
これを伝えれば給料などの振り込みが可能となります。
なお、日本からの入金など国際的な取引になる場合はI.B.A.NもしくはB.I.C/SWIFTコードを見ます。
RIBは家賃や水道光熱費など口座引き落としの際にも必要となりますので必ず確認しておきましょう。
ATMから入金
他にも入金方法としては契約時と同じようにATMから現金を入れておく方法です。
大量の現金を持っている場合は入金しておいた方が安心でしょう。
自分の口座から出金する
今度は反対にお金を使う場合です。
カードで支払う場合
フランスの銀行カードはキャッシュカードとクレジットカードが合わさったものと前回紹介しましたが実際には若干違います。
というのも日本のクレジットカードの場合、支払いから引き落としまで期間が設けられています。
例えば引き落としは毎月25日といった具合です。
一方フランスの銀行カードは支払いから引き落としまでの期間が数日になっています。
なのでどちらかと言うと支払ってすぐに口座から引き落とされるデビットカードの側面が強いです。
この違いをちゃんと理解していないで日本と同じ感覚で使っていると口座がマイナスになってしまうことも起こり得るので注意しましょう。
いずれにしても口座のお金をちゃんと把握して使い過ぎないようにするに越したことはありません。
ATMからの引き出しの注意点
ATMから現金を引き出すときにも注意が必要です。
というのも引き出し金額に上限があるからです。
セキュリティのためにそういった上限が設けられていますが、その上限が低すぎるのです。
1週間に3万円が上限だったり、ひどいとそれが1か月の上限だったりします。
これは銀行や申し込んだプランによって違います。
どうしても現金が必要なのに全然引き出せないということもあるので注意しましょう。
小切手
日本ではあまり見かけない小切手ですがヨーロッパでは昔から多くの人に使われています。
銀行カードの登場によりその出番はかなり減ったものの、今でも使っている人をフランスで見かけます。
日常生活であまり使うことがないものではありますが、銀行に申請すれば小切手帳をもらうことができ、ここから小切手での支払いも可能です。
ただし申し込んでいる銀行プランによっては使えないものあるので注意が必要です。
口座が2つ
ホームページから自分のページを見ると口座が2つあることが分かります。
それが当座預金口座と預金口座です。
それぞれ見て行きましょう。
当座預金口座(Compte Depots / Compte Cheque)
こちらの口座はお金の出入りが多い口座です。
というのも給料などの入金は主にこちらの口座にされるからです。
また普段の買い物や自動引き落としなどもこちらの口座が使われます。
そのため変動が大きく、ここがゼロにならないように注意しなければいけません。
預金口座(Livret A)
こちらはお金を蓄えるための口座です。
こちらの口座は最初0ユーロとなっており、自分で当座預金口座から送金しなければいつまで経ってもゼロのままです。
それならば使う意味がないのでは?と思ってしまいますが、こちらの口座に入れておくと利子が付きます。
反対に当座預金口座に入れていてもほとんど利子は付きません。
利子率も日本よりも高いので使わない分のお金はここに入れて利子を増やした方がお得です。
なお、ここのお金を使う際はまた当座預金口座に移す必要があります。
2つの口座間の送金方法
預金口座には当座預金口座からお金を入れないと意味がないということですが、どうやってお金を入れるのでしょうか?
その方法はネットで自分のページから行います。
まずVersement(振り込み)という項目があるのでそれを選び、当座預金口座から預金口座宛てと口座をそれぞれ指定し、金額を入力、その後決定ボタンを押せば完了です。
送金は1日もすれば完了します。
住所変更の方法
引っ越しにより住所が変わった場合は住所変更を行います。
住所変更を行わないと銀行カードの期限が切れたときに新しいカードが旧住所に送られてしまいます。
この手続きもネットから行えるので簡単です。
まず自分のページに行き、メールを開きます。
次に担当者宛てに住所変更の旨の文面を書き、添付ファイルとして引っ越し先の住居証明の書類を加えます。
これで問題がなければその旨の返信が来ます。
もし何か不備があれば指示に従って行います。
解約の方法
フランスの滞在を終えて日本に帰国する場合は銀行の解約を行います。
別にそのままでもいいんじゃない?
と思っている方、それは大問題です。
というのも、銀行には口座維持手数料があり毎月一定額を銀行に支払っているからです。
口座を解約しないでそのまま帰国してしまうとこの手数料を無駄に支払い続けることになり、最終的には口座残高がマイナスになります。
そうなると銀行からこのマイナス分の支払いの催促が来ます。
日本に既に帰国していようとこの催促は来るので無視すればするほどその金額が増える一方となります。
もし再びフランスに住むことになっても同じ銀行では開設できなくなる可能性もあるので帰国前にきちんと口座は閉めておきましょう。
口座を解約する方法はホームページから自分のページに入り、担当者にメールするだけです。
することはいたって簡単ですが、口座にお金が残っているかどうかで話が変わります。
口座残高が0のとき
まず簡単な話として口座残高が0ユーロの時は担当者にメールして終わりです。
しかし携帯電話の料金などそれ以降に引き落としが起きてしまうとトラブルになってしまうので、そういったものも終わらせたうえで0ユーロにして口座を解約する必要があります。
話としては簡単ですが、実際にするのは難しいです。
私はこの方法を使いましたがかなり大変でした。
私はまず携帯電話の解約をして月々引き落としをすべて終わらせ、その上で口座に残った小銭分ピッタリになるように買い物しました。
そして残ったお札はATMから引き出して0ユーロにしました。
この買い物で小銭分を使い切るのにはかなり計算しなければならずスーパーでかなりの時間計算しながらウロウロしていました。
口座にお金を残したまま解約する場合
こちらも担当者にメールで伝えるのは同じですが、口座にお金がまだ残っている場合は日本の口座に送ってもらうことができます。
ただし振り込みまでに時間がかかること、手数料がかかることは注意しなければいけません。
冒頭で説明した口座番号に国際取引の場合の番号としてI.B.A.NもしくはB.I.C/SWIFTコードがあると説明しましたが、日本にはI.B.A.NはないのでB.I.CかSWIFTコードを伝える必要があります。
コードは日本の銀行のホームページを調べれば出てきます。
また、日本の場合受取手数料として3000円くらい取られます。
この手数料は金融機関によって異なるのでそれも確認する必要がありますし、送金手数料も加わることを思うと手数料だけでかなり取られることが分かります。
まとめ
以上が口座開設した後の利用方法でした。口座が自動的に2つ作られていたり、解約するときの方法などやはり日本とは違うところがいろいろと見られましたが、開設したからには関係してくる話なのでしっかりと覚えておきましょう。
それでは(^^)/~~~
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