【海外移住トラブル】トイレの水が止まらなくなって3か月放置された話

トゥール ロワール川

こんにちは(^O^)

海外に住んでいるといろいろなトラブルに遭います。

日本でも起こるような問題でも海外では簡単に解決されないこともよくあります。

今回は私の家で起きた出来事を紹介します。

この出来事に対してどう対処したらいいのか、どういう心構えでいたらいいのかを紹介します。


問題発生

事の始まりは8月の中旬でした。

ある日キッチンの蛇口をひねったら水が暴発して出てきました。

あまりの突然のことに目が点になりました。

何が起きたのかというと、断水した結果水道に空気が入ったのでそれが噴き出したのでした。

アパートに住んでいるので断水することもあります。

しかし断水するなんて張り紙もなく事前に通知もなく、まさに寝耳に水でした。

そしてこの断水から家の水道の調子が悪くなりました

まずキッチンの蛇口は水を止めてもしばらくドバドバ水が流れ、その後水滴が落ちるようになりました。

加えてトイレの水を流しても止まるまで時間がかかるようになりました。

原因は間違いなくあの無断断水です。

不動産に報告したけど

緊急の問題ではないですがとりあえず不動産にメールで問題を報告しました。

フランス語のメールだけで伝わらなかったら困るのでどのように問題になっているのかも動画にして送りました。

すると大家さんが見に来ることになりました。

しかし大家さんは8月でバカンスでいないからすぐには見に行けないとなりました。

そのなかでもこの日がいいと言われました。

生憎その日は仕事でしたが無理して早く帰ればどうにかできると思いその日にお願いしました。

約束の日、仕事が終わって駆け足で帰りお出迎えの準備をしました。

しかし待てども待てども大家さんは来ません

結局日も暮れてその日来ることはありませんでした。

大家さんのドタキャンの嵐

まさかのドタキャンで結局この日に問題は解決しませんでした。

しかし事態は翌日動きます。

なんと翌日大家さんが見に来たのです、私が働いている時間に

私はその日は仕事でいないから都合が付かないと伝えてあったのですが何故か来ました。

どうやって分かったのかというと、大家さんから「行ったけどいなかった」と不満気味にメールが来たからです。

何故約束した日には来ないで都合が付かないと伝えてあった日に来たのか意味が分かりませんでした。

大家さんにそのことを伝えようとしましたが運悪く私の携帯電話の調子が悪くて返信ができませんでした。

翌日不動産にこのことを伝え改めて約束の日時を決めました。

しかしその約束の日も来ませんでした。

結局こんなドタキャンが5回くらい繰り返されました

その都度不動産に都合が付く日を伝えていたので不動産も大家さんに不信感を抱くようになります。

ちなみに約束の日は何時に来るのか分からないので一日中家で待機するしかありませんでした。

さらなる悲劇

ドタキャンが続く中で再び断水が行われました。

もちろん事前告知もない無断断水です。

何も知らないで蛇口をひねって暴発するのは本当にびっくりするので本当にやめていただきたいです。

しかしこの暴発の結果蛇口から内部の部品が飛び出しました

そしてトイレの水もついに止まらなくなりました

近づいてよく見ないと分からない程度ですがちょろちょろと水が流れ続けています。

このままでは四六時中水が止まらなくなって水道代がとんでもないことになります。

こんなことになったのも大家さんがドタキャンを繰り返しているからです。

プロのお助け

そして相変わらず都合のつく日を教えてはドタキャンされる日を繰り返していたある日、知らない番号から電話がかかってきました。

電話の主は水道修理業者で不動産からの依頼で連絡をくれました。

どうやら不動産も大家さんに頼ることを諦めたようです。

連絡をくれたときは私が仕事だったのでまた後日ということになりました。

そして数日後、業者に電話をしてみたらその日の夕方に来ることになりました。

これでやっと解放されると安堵していました。

夕方、配管工がやってきました。

手ぶらのまま。

とりあえず何が問題なのか実際に見せて伝えたら何が原因なのかすぐに解析していました。

私もドタキャンを繰り返される日々の中で何が原因なのか調べてはいたのですが、やはり思った通りでした。

しかし配管工は何もしないで帰って行きました

唖然としました。

ここまで何か月もかけてやっと来たのにまだ終わらないのかと感じました。

どうやら修理する前に不動産に見積もりを出さなければいけないようです。

そういった流れがあるならば仕方がないですし、手ぶらで来たことの意味が分かりました。

やっと決着

そこからさらに1週間後、何も動きが見られなかったので不動産に見積もりが届いたのか確認し、もう業者を呼んでいいのか確認しました。

そうしたら大家さんからの許可も下りたと返事が来たので業者と約束を取り付けました。

実はトイレは業者が見たときにさらに悪化してしまい、結構な量が常に流れていました。

そして約束の日業者がやって来ました。

事前に確認してあるだけあってテキパキと動きます。

部屋の水をまず止めるということで止水栓を教えましたが何故か扉が結束バンドで結ばれていて開かないようになっていました。

恐らく勝手に空いてしまうので他の住人がそうしたのだと思われます。

とはいえ、ここを開けないと話が進まないのでやむを得ずそれを切り取って作業しました(扉は業者が帰った後に紐を用意して結んでおきました)。

トイレはフロートバルブが劣化していたので取り替えて直りました。

これは自分が思っていた通りでした。

キッチンの蛇口はゴムパッキンの劣化によるものだろうと思っていましたが、蛇口そのものの劣化が原因だったみたいです。

水とお湯のそれぞれの管がひどく錆びていたので結局新しい蛇口と取り換えになりました。

まさか新しいものが使えるようになるとは思っていなかったのでこれはとても嬉しかったです。

こうして無事に問題は解決し、業者は帰って行ったのでした。

ここから学んだこと

8月に問題が発生し、解決したのは11月でした。

その間水は流れ続け、大家さんにはドタキャンを繰り返されました。

しかし私はこの件に対して怒ることも焦ることもありませんでした

何故なら期待していなかったからです。

日本だったら依頼して3か月も待たされることなんてあったら「あり得ない」と考える人もいるかと思います。

しかしこちらで待たされることは日常茶飯事なので期待するだけ無駄なのです。

もう一つの理由としては水道代は家賃に含まれていなかったからです。

そのため水が止まらなくなっても追加で請求されることがないのは分かっていたので落ち着いていました。

もし水道代も自分で払うことになったのならば一刻も早く治してほしいと騒いでいたと思います。

仮に水道代が高すぎるからと問題視されても不動産も事情を知っていますし、何より大家さんが何度もドタキャンしていることが原因なのでこちらには請求できないのです。

こういった理由から大して慌てることもイラ立つこともなく3か月待てました。

今回の件から学んだことは

・期待しないこと

・早期に報告して自分の正当性を周知すること

です。

海外ではこういったちょっとしたことでもかなり待たされることが多いので期待しないで長くかかること承知の上で対処しましょう。

それでは(^^)/~~~

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