【海外旅行トラブル】帰国の飛行機に乗り遅れる人生最大のピンチを乗り越えた話

ディナン 要塞

こんにちは(^o^)

今回は私が実際に体験した海外旅行でのトラブルを紹介します。

私の中では人生最大のピンチとも言える出来事でした。

ここではどんな問題が起こり、どのように乗り越えたのか、同じ目に遭ったときにどうするべきかについてお話します。

海外旅行に行こうとお考えの方必見です。

続編として空港封鎖が閉鎖してしまったときのお話もあります。


事の発端

まずどんなトラブルに遭ったのかと言いますと、海外旅行から帰国するための飛行機に間に合いませんでした

私がまだ日本で会社員だった頃、有給を使ってフランスに一人旅に行きました。

この頃からすでにフランスに住むことは視野に入れていて、フランス旅行も4~5回目と旅慣れてきたところでした。

いつもパリを拠点に観光していたので、このときはリヨンを拠点に観光することにしました。

まさか後にリヨンに住むことになるとはこのときは思ってもいませんでした。

空港はパリのシャルルドゴール空港を利用したので、帰りはリヨンから空港に直行する電車に乗る予定でした。

楽しい旅行も終わり電車に乗ろうと駅に向かうと異様なほど人で溢れていました。

どうやら電車が遅れていたようでした。

私が乗る予定の電車も20分の遅れとなっていました。

私はシャルルドゴール空港にチェックインの3時間前に着くように予約したので、これくらいの遅れなら問題ないと判断しました。

しばらくすると空港行きの一つ前の電車が到着しました。

電車は指定席でしたし、まだ本来の電車に乗っていけば間に合うのでその電車は乗らずに駅で待ちました。


しかしその電車を最後に遅延はどんどん広がり最終的に飛行機が出発した後に電車は来ました

こうして飛行機に乗り遅れてしまったのです。

後から知ったのですが、かなり大きな列車事故があったことが原因でした。

どのような対処をしたのか

飛行機の時間が迫る中、まだリヨンから動けていない時間はかなり苦痛でした。

「もし間に合わなかったら」と思いながら何度も電光掲示板を見てはいつ電車が来るのかを確認しました。

見るたびに遅延時間が数時間単位に伸びていき、焦りが積もっていきました。

旅行会社に電話をする

このままでは飛行機に乗れない可能性が出てきたので、私は旅行会社に電話しました。

実は航空券と宿は旅行会社を通じて手配しており、現地の相談窓口があったのです。

事情を話すとシャルルドゴール空港の航空会社の窓口に連絡すると言ってくれました。

しばらく待つとその結果を伝えてくれたのですが、連絡がつかないとのことでした。

空港の総合窓口に電話して確認してみるともう窓口が閉まっていたとのことでした。

直接航空会社に電話する

空港に連絡ができないので、今度は航空会社に電話しました。

しかしここもつながりませんでした。

望みをかけて空港へ

事前に航空会社に連絡もできず、結局飛行機には間に合いませんでした。

しかし旅行会社から最後の便なら間に合うかもしれないと言われとりあえずシャルルドゴール空港に行くことにしました

数時間待って乗った電車の私が予約した席は知らない人が座っていました。

ここは自分の席だからと説明して移動してもらいどうにかリヨンから出ることができました。

バカンスの時期だったこともあり周りの人は楽しそうにしていましたが、私は日本に帰れるかどうか、1分1秒の問題だったので気が気でありませんでした。



そして23時頃に空港に着き、全力疾走でJALの窓口に行くと席がまだありました。

しかし金額が思った以上に高くて払うことができませんでした。

実は旅行中の費用はクレジットカードを使っていたので、JALに提示された金額だと上限に達してしまうのでした。

あと5分以内に決めてくださいと言われ、飛行機に乗ることを諦めました

とりあえず一泊しよう

お金が足りず飛行機に乗ることを断念しました。

もうこのままフランスに居座ることになるのかな?なんて思いながら旅行会社に連絡すると一旦ホテルで休んで翌日のフライトで帰ることを提案してくれました。

ホテルは旅行会社がすぐに用意してくれました。

空港からタクシーに乗って向かいましたが、もしぼったくりだったらお金が足りないなんて怯えながらメーターを眺めて乗っていました。

ホテルに着くと日本人がディナーの帰りで楽しそうにロビーで談笑していました。

助けてほしいと叫びたくなりましたが、単なる旅行者にそんなことを言っても困らせるだけなので泣く泣く部屋へと入りました。



部屋に着いても落ち着くことができませんでした。

夕食にと買ったサンドイッチも味がしませんでした。

寝ようにも目が冴えてしまって眠れず、気が付けば明るくなっていました。

試しに日本の航空会社に電話して事情を話すと「日本で起きたことでないので知りませんよ。」と鼻で笑われました。

とても腹が立ちましたが、高い国際電話のお金をこの人に使うのももったいないと感じて丁寧な口調でサッサと電話を切りました。

お金の確保と航空券の手配

翌朝、ある方法を使ってATMから20万円分くらいのお金を引き出しました。

その方法とは国際キャッシュカードを使うというものでした。

この国際キャッシュカードは日本の銀行口座から直接お金を引き出せるものです。

こうして航空券を買うのに必要なお金の手配ができました。


次に旅行会社の窓口に行きました。

どうやら話は回っていたようで、名前を言うとすぐに事情を察してもらえました。

そして持っているお金の範囲でできるだけ早く帰れる航空券を手配してもらいました。

フライトは夜だったので荷物を旅行会社に預けてもらい、時間までパリ観光を楽しみ、飛行機に乗って無事日本へと帰れたのでした。

以上が私が体験したことです。

具体的な対処法

では、この経験から今の自分ならどうするかを考えてみます。

この体験談はかなり昔でのことでまだスマホも普及していませんでした

Wi-Fiもまだまだ普及していませんでしたし、航空券も紙が主流でした。

そのため今ならこうすればいいのでは?と思うところもあるので、その点を踏まえて紹介します。

航空会社に電話する

飛行機に間に合わないと分かった時点でまずは航空会社に電話しましょう。

私のときはすでに終わっていたのでどうすることもできませんでしたが、事前に伝えることで別のフライトに振り替えてくれることがあります。

これは航空券の種類などによるので必ずしてもらえる訳ではありませんが、事前に伝えておくことは大事です。

旅行会社に電話する

旅行会社を通じて予約している場合は現地のサポートデスクがあれば連絡しましょう。

言葉が通じない国で代わりに航空会社に連絡してくれたり、ホテルを手配してくれたりといざというときに頼りになります。

私のときはあんな夜遅くまでサポートしてくれてとても感謝しています。

ネットでキャンセルする

私のときはWi-Fiがなかったのでできなかった方法ですが、これができれば一番手っ取り早いです。

キャンセルはもちろん、予約変更ができれば私のようになることも防げます。

いずれにしても間に合わないと分かり次第航空会社に伝えるのがまず大事なことです。

他にどんなことをするべきかを見ておきましょう。

遅延証明書をもらう

飛行機が飛び立った後でも交渉しないよりかはしたほうがいいです。

その際に遅延証明書があればやむを得ない事情と認めてもらってフライトの振り替えをしてもらえるかもしれません。

それに後から海外旅行保険に請求する際の証明にもなります。

私のときは最後のフライトに間に合うかどうかの1分1秒の戦いだったので、そんなことを考える余裕はありませんでしたが、もらっておくべきものだったと思います。

クレジットカードの準備をする

私は最後のフライトには間に合ったものの、お金が足りず諦めることとなりました。

もしクレジットカードの上限をもっと上げておけばその場で買うことができましたし、もう一枚クレジットカードを持っていたらそんな心配はなかったと思います。

お金を引き出す手段を持つ

今回のお話の場合、私は国際キャッシュカードを使って現金を引き出して航空券を買いました。

しかしこの国際キャッシュカードが機能しなかったらフランスで放浪者となっていたかもしれません。

お金を引き出す手段は大いに越したことがありません。

以下の記事に海外でお金の引き出す方法をまとめているので参考にしてください。


SNSを使う

自分ではどうすればいいのか分からないときは人に助けを求めることも大事です。

私の場合は旅行会社とアメリカに住む知人にアドバイスをもらい助けてもらいました。

今の時代ならばツイッターなどのSNSを駆使して助けを求めることができます。

その場を打開するアイデアが出てきたり、励ましの言葉をもらうこともあります。

冷静でいること

私がこの経験で心掛けていたのは冷静でいることでした。

自分一人でどうにかしなければいけない状況でパニックになっても何の解決もできないと感じ、とにかく冷静に情報を集め状況を把握し、何をすべきかを考え続けていました。

携帯も今なら充電できる場所がありますが、当時はなく残り少ない充電の中でできることを最大限にしなければいけませんでした。

これは私にとっては人生の教訓になりました。

帰国翌日は予定を入れない

お話の中で私がその日のうちに帰ろうとしていたのは、次の日仕事があったからです。

私の仕事は自分でスケジュールを立てられるものだったので、メールの返信など溜まった仕事を処理するために打ち合わせのような人を巻き込む予定は入れていませんでした。

結果、職場にも大きな迷惑にはならずに済みました。

上司に事情を説明したとき、すでに日本のニュースでも報じられていたらしくすぐに理解してもらえました。

とはいえ、一番いいのは次の日は休みにしておくべきだったと感じました。

まとめ

以上が私が体験した飛行機に乗り遅れた話です。

私の中では大きなトラブルで、もう海外に行くのはやめようかなと思いもしましたが、これだけのことをどうにか乗り越えられたのだから、大体のことはどうにかできるだろうと考え直してフランスに住む決心へとつながったのでした。

それでは(^^)/~~~


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