こんにちは(^O^)
フランス語を話せるようになるためにフランス語を勉強している人は多いかと思います。
しかし実際にフランス語で生活していると文章を書くこともたびたびあります。
そこで今回はパソコンでフランス語入力できるようになるためにフランス語のキーボードを使う方法を紹介します。
フランスに住むことを考えているのならばやっておいて損はない話です。
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なぜキーボードが必要か?
まずどうしてパソコンにフランス語のキーボードを取り入れる必要があるのか説明します。
冒頭で述べた通りフランスに住んでいたら文章を作成する必要があるからです。
「スマホで打てばいいのでは?」
と思う方も多いとは思います。
しかし大学のレポート、会社の資料など文量が多いとスマホから打つのではかなり時間がかかってしまいます。
それ以外にも滞在許可証の更新などで公的書類を作るときはフォーマットがあるためスマホでそれを再現するのはかなり手間です。
そういったことからフランス語のキーボードは使えるようになっておいた方が便利です。
フランス語のキーボードの取り入れ方
それではここからはフランス語のキーボードをパソコンに取り入れる方法を紹介します。
今回はWindowsでの方法を紹介するので、Macの方はご自身でお調べください。
①画面左下にあるWindowsマーク(白い四角のマーク)を押します
②電源ボタンの上の設定(歯車のマーク)を押します
③開いた画面の中にある「時刻と言語」を押します
④左側のメニューから「言語」を押します
⑤面右半分の中にある「優先する言語」の中にある「言語の追加」を押します
⑥検索画面に「フランス語」と入力し検索します
⑦「フランス語(フランス)」を選択し、画面下の「次へ」を押します
⑧開いた画面の一番下の「インストール」を押します
これでフランス語のキーボードが使えるようになります。
フランス語のキーボードの開き方
フランス語のキーボードをインストールすると画面右下に「J」のマークが追加されます。
これは現在日本語のキーボードを使っているという意味です。
これを左クリックするとキーボードの言語変更ができます。
フランス語のキーボードを選択するとJのマークはFRAに変わります。
また、ShiftとAlt同時押しでも言語の切り替えはできます。
日本語とフランス語のキーボードの違い
これでフランス語のキーボードが使えるようになりましたが、いざ使ってみようとすると結構難しいです。
というのも、日本語とフランス語のキーボードではアルファベットの並びが若干違うためです。
実際に二つのキーボードを見比べてみましょう。
日本語
フランス語
これは画面左下のWindowsマークから「Windows簡単操作」のフォルダを開き、「スクリーンキーボード」を選ぶと画面上に出すことができます。
見比べて分かるようにボタンの配置が結構異なります。
例えばAとQの位置が逆だったり、MがNの隣からLの隣に移動しています。
日本語のキーボードに慣れていると無意識にアルファベットの位置も覚えているので間違いを連発してしまいます。
Aなんてよく使うので最初は本当に困りました。
フランス語のキーボードを勧める理由としては実用面でお話しましたが、日本語のキーボードでは入力できない文字(à、ç、é、ï、ô、ù など)があるためです。
ここでフランス語入力の一覧を見てみましょう。
フランス語 | 日本語(キーボード上のひらがな) |
A | Q(ち) |
Q | A(た) |
W | Z(て) |
Z | W(つ) |
M | ;(れ) |
à | 0(わ) |
ù | :(け) |
é | 2(ふ) |
è | 7(や) |
â î û ê ô | @の後にアルファベット |
ä ï ü ë ö | Shift+@の後にアルファベット |
Ç、ç | 9(よ) |
? | Shift + M(も) |
! | ・(め) |
.(ピリオド) | Shift + ,(ね) |
,(コンマ) | M(も) |
( | 5(え) |
) | ―(ほ) |
@ | Alt + 0(わ) |
ちなみにピリオドは毎回Shift+,(ね)を押すのは手間なので、テンキー(キーボードの右端にある数字がある部分)のピリオドのボタンを押すと早いです。
フランス語入力の練習をしよう
今紹介したように日本語とフランス語のキーボードでは文字配列が大きく異なっています。
これを使いこなせるようになるにはひたすら使って慣れるしかありません。
私はフランス語のキーボードがどのようになっているのか何も見ないまま始めたのでとにかくたくさん間違えて慣れて行きました。
結果として日本語のキーボードのままフランス語のキーボードを使いこなせるようになりました。
ブラインドタッチレベルまで行けばキーボードに何が書かれているのか見なくなるので、ここまで行けばかなり楽になります。
具体的にそのレベルになるまで私は以下のことをしてキーボードに慣れて行きました。
日記
まずはフランス語で日記を書いてみることをお勧めします。
内容はその日あったことを書けばいいだけですし、文量も始めは少しにして段々と増やしていくのがいいです。
Wordを開いて入力すればスペルチェックもしてもらえるので自分がどこを間違えているのか確認することもできて学習者には便利です。
Wordでフランス語のスペルチェックを設定する方法
①画面上に並ぶメニューから「校閲」を選択します
②「言語」を選択し、「校正言語の設定」を選択します
③言語一覧からフランス語を選択してOKを押します
日記は始めのうちはなかなか書くことが出てこないですが、毎日続けるうちに書くことが増えていき、それに伴って自分がよく使う言い回しができてきます。
これが身に着くと実際の会話でもとっさに言葉が出やすくなるのでオススメです。
メル友を作る
日記は自分しか読まないですが、読む相手を作ると一気に上達します。
一番効果的な方法はメル友を作ることです。
ネットを探せば日本に興味がある外国人が集まるサイトがあるので、フランス語でメールのやり取りをするようにすれば自ずとフランス語のキーボードを使うことになります。
相手によっては自分が書いた文章を添削してくれますし、話題もお互いに出し合うので書くことも自然と生まれてきます。
フランス語の過去形、未来形を習ったくらいから始めると大方のやり取りはできるようになります。
ただ、出会いを目的とした変な人もいるので注意しましょう。
まずは日記から書き始め、次にメル友を作るとキーボードの入力もスムーズに身につけられます。
まとめ
以上がフランス語のキーボードの取り入れ方です。
スマホは入力予測が出るので便利ですが、それだと正しいスペルや文法を覚える機会が減ってしまいます。
先々フランス語で誰かと関わりたいと思っているならば語学力だけでなくこういったところも身につけておくことも意外と大事です。
今の仕事でフランス語入力にまったく支障をきたしていないのは日本でフランス語のキーボードをマスターしていた部分が大きいのでぜひとも取り組んでほしいと思います。
それでは(^^)/~~~
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