こんにちは(^O^)
海外に行く場合、目的地の国や地域によっては日本を出国する前にPCR検査を受けて陰性証明書を取得する必要があります。
今回は私が実際に日本で海外渡航用のPCR検査を受けたときの体験を通じて取得方法を詳しく解説します。
なお、日本に入国する場合の情報はこちらをご覧ください。
PCR検査とは?
そもそもPCR検査とは何なのか一言で言えば新型コロナウィルスに感染しているかどうかを確認するための検査です。
感染していれば陽性、感染していなければ陰性となり、陰性であることを入国条件にしている国が存在します。
検査はいつする?
いつ検査をするのかはこれから滞在する国や地域によって異なります。
ワクチンを接種していれば検査不要という国もあるのでその国の日本大使館のホームページを確認すると日本語で知ることができます。
検査が必要となる場合は出発時刻の72時間以内、48時間以内、24時間以内のいずれかの場合が多いです。
これは日本で飛行機が出発する時間からさかのぼってその時間以内に検査をする必要があります。
結果が出る時間ではなく、検査をする時間であることに気を付けましょう。
出発日時から時間をさかのぼって計算するのに便利なサイトがあるので以下をご参照ください。
https://keisan.casio.jp/exec/system/1355989418
検査結果はいつ出る?
検査結果が出るまでの時間は検査機関によって異なりますが主に
・検査日したその日
・検査日した次の日
の2種類があります。
これは検査分析をその機関で行うのか外部に委託するのかで変わってきます。
その機関で分析を行うならば検査したその日に結果が出ます。
一方外部に委託する場合は時間がその分かかるので翌日に結果が出ます。
出発時間の72時間以内、48時間以内ならば翌日受け取りでも問題ないですが24時間以内の場合は翌日受け取ってから空港に向かうのは間に合わないこともあるのでいつ結果が出るのかは知る必要があります。
検査はどこでできる?
まずは検査する場所を探す必要があります。
一般的に以下の場所でPCR検査を受けることができます。
・病院
・空港
・検査機関
インターネットで調べると無料のところもありますが、それは簡易検査の場合であり海外に行くための検査としては不十分なので注意が必要です。
検査にはいくらかかる?
検査費用は機関よって大きく異なります。
病院で受ける場合
厚生労働省のホームページには全国のPCR検査を受けられる機関の一覧が掲載されています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-jihikensa_00001.html
例えばこの中の東京都のリストを見ると金額は16,000~38,000円と金額に大きな差があります。
ただしこの一覧は英語で記載された海外渡航用のものが発行されるとは限らないので、その機関のホームページに行って金額だけでなく海外渡航用の証明書も発行してもらえるかどうか確認しましょう。
なお、体調不良でなく自主的に検査に行くため全額自費負担となります。
まとめると
メリット
・数が多いので家から近い所で見つかる可能性がある
デメリット
・料金にばらつきがある
・検査結果が翌日の場合が多い
・週末は利用できないところが多い
・海外渡航用の証明書(英文)がないところがある
空港で受ける場合
空港でもPCR検査を受けることができるところがありますが料金は割高です。
参考に成田空港の場合、
・予約済み(実施時間内):23,000円
・予約なし、実施時間外:43,000円
また、事前に他の指定の病院で検査を行うと証明書を空港で受け取ることができるサービスがあるところもあります。
メリット
・海外渡航用の証明書が発行してもらえる
・即日発行が可能→出発日に受けるようにすることもできる
・他の病院で検査を受けて陰性証明書を空港で受け取ることができる
デメリット
・病院に比べて数は少ない
・料金が割高
・時間帯や空港によっては翌日発行になる
検査機関で受ける場合
日本の一部の都市にはPCR検査に特化した検査機関があります。
私が利用したのはこの検査機関です。
私が受けた検査機関は
費用:16,000円
検査結果:即日発行
料金も安い上にその日のうちに結果が出て、なおかつ海外渡航用の証明書も発行してくれるのでかなりオススメです。
ここからは私が実際に受けに行った検査結果の紹介とそこでの体験を紹介します。
メリットとデメリットは体験談の後に記載します。
検査機関に受けに行ってみた
今回私が利用したのはチームメディカルクリニックという検査機関です。
サイトURL
https://www.team-medical.or.jp/
検査受けられる場所は以下の都市です。
・東京
・大阪
・名古屋
・福岡
・北海道
利用できる都市は限られていますが、近隣に住んでいる場合はここがオススメです。
海外渡航用の証明書がどの国に対応しているのか一覧も載っているので予約前に自分が行く国や地域は該当しているのか確認しましょう。
予約はお早めに
予約は上記ホームページから行います。
まず該当する都市のページに行き、そこから海外渡航用の証明書のプランから予約を行います。
予約の段階で氏名や生年月日、パスポート番号や連絡先、出国日などの情報を入力します。
その後に予約の日時を決めるのですが、すぐに予約が埋まってしまいます。
時期にもよりますが、半月先まで予約が埋まっている場合も多いので早めに予約をしておく必要があります。
予約後のキャンセル料はないので先にこの予約を取ってからフライトを取った方がいいです。
予約が済んだらアプリに登録
チームメディカルクリニックの検査結果はアプリのMySOSに届きます。
そのため、このアプリケーションをインストールし、チームメディカルクリニックを登録する必要があります。
登録の手順は以下の通りです。
①MySOSをインストールします
②右上の歯車マークから自分の情報を登録します
③メールのアプリを開き予約完了メールを開き、「専用予約URL」を押します
④生年月日を入力し認証番号がメールに届くので入力して専用ページに進みます
⑤専用ページ内の「MySOSと連携する」を押します
⑥MySOSに登録したメールアドレスとパスワードを入力します
⑦連携完了のページが開きます
こちらがメイン画面です。
この右上の歯車マークから登録します。
ちゃんと連携できたのか確認する場合は
①MySOSの右上の歯車マークを開きます
②「医療機関連携」を押します
③チームメディカルクリニックの名前が載っていたらOKです
②は以下の画像の赤線の部分にあります。
③登録できていたら以下のように表示されます。
自身で連携ができない場合は検査日当日に窓口のスタッフが一生に連携を行ってくれるのでご心配なく。
検査を受けに行ってみた
予約した日時にチームメディカルクリニックに行きます。
検査には以下のものを忘れないようにしましょう。
・MySOSをインストールしたスマートフォン
・パスポート
・身分証明書
窓口で予約の旨を伝えれば身分証の提示を求められるのでパスポートと運転免許証などの身分証明書を提示しましょう。
その後パソコンの画面を一緒に見ながら予約時に入力した情報を再度確認します。
この際に変更点があれば変えることができます。
私は予約を入れた後にパスポートを切り替えしたのでパスポート番号が変わったので変更し、他にも電話番号やフライト時間の変更もしました。
検温機に表示された体温も聞かれるので忘れないようにしましょう。
準備が終わったら待合室で待ち、自分の番になったら検査室に進みます。
私は鼻咽頭ぬぐい液検査だったので長い綿棒を鼻の中に突っ込んで検体を採取しました。
その後支払いとなりますが、私は予約時にクレジットカード決済を選んだので領収証を受け取って終わりました。
受付から支払い終了までトータルで15分くらいで終わりました。
検査結果はいつどうやって出る?
検査結果はMySOSのアプリに届きます。
検査を受けてからおよそ3~4時間後にメールで検査結果が出たことが知らされるのでMySOSを開いて確認します。
確認方法
①MySOSを開きます
②画面中央下の「マイカルテ」を押します
③画面上部のイラストを右に進むと一番右端にある「共有」を押します
④検査が完了していたら「渡航証明書」と「検査結果」が追加されています
この確認方法も検査時受付で説明してくれるので忘れないようにしましょう。
検査結果は海外渡航用で申し込むと英文の「渡航証明書」と日本語の「検査結果」の2種類追加されます。
それぞれの項目を押し、画像を押すとPDFファイルで画像が表示されます。
ここから右上の点が3つ縦に並んだマークを押すと印刷や送信ができます。
私の場合はLINEをパソコンでも見られるようにしているので
①「ファイルを送信」からLINEの自分一人だけのグループを作成し選択
②画像を添付してパソコンで確認
③パソコン上で画像を保存
④プリンターから印刷
をして書類として手に入れました。
プリンターによってはスマホから印刷できるものもありますし、家にプリンターがない場合はコンビニで印刷するなど方法はいくつもあるので自身に合った方法をお選びください。
なお、印刷ができない場合は翌日窓口に再度行って受け取ることもできます。
検査機関のメリットとデメリット
実際に検査機関を利用した際に感じたメリットとデメリットを紹介します。
メリット
・値段が安い
・数時間で発行
・受け取りに再訪しなくていい
・多くの国に対応した英文証明書が発行
デメリット
・利用できる都市が少ない
・予約がすぐ埋まる
・アプリを使えないと難しい
まとめ
以上が日本から海外に行く際にPCR検査を受ける方法についてでした。
場所によって値段や検査結果が出るまでの時間はバラバラなうえに英文での証明書が出るかどうかも異なるのでしっかりと調べる必要があります。
また、行き先の国や地域では出発時間の何時間以内に検査を受ける必要があるのかも把握しなければいけません。
基本的に予約制のところが多いので海外に行くことが決まったら早い段階で手配するようにしましょう。
それでは(^^)/~~~
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