【フランス移住】オペアビザとは?その内容や取得方法を体験者が紹介

ヴァンス 町並み

フランスには学生、就労、配偶者などその滞在目的に応じたビザを手に入れることで長期滞在ができます。

ここではオペアビザについて紹介します。

実は私はオペアビザを取得してフランスに2年間住んだことがあります。

この経験から

・オペアビザとはどういったビザなのか?

・どのように取得するのか?

などオペアビザのあれこれを紹介します。

どうしてオペアビザを選んだのか、オペアをしてみてどうだったのかはこちらをご覧ください。



フランスのビザについてはこちらをご覧ください。


オペアビザとは?

まずオペアビザとは住み込みで働きながら語学学校に通うためのビザです。

学校に通うことから学生ビザの一種という位置付けです。

住み込みの仕事の内容は子供のお世話や家事です。

つまりフランス家庭に住んで語学学校に通ったり子供のお世話をしながらフランス語だけでなくフランス文化を学べるビザです。

有効期限は1年で、滞在中にさらに1年延長できて最大2年まで利用できます。

オペアビザは誰でも取れるわけではなく以下の条件があります。

・18~30歳であること

・ホストファミリーと無関係であること

・基本的なフランス語が使えること


年齢制限

まずオペアビザは若者向けのビザのため年齢制限があります。

18~30歳の間に1度だけ取得することができます。

これはワーキングホリデービザと同じです。

また自身の子供など家族の同伴はできません


ホストファミリーとの関係

次に住み込み先となるホストファミリーとの関係ですが、親族といった血縁関係があってはなりません

正直これは該当する人がほとんどいないので気にしなくていいのですが、問題はホストファミリーの国籍です。

このビザはフランス家庭で家事育児をすることで言葉や文化を学ぶことを目的としているので自身と同じ国籍の家庭に住んでは意味がなくなってしまいます。

もっと簡単に言えば日本人家庭はダメですよということです。


フランス語能力と学歴

フランス語を学ぶために住むとはいえ、子供のお世話や家事をしないといけないので一切話せないというのは預かる家庭も心配です。

そのため基礎的なフランス語能力を持っているかはビザの申請の際に必要となります。

また、フランス語能力以外にも高校卒業以上の学歴も必要です。

どのようにそれらを証明するのかはビザの申請のところ紹介します。


他とは違う特徴

オペアビザは学生ビザの一種ではありますが住み込みで働くことが前提のため他のビザとは異なる点がいくつもあります。


語学学校に通うこと

そもそもオペアとは住み込み言語習得者のことを指しており、フランス語を学ぶことを前提としています。

そのことから語学学校に通うことが義務付けられています。

語学学校によってはオペア専用のコースがあり、私もこのコースを受講していました。


仕事が決まっていること

学生ビザは学業をメインにするビザですが実は働くことが可能です。

その仕事はその人自身で探す必要がありますが、オペアビザは子供のお世話や家事を滞在先の家でするということがあらかじめ決まっています。

そのため子供が苦手な方は向いていないとも言えます。

住み込みでしかも子供のお世話もしないといけないので労働時間があいまいになりそうですが、これも規定がちゃんとあります。

・労働時間は最大週25時間

・休みは最低週1日

私の場合は毎週休みは2日ありましたし、バカンスは毎回すべて休みでしたがこれは家庭によるところが大きいです。


給料がもらえる

住み込みなので給料はちゃんともらえます。

月に最大320ユーロと普通に働くよりも少ないですが、家賃も食費もかからないことを思うとかなりお得と言えます。


住む場所が決まっている

学生ビザやワーキングホリデービザ、就労ビザなど通常のビザは自分で物件を探す必要があります。

ホームステイやシェアハウス、一人暮らしなど様々な形態がありますがまだ行ってもいない国の見てもいない物件を決めるというのは思った以上に大変です。

一人暮らしならば自分で不動産との契約に加えて電気ガス水道やWi-Fiなどの契約もすべて自分でしなければいけません。

その点オペアは住む場所が決まった状態で渡仏できるのでそういった手間が一切かからないのがポイントです。

住むにあたっての契約もなければ住居費も発生しないですし、ホストファミリーもいるのでかなり安心です。


ビザ取得方法

オペアビザを取得するには次の手順を行います。

①ホストファミリーを見つける

②ビザ申請の書類を集める

③ビザを申請する

④ビザを取得して渡仏する


①ホストファミリーを見つける

オペアビザを取るためにまずはホストファミリーを見つける必要があります。

ホストファミリーを探す方法は以下の方法が考えられます。

・エージェントを利用する

・インターネットから自分で探す

・知人などのコネを使う

・現地学校の斡旋を受ける


エージェントを利用する

インターネットで探すとオペアのホストファミリーを探してくれるエージェントがあります。

これらを利用すればファミリー探しから現地でのサポートまでしてくれるので心強いです。

仲介手数料は発生しますが、安心を考えるならばオススメです。


インターネットを利用する

私が使ったのがこの方法です。

いわゆるマッチングサイトで、オペアとして働きたい人とオペアを探しているホストファミリーを結び付けてくれます。

私が利用したのはAu Pair Worldというサイトです。

Au Pair World ホームページ

Au Pair Worldのサイト
https://www.aupairworld.com/en

オペアの情報を探すと大体このサイト名を見かけるほど有名なサイトです。

フランスに限らず様々な国でのオペア情報も記載されており、オペアについていろいろと知ることができます。

マッチングもこのサイトが一番多く、実際に私はこのサイトからホストファミリーを見つけました。

いくつかの別のサイトも利用しましたがレスポンスがよかったのはこのサイトでした。

他にもSNSや掲示板を使ってオペアを探していることもあります。


知人などのコネを使う

もしフランスに知り合いがいるならばオペアを探している人はいないか聞いてみるのも一つの手段です。

知り合いを仲介してお互いを知れるならば安心です。

私はそういった知り合いがいないところから始めたので使えなかった手段ですが、フランス人と友達になってから聞いてみるというのは案外有効に思います。


現地学校の斡旋を受ける

これは実際に現地に行ってから気付いたのですが、語学学校の張り紙でオペアを探しているというのを何度か見かけたことがあります。

ということは、語学学校に問い合わせればそういったホストファミリーを紹介してもらえるかもしれません。

通常はホストファミリーを見つけてから語学学校に申し込むので手順が完全に逆ですが、意外と盲点に思います。


②ビザ申請の準備をする

ホストファミリーが見つかったらオペアビザの申請をします。

ビザの申請は東京にあるフランス大使館に書類を持って直接申請しに行く必要があります。

書類の準備ももちろん大事ですが申請の予約も同じくらい大事です。

時期によっては予約が数か月先まで埋まっているということもあります。


予約はフランス大使館のホームページから行います。

フランス大使館のホームページ
https://consulat.gouv.fr/en/ambassade-de-france-a-tokyo/appointment?name=Visa

万が一予約日に書類が間に合わない場合は一度予約をキャンセルして再度予約を取り直しましょう。

予約をすると予約書が手に入るので、印刷して入館時に係員に見せます。


オペアビザの申請書類

オペアビザの申請には以下のものが必要です(2023年4月時点)。

必要書類は変更されることもあるのでしっかりと以下のホームページから確認しましょう。

France-Visas】
https://france-visas.gouv.fr/en/web/france-visas/visa-wizard

以下の情報を入力することでオペアビザの申請書類が分かります。

FranceVisa ホームページ

実際に私が申請したときとはかなり変わっており、今回この記事を作成するにあたりかなり驚きました。

またすべてのビザ申請者は上のリンクから長期ビザ申請書を作成する必要があります


必要書類

長期ビザ申請書

・パスポート

・証明写真

・ホストファミリーとの契約書

・フランス語能力の証明書

・高校、大学の卒業証明書

・申請料

・レターパック


長期ビザ申請書

これは3か月以上フランスに滞在する場合どのビザでも必要です。

この書類のみFrance-Visasでオンライン申請し、印刷したものを提出する必要があります。

具体的な方法はこちらをご覧ください。


パスポート

ビザの申請時にパスポートをコピーと一緒に提出します。

ビザの申請が終わると返却されるので、それまでの間はパスポートが使えないことになります。

当然ながらオペアビザを利用する期間よりもパスポートの有効期限が残っている必要があります。

また、シェンゲン協定により過去180日以内に90日以上フランスを含めたヨーロッパのシェンゲン協定国に滞在していると入国できないので注意が必要です。


証明写真

証明写真は長期ビザ申請書に貼って提出します。

サイズはパスポートのもので駅前などにある街中の写真機で撮影したもので問題ありません。

ただし顔は3㎝以上、メガネは外す、眉毛と耳は見えるようにする、背景は色が薄いものにするようにと大使館のホームページには記載されているので気を付けましょう。


ホストファミリーとの契約書

これはちゃんとホストファミリーを見つけましたという証明になります。

契約書のフォーマットがあるのでそれにホストファミリーと自分が記入して提出します。

契約書は以下のリンクからダウンロードできます。

ホストファミリーとの契約書(仏語)
https://www.service-public.fr/particuliers/vosdroits/R18919


フランス語能力の証明書

今の自分のフランス語能力がどのくらいか証明するものが必要です。

私は大学で第二外国語としてフランス語を履修していたので成績証明書を提出しました。

日本で語学学校に通うっているならば学校の証明書を、個人レッスンで教わっているならば先生に一筆書いてもらうといったことが考えられます。

独学でフランス語を勉強しているならばDELFや仏検といった資格を提出します。

いずれにしても日本語の書類は受け付けないのでフランス語に翻訳する必要があります

このような公的機関への書類の場合、法定翻訳という公認の翻訳家に依頼する必要があります。


高校、大学の卒業証明書

フランスにおいて高校を卒業したということはバカロレアという試験に合格したことを意味します。

オペアビザを取得するにあたりバカロレア以上の学歴が必要であることからこういった書類を求められます。

私は大学の卒業証明書を提出しました。

こちらも先ほど同様に法定翻訳します。


申請料

オペアビザに限らずビザには申請料が必要となります。

オペアビザの場合は15757円ですが、変動する可能性は高いのでホームページで確認してください。

この料金も変更があるので確認が必要ですが、おつりはもらえます


レターパック(赤)

パスポートは最終的に郵送にて返却されます。

その返却用にレターパックを用意する必要があります。

一般的な封筒は不可なので郵便局やコンビニで忘れずに購入しましょう。

郵送先の自身の住所を記載しておくとスムーズです。


③ビザを申請する

書類を集めて準備ができたら予約した日時にフランス大使館に行きます。

足りない書類があったらやり直しになってしまうのでしっかりと準備してから行きましょう。

私はオペアビザ、ワーキングホリデービザ、就労ビザと3回申請しました。

その時の体験談はこちらをご覧ください。


④ビザを取得して渡仏する

ビザを申請したら後は結果を待つだけです。

ビザは必要書類を提出したら必ずもらえるものではなく、審査を通らなければいけません。

つまり場合によっては却下されることもあります

しかしビザを一度申請したらそれ以降は待つのみです。

ビザ審査の進捗状況はホームページから確認できますが、メールや電話での問い合わせには応じません。

ビザの結果が出るまで2か月くらいはかかるのでそれまでは他のことに専念しましょう。


ビザが通った場合、フランスに行くための準備が始まります。

オペアビザの場合、語学学校の申し込みもしなければいけませんし、保険の加入も必要です。

これらはホストファミリーが負担する部分ですが自分でも調べておきましょう。

他にも航空券の購入や住民票や年金、携帯電話などの契約など日本を1年開ける準備が必要です。

どういったことが必要なのかはこちらをご覧ください。


まとめ

以上がオペアビザについての紹介です。

オペアビザとはどういったものなのか、どうやったら取得できるのかを紹介しました。

しかしこれはあくまで始まりにすぎません。

フランスに着いてから本番が始まるのです。

というわけで、私が実際にオペアビザでどのように滞在したのかについて次は紹介します。

それでは(^^)/~~~


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