【卒業生が語る】フランスの語学学校は想像を絶するところだった①

ヴィシー 市庁舎

こんにちは(^O^)

今回はフランスの語学学校について紹介します。

これからフランスに留学やワーキングホリデーで語学学校に通うことを考えている人にとって海外の語学学校は未知の場所と言えます。

そこで私が通っていた語学学校を例にフランスの語学学校はどのようなところなのか紹介します。

あくまで私の体験が元になっているので他の学校とは違うというところもあるかと思います。

なので一例として読んでいただければ幸いです。


学校の種類

フランスに来てフランス語を学ぶには学校に通うのが一般的ですが、学校にもいろいろと種類があります。

大きく分けるとこういったものがあります。

・大学

・語学学校


・その他の学校


大学

まずはフランスの大学に通うという方法です。

大学生であれば交換留学制度を利用して通うこともできますし、そうでなくてもフランス語コースを受けることができます。

公立大学であれば授業料は無料なので大学生で留学を考えているならばまずはここを検討するべきだと思います。

コースを選択すればフランス語以外の自分の興味のある授業を受けることができるので教養を得ることができますが、フランス人に対しての授業なのでフランス語のレベルがある程度ないと理解することは難しいと考えられます。

大学なので年齢層も同年代が集まりやすいです。

語学学校

大学ではフランス語の授業は数ある教科の中の一つとしてありますが、語学学校はその名の通りフランス語の授業に特化しています。

基本的に私立のところが多く、受ける授業の数や期間によって値段は変わってきます。

見てきた中で一番短い人は1週間でした。

こういった点では大学よりも融通が利くように感じます。

年齢層は大学と同じで20歳前後が多いです。

今回のメインの話になるので詳しくは後程紹介します。

その他の学校

一般的に語学を学ぶ学校というと上記の大学と語学学校のイメージが強いですが、それ以外の形態のものもあります。

例えば移民に対する学校が挙げられます。

海外からの移民が多いフランスでは生活支援の一環としてフランス語の授業を移民に対して行っています。

移民の話だから日本人には関係ないように思いますが、例えばフランス語は話せないけどフランス人と結婚のために住むことになった人も通うことができるので対象となる日本人もいます。

これは実際に通っている知り合いの日本人から聞いた話なのですべてがそうとは言い切れませんが、生徒がみんな移民のため授業態度が悪かったり赤ちゃんを同伴して授業中にお世話していたりと授業の質が他の生徒によって下がってしまうところもあるようです。

こればかりは実際に行ってみないと分からないですが、しっかり学べる環境としては大学や語学学校の方が整っているのは確かなようです。

他にも無償もしくは低価格で授業を行う非営利団体などもあります。

私が語学学校に通った話

フランスで言語を学ぶにもいろいろなところがあることが分かったところで、ここからは私が語学学校に通っていた時の話をします。

私は語学学校に2年間通っていましたが、1年目はオペアとして、2年目は学生として通っていたのでカリキュラムに違いはあります。

ここでは時系列に沿いながら私の語学学校での生活を紹介します。

語学学校にした理由

まずなぜ大学ではなく語学学校にしたのかについてですが、それは私のビザに関係があります。

私は学生ビザではなくオペアビザという住み込み先で子守りをしながら生活をするビザを利用してフランスに来ました。

このオペアビザは語学学校に通うことが認められているのですが、一週間に受けられる授業の時間は学生ビザよりも少なくなります

そのためオペア向けの授業を行っている学校を探す必要があり、結果として語学学校になったのでした。

オペアビザについてはこちらをご覧ください。


入学前

オペアビザの申請には語学学校の入学証明書を提出する必要があったので日本にいる段階で申し込みをしました。

メールでやり取りを行い、入学金を支払うことで許可証がメールで届きました。

入学金の支払いも学校の口座に振り込む必要があったので海外送金をしましたが、手数料が5000円近くかかりゾッとしました。

入学試験というものはありませんでしたが、入学前に語学力によってクラス分けを行う必要があるので学力テストを受ける必要がありました。

問題はメールで送られてくるので印刷して解き、スキャンしてメールで送り返しました。

問題の内容は文法と筆記でした。

筆記は自分の友達がフランスに遊びに来たらどのように街を案内するかというものでした。

学力テストの結果は帰って来ないので何点取れたのかは不明でした。

入学日の地獄

そしてビザも手に入れてついに渡仏。

その数日後に語学学校が始まりました。

私の語学学校は基本的にいつ入学して卒業するのかは自分で決められますが、それはオプションのようなもので基本的には9月スタートか10月スタートでした。

私は9月スタートを申し込みました。

登校初日に初めて学校に行きましたが、自分がどのクラスなのかはドアに張り付けてある名簿を見て確認する必要があるため多くの生徒が廊下でウロウロしていました。

どうにか自分のクラスも見つけて中に入ると生徒も先生も揃っていたようでした。

少し待つとさらに後から数人やって来て授業が始まりました。

授業が始まってビックリしたのは何を言っているのか全く分からなかったこと、そして自分以外の生徒はちゃんと分かっていたことです。

ここで圧倒的なレベルの差を感じました。

日本でフランス語は勉強してきたのですが、まさかここまで太刀打ちできないとは衝撃でした。

どうにか授業についていくも、やはり厳しいものがあったので授業が終わって先生にレベルを下げてもらうようにお願いしました。

結果として翌週からB1のクラスからA2のクラスにランクダウンしました。

このクラス移動が行われるまでの1週間は本当に苦痛でした。

授業の風景

A2にレベルを下げたことでかなり落ち着いて授業を受けられるようになりました。

B1のクラスでは宿題が何かさえ分かっていなかったので、本当にその時にレベルには合っていなかったのだと思いました。

カリキュラム

ここでどのようなカリキュラムだったのかを紹介します。

ただし私はオペア用のカリキュラムのため一般の学生ビザのものとは大きく違っています。

授業日:水曜日以外の月~金

授業時間:9~12時(休憩15分)の1コマ


生徒数:およそ15名

水曜日に授業がなかったのはオペアの仕事と関係しています。

住み込み先の家庭の子守りをするオペアの仕事では子どもの学校への送り迎えもします。

子どもの学校は基本的に16時半でしたが、水曜日のみ11時半でした。

これは地域によって異なりますが、私の地区では水曜日だけ早く帰ってくるため語学学校は休みになりました。

授業時間も午前か午後かに分かれますが、オペアの人たちは夕方に子どものお迎えがあるので優先的に午前中の授業となりました。

生徒はクラスによって差はありますが平均15人ほどで、年齢は20歳前後で私と同じようにオペアをしている人は10人くらいいました。

男女比は女性が圧倒的に多く、男性はクラスに数人でした。

ちなみに2年目の学生としてのカリキュラムは以下の通りです。

授業日:月~金

授業時間:9~12時と13~14時の2コマ


生徒数:1コマ目はおよそ15名、2コマ目はおよそ7名

学生ビザはオペアよりも授業時間が多く取れるのでこのようになりました。

水曜日も通えるようになったこと、午後の1コマが取れるようになったことが大きな違いです。

午後のこの1時間の授業は集中講義というもので、より専門的な内容を学んだり個々の生徒に合った授業を受けられるものでした。

先生

先生は月火、水、木金の3つで異なり、水曜日に学校に行かない私は月火の先生と木金の先生の2人から教わっていました。

先生は他の学校とも掛け持ちをしており、公立大学でも教鞭を取っている人もいたので授業の内容や質は大学と大差ないと思います。

ある日大学に友達に会いに行ったら私の学校の先生がそこでも授業をしているのを見つけてビックリしたことがありました。

先生の男女比は半々で、年齢もバラバラでした。

生徒

先ほども紹介したように生徒は女性が多かったです。

国籍はスペインやメキシコなどスペイン語圏からの人が多く、反対に英語圏はほとんどいませんでした

一番気になる日本人はほとんどいませんでした

学校全体で見ても2~3人ほどでした。

そのため日本人と接する機会はほとんどありませんでしたが、この数人の日本人とは仲良くなって一緒にお出かけしたり今でも連絡を取っているような仲の人もいます。

大学だと日本人はもっと多いのでこういったことになるのも語学学校ならではだと感じます。

生徒はオペアをしている都合で子どものために授業の途中で帰る人もいましたし、授業を休む人もいました。

中には旅行ついでに少しだけ通う人もいれば、仕事をしながら通っている人もいました。

まとめ

以上がフランス語を学ぶ学校の違いや私の通っていた語学学校についての紹介でした。

内容が長くなってきたのでここで一旦区切りとしますが、次は具体的な授業の内容や学内イベントなどを紹介しますので興味がある方はご覧ください。

それでは(^^)/~~~

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