【フランス生活】移住したときの携帯電話について

こんにちは(^O^)

今回はフランスに留学などで移住してから携帯電話を使えるようにするためにはどうすればいいのかについて紹介します。

携帯電話を、というよりも電話番号を手に入れないと銀行口座の開設やいろいろな契約ができないので入国してからするべきこととして優先順位が高いものとなります。

フランスに行く前にするべきことはこちらにまとめてあるのでご覧ください。



日本のSIMカード

まず初めに日本のSIMカードはちゃんと停止しているのかをチェックしてください。

すでに日本で解約もしくは番号お預けサービスを利用している場合は問題ありませんが、引き続き契約をしている場合はすぐに通信をオフにしてください。

スマホは使っていない時でも自動的に送受信を常に行っています

日本ではそれほど気にならないことですが、海外に来た時は自動的に現地のキャリアの電波に切り替えて送受信を行うようになります。

現地のキャリアは契約したわけではなく、いわば使わしてもらっている状態なので通信料も割り増しになります。

これは日本のパケット無制限などのプランの適応外になるので放っておくと割り増し通信を知らないうちに繰り返されて気が付いたらとんでもない金額になるということになります。

まして日本と同じ感覚でネットを閲覧したら見たことのない請求額が届くことになります。

こういったことを防ぐためにSIMカードの通信をオフにしてフランスのSIMカードを手に入れるまではWi-Fiを使うようにしましょう。

フランスでWi-Fiを使う

フランスでは日本以上にWi-Fiが利用できる場所があります。

駅、ショッピングセンター、スターバックス、マクドナルドなど無料で誰でも使えるので利用時にネットにつなげれば最悪SIMカードなしでもどうにかなったりします。

またカフェなどでも暗証番号を聞けば使えます。

フランス語でWi-Fiはウィフィと発音します

ただし公共のWi-Fiはセキュリティに難ありなので注意が必要です。

SIMカードの手に入れ方

フランスでSIMカードを手に入れる場合キャリアと契約をして手に入れます。

キャリアとは日本のソフトバンクやドコモなどの通信事業者のことを指します。

フランスには主に以下のキャリアがあります。

・Orange
・Bouygues
・SFR
・Free

この中でご自身の希望に合うものを選ぶのが一番ですが、ここでは私が申し込んだFreeを例にして紹介します。

Freeを選んだ理由

そもそも何故Freeにしたのかというと、圧倒的に安いからです。

Freeの契約プランは2ユーロか19.90ユーロの2つしかありません。

Freeのホームページ
https://mobile.free.fr/


月々の契約料が2ユーロは安くなってきた日本と比べても圧倒的に安いことが分かります。

それぞれのプランを比べると以下のようになります(2021年11月時点、変更の可能性あり)。

プラン2ユーロ19.90ユーロ
通信量50MB/月(4G+)100GB/月(5G)
通話2時間無料/月無制限に無料
SMS無料無料
海外での通信量50MB(ヨーロッパ)25GB(世界70ヶ国)

こうやって見ると2ユーロは通信量の上限が低いですが、外であまりネットを使わないのであればこれで十分です。

フランスにはいろいろなところでWi-Fiが使えるので案外家と学校だけの生活ならばこれで十分です。

ちなみにこのプランは契約後に変更可能なので2ユーロをまず申し込んで物足りないと感じたら19.90ユーロのプランに変更すればいいです。

ただ、安さが売りのキャリアのため他のキャリアと比べるとバンド(周波数)が少なく、それによって電波が悪くなる可能性があります。

詳しくは前回の記事をご覧いただければ分かりますが、実際に使っていた感覚としては少し遅いかもと感じるくらいでした。

FreeにSIMカードを買いに行ってみた

SIMカードをFreeの実店舗に買いに行きます。

ホームページから注文することもできますが、ここでは実店舗での購入を紹介します。

お店に入るとカウンターとSIMカードの自販機があります。

①カウンターに行く

自販機でなくカウンターに行ったらSIMカードを新たに買うことを伝えます。

その後他社で契約しているか、どちらのプランがいいかなど聞かれます。

質問とプランの説明が終わったら一緒に自販機に行きます。

②自販機でSIMカードを買う

自販機では画面の指示に沿って

・購入したいプラン
・一覧から好みの電話番号の選択
・住所
・フランスの電話番号(なくてもOK)
・メールアドレス
・月々の支払いのためのカード番号
・SIMカードのサイズ(microかnano)

などを聞かれます。

SIMカードのサイズは自分の携帯電話に対応したものでないと差し込めないのであらかじめチェックしておきましょう。

これらの入力が終われば支払いとなります。

初回は申込料金10ユーロ+初月分のプラン料金(2ユーロか19.90ユーロ)となります。

支払いが終われば自販機からSIMカードが出てきます。

その後スタッフと一緒にカウンターに行きます。

③カウンターに戻る

スタッフとカウンターに戻ったらホームページのマイページに入るためのIDや暗証番号や冊子などをもらいます。

そのため一人で入店して自販機で購入して帰るとこれらのものが受け取れないので注意しましょう。

これでSIMカードの購入は終了です。

SIMカードを携帯電話に差し込んで設定をすれば使えるようになります。

解約方法

留学などで最終的に日本に帰る場合は帰国前に解約する必要があります。

これはキャリアによって解約方法は異なります。

Freeの場合はなんと郵送です

解約する旨を記載した書面を封筒に入れて以下の住所に郵送します。

Free Service Mobile (résiliation abonnement)
75371 PARIS Cedex 08

その後SMSによって確認のメールが来ます。

このタイミングで解約取り消しをすることもできます。

詳しくはこちらをご覧ください。

https://assistance.free.fr/articles/resilier-mon-abonnement-mobile-free-923?search-text=


フランスで携帯電話を買う場合

SIMカードを買う方法を紹介したので今度はフランスで携帯電話を買う場合について紹介します。

フランスでも携帯電話を買う方法は日本と同じです。

つまり

・キャリアで買う
・家電量販店で買う
・ネットで買う

の3つになります。

このあたりは日本と同じなのでお好みの方法でご購入ください。

気を付けるべきは機種

買う場所はお好みでいいのですが、どの機種を買うのかは注意が必要です。

一番の理由はバンドです。

バンドとは周波数のことを指し、主に電話やメール、インターネットを使うために必要となります。

前回の記事で詳しく紹介してありますが、この周波数は国や地域によって異なります。

そしてフランスで販売されている携帯電話はフランスの周波数に対応しているものが売られています。

ということは、日本の周波数に対応していない機種を買ってしまうと帰国後日本ではWi-Fiでしか使えなくなってしまうのです。

そのためフランスで携帯電話を買う場合、日本のバンドに対応しているものなのかを確認しておく必要があるのです。

iPhoneだったらどの国にも対応しているので手っ取り早いですが、それ以外から選ぶとなるとこの点に気を付けなければいけません。

日本のアプリをダウンロードできない

もう一つ気を付ける点としては日本のアプリがダウンロードできないことです。

機種の言語は最初の起動時に日本語に設定すればいいので困ることはありません。

しかしアプリは日本と同じということにはなりません。

Android機種の場合Googleストアからアプリをダウンロードするのですが、いくらGoogleアカウントが日本で登録したものであってもGoogleストアは初期設定時の国や地域に準じてしまいます

結果としてヨーロッパのGoogleストアを使うことになるので日本のアプリはヨーロッパのストアに登録されたものしか取れなくなります。

VPNというものを使えば日本のGoogleストアに入って日本のアプリも取れますが、安全性の問題などがあるためその方法はご自身でお調べください。

まとめ

以上がフランスで携帯電話を使う場合についての紹介でした。

Wi-Fiだけでまかなうこともできますが、やはりSIMカードは手に入れるべきです。

現地で携帯電話を購入する場合は日本でも使うことを視野に入れて機種を選ばないと後々困ることになるので気を付けましょう。

それでは(^^)/~~~

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