【夏休み限定イベント】ブリュッセルの王宮の見学に行ったら豪華すぎた

ブリュッセル王宮 エントランス

ベルギーの首都ブリュッセルには王宮があり、毎年夏休みの7下旬~9月上旬まで無料で一般開放されています。

実際に行ったときの様子を紹介します。

※2023年は改修工事のため中止です。2024年に再開予定のため、ご予約や情報はこちらのホームページをご覧ください。

https://www.monarchie.be/fr/patrimoine/palais-royal-de-bruxelles


ブリュッセルの観光情報はこちらをご覧ください。


ブリュッセルの王宮とは?

ブリュッセル王宮 外観

ブリュッセルの王宮はベルギーの首都ブリュッセルにある宮殿で、駅から徒歩10分ほど歩いたブリュッセル公園の正面にあります。

この公園の周辺には政治の主要な機関が取り囲んでおり、政治の中心地とも言えます。

かつては王様もこの宮殿に住んでいましたが、現在は郊外にあるラーケン宮を居城としています。

そのため執務を行う場所でありながらも迎賓館としての側面が強く、豪華な内装を見ることができます。


ベルギーはかつてナポレオンの統治されており、その後オランダやオーストリアに統治された時代がありました。

この王宮はオランダの統治時代に建てられ、ベルギーが独立して2代目国王のレオポルド2世の時に現在のかたちになりました。

こういったことから、王宮内の部屋はオランダやオーストリアの統治時代の名残が登場します。


豪華な宮殿の内部

それでは、実際に宮殿内部の様子を見てみましょう。


エントランス

ブリュッセル王宮 エントランス

L’Escalier d’Honneur et le Vestibule

王宮に入るとまずは豪華なエントランスに圧倒されます。

白を基調としたシンメトリーが美しい造りをしており、左右に伸びる大理石の階段を上って二階に進みます。

中央には女神ミネルバの彫刻があります。


控えの間

ブリュッセル王宮 控えの間

La Grande Antichambre

二階に上がり最初に入るこの部屋は控室とは思えないほど巨大な空間です。

オランダ統治時代の部屋であり、政治的な出来事が紹介されています。

また、それらに加えてレオポルド1世とその妃の肖像画が飾られています。


皇帝の間

ブリュッセル王宮 皇帝の間

La Salle Empire

シャンデリアが豪華なこの部屋はかつてオーストリア時代ダンスホールでした。

よく見ると壁には天使たちが楽器を演奏したりダンスしているレリーフがあります。

つい天井を見上げがちですが、床にある絨毯は1900年にペルシャの皇帝がベルギーを訪問した際に送ったもので、皇帝の間の名の由来はここから来ていると言われています。


白きサロン

ブリュッセル王宮 白きサロン

Le Petit et le Grand Salon blanc

大小二つある白いこの部屋は先ほどの皇帝の間と同様にオーストリア時代の大臣の居住エリアでした。

この部屋の家具はフランス国内ルイ・フィリップが自身の娘がレオポルド1世に嫁いだ時に送ったものです。


ベネチアの階段

ブリュッセル王宮 ベネチアの階段

L’Escalier de Venise

さらに上へと続く階段の壁にはいくつものベネチアの油絵が飾られています。


玉座の間

ブリュッセル王宮 玉座の間

La Salle du Trône

数多くのシャンデリアがあるこの玉座の間が王宮内で一番大きな部屋です。

レオポルド2世の時代に完成したもので、式典や儀式を行う際の会場として利用されます。


私が行ったときは食卓が展示されており、会食の時の様子を紹介していました。

ブリュッセル王宮 玉座の間 食卓


他にも勲章など貴重なものもありました。

ブリュッセル王宮 勲章


ギャラリー

ブリュッセル王宮 ギャラリー

La Grande Galerie

玉座の間から続く大きなギャラリーで現在は会食やレセプションなどに使われています。

レオポルド2世の時代に作られたもので、天井には夜明けから夕暮れまでを描いた絵画が飾られています。

私が訪れたときは天体望遠鏡などの天体に関するものが展示されていました。

ブリュッセル王宮 天体望遠鏡


鏡の間

ブリュッセル王宮 鏡の間

La Salle des Glaces

ブリュッセルの王宮の中で一番の見どころなのがこの鏡の間です。

天井の緑色のものが特に有名なのですが、実はこれは無数のスカラベが敷き詰められています。

スカラベとはコガネムシ科の総称で、要は虫がいっぱい敷き詰められています。

その事実を知るとギョッとしますが、遠くにあるので一匹一匹見えません。

これはファーブル昆虫記で有名なファーブルのひ孫が手掛けました。

天井だけでなくステンドグラスの一つもスカラベに覆われています。

ブリュッセル王宮 スカラベのシャンデリア


余談ですが、ベルギーの国境に近いフランスの都市、リールの美術館にもこれと似たような作品があります。

リール美術館 スカラベの絵画

リールの観光情報はこちらをご覧ください。


イベント会場に使われることが多いこの部屋は、私が行ったときは視覚トリックを使った遊びを体験できるようになっていました。


まとめ

以上がブリュッセルにある王宮の内部の様子です。

やはり王宮なだけあってとても豪華な内装をしていました。

実はすべての部屋を紹介していないので残りの部屋はご自身で確かめてみてください。

それでは(^^)/~~~


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