こんにちは(^O^)
海外旅行は楽しいことばかりですが、予期せぬトラブルが起きてしまうこともあります。
かく言う私も海外旅行で何度もトラブルに遭っています。
今回はタイトルにあるように、空港が封鎖されていた時のお話です。
滅多にないシチュエーションですが、実際にわが身に降りかかった時どういった行動をすればいいのかこの記事を読んで参考にしてください。
ちなみにその時の様子はニュースでも紹介されています。
過去にあった別の話としては、海外旅行で日本への帰国便に乗れなかった話もあります。
詳しくはこちらをご覧ください。
旅行のいきさつ
私は久しぶりのバカンスでニュージーランドに旅行に行っていました。
ニュージーランドには一週間滞在し、その間にオークランド、クライストチャーチ、クイーンズタウンの3都市を回りました。
その移動の関係でこの一週間で合計5回飛行機に乗りました。
今まで周遊旅行は何度もしてきましたがいつもは電車を使っていたので飛行機を主な移動手段にしたのは初めてでした。
旅行自体はとても充実したもので行ってよかったです。
詳しいニュージーランドの情報はこちらをご覧ください。
空港に到着
その日、私はクイーンズタウンの観光を終えてオークランド行きのフライトに乗るために空港に向かいました。
予定ではこの日にオークランドに戻り、翌朝オークランドから出国する予定でした。
空港に着いてバスを降りると駐車場に人が集まっているのが見えました。
ストライキでもやっているのかなと思いさほど気にしなかったのですが、空港に向かおうとしたら警備員に呼び止められました。
そしてストライキをしていると思われる集団の方に向かうよう言われました。
駐車場に行くと従業員だけでなくスーツケースを持った旅行者もたくさんいました。
ここで空港に入れない状態になっていることが分かりました。
先行き不明な待機時間
駐車場にはその後到着した旅行者がどんどん増えていきます。
しかし一体に何があったのかは知らされることなくただ待たされました。
しかも時間が経つにつれて空港からどんどん遠ざかるように指示をされます。
最終的に空港の駐車場を出て道路を渡った先の別の駐車場に落ち着きました。
何が起きたかは情報がないので状況から判断するしかありませんでした。
空港を封鎖するケースはどういったものがあるのか考えるとまず浮かぶのが命の危険がある場合です。
真っ先に浮かぶのは爆発物が発見もしくは爆発した場合です。
他には凶器を持った人が現れて立てこもった場合も考えられます。
もしすでに死傷者が出ていた場合、人々はパニックになっているはずです。
しかし周りを見ると誰もパニックになっていないですし、従業員は雑談を楽しんでいます。
このことから爆発物がある疑いがあることが分かります。
答えはタイトルにあるように爆発物がありました。
爆発物があったことは後から知ったことなので、この段階では何も知らされていない状態なのは変わりません。
そのためいつになったら空港に入れるのかも分かりません。
その後も刻々と時が過ぎて行き、私のフライト時間は過ぎてしまいました。
しかし情報がないので、遅延なのかキャンセルなのか分かりません。
スマホがネットに繋がっている人の中には自分のフライトがキャンセルになったことを知り去っていく人もいました。
こういう時は情報が大事になるのでネットにつながらないのはかなりストレスでした。
しかも小雨も降り出して惨めな気分になっていきました。
そんなときに食料と水の配給が行われました。
食べ物はポテトチップスとニュージーランドで有名で原宿にもあるクッキータイムのチョコチップクッキーでした。
お腹も少し満たされて周りを見ると虹が架かっていました。
これが見られたのは不幸中の幸いかもしれません。
建物へ避難
空港が封鎖されてから3時間経ったところで別の場所に移動する話が出ました。
シャトルバスがやって来て向かった先は空港の近くにある競技場でした。
プールや陸上競技場が併設されており、体育館に案内されました。
そこには机とイスが並べられており休憩できるようになっていました。
ここでも飲み物や食べ物が用意されていました。
しばらくするとドミノピザのデリバリーも来ました。
まさかこのような形でピザを食べるとは思いもしませんでした。
次のフライトは4日後
場所を移動しましたがやることは変わらず相変わらず待つだけです。
しかしここに移動してよかったのはWi-Fiが使えたことです。
これで空港に爆発物が発見されたことを知ることができました。
そして自分のフライトがキャンセルになっていることもメールで知らされました。
振替便をネットで手配することができるようになっていたのですが、次のフライトは何と4日後でした。
今回のような場合は無料で別のフライトに変えることができるものの、4日もここに留まるのはかなり困りました。
有休は余分に取っていたので、4日後になってもまだバカンスは終わらないので仕事心配はありません。
むしろ心配だったのはお金です。
4日も追加するということはその分の宿泊費や食費なども必要となります。
しかし私は旅行の終盤だったのでカードの利用上限もどれくらいあるのか心配になるほどでした。
しかもクイーンズタウンはリゾート地のため宿泊費が他と比べて高いです。
ここで旅行中にお金が尽きる恐怖を感じました。
フライトはいつになったのか
さすがに4日も待てないということで別の航空会社を調べることにしました。
クイーンズタウンからオークランド行きのフライトが出ている航空会社はこの時は
・ニュージーランド航空
・ジェットスター
の二つでした。
私が元々予約していたのはジェットスターでした。
フライトがキャンセルになったので別の便に変えるか払い戻しができますが、ジェットスターの場合の払い戻しはお金が返ってくるわけではなく、次回のフライトの充当できるバウチャーがもらえるシステムです。
正直次にジェットスターに乗るのがいつになるのか分からないので払い戻しは避けたいと判断しました。
念のためニュージーランド航空を調べると次のフライトは2日後でした。
やはりこの日のうちに帰るという手段はないようです。
再びジェットスターの振替便の日程を見に行くとあることに気が付きました。
先ほどはなかった翌日の便が選べるようになっていたのです。
誰かがキャンセルしたことで空きができたのだと分かりました。
つまり、もしこの日のうちにまだオークランド行きのジェットスターのフライトがあって、誰かがキャンセルしたらそこに振り替えられるかもしれません。
それからしばらくしてその日の16時のフライトの枠ができていました。
すかさずそれに振替を行い、そのままモバイルチェックインをしました。
もしこのフライトさえもキャンセルになったら他の日を探すだけです。
もし帰れなくなったら
とりあえず次の可能性を確保したので少し安心しました。
しかしこれがキャンセルになった場合はこの日オークランドに行けなくなるので、そうなったらどうするのかを考えます。
するべきことは次の通りです。
・ホテルを確保する
・次のフライトに振り替える
・保険会社に請求するための書類を集める
・各種変更の手配
ホテルの確保
とりあえずその日の寝床を確保するのが最優先です。
クイーンズタウンはこの時初春ではありましたが朝晩は気温が3度くらいまで下がります。
そんな中野宿なんてしたら危険です。
先ほども書きましたが、この時お金に余裕はなかったのでそれも考えないといけません。
もし機材トラブルなど航空会社が原因でキャンセルになった場合は航空会社がホテル代を負担してくれますが、この場合は空港そのものの問題なのでホテル代を出してくれるのかも確認する必要があります。
もちろんホテルに空きがあるのかを調べることも大事ですが、空港が封鎖されているということはクイーンズタウンに来る人もキャンセルしているのでどこも満室ということはありませんでした。
フライトの確保
次にフライトの確保です。
この場合、ジェットスターの別の便で次に早いものに振り替えるのが理想ですが、4日後になるならばニュージーランド航空を予約することも考えられます。
もしこの日のうちに帰られない場合、ホテル代や航空券代が追加になる可能性があります。
それだけでなく、翌日の出国の国際線のフライトを変更するための手数料も発生します。
保険会社への書類集め
そういった出費に対して海外旅行保険で後から払ってもらうために証明書が必要となります。
まずは保険会社にメールで事情を説明し、どういった書類が必要か確認します。
今回の場合ニュースになっているので疑われることはありませんが、証明書は必要となります。
そのため、この日の飛行機に乗れなかったとしても航空会社から証明書をもらう必要があるので空港が開放されるのを待たなければいけません。
実は途中でジェットスターの職員さんが来てフライトはキャンセルになっているし、情報はホームページで紹介するからもうここに留まらなくていいと説明して行きましたが、証明書が必要になることを考えて留まることを選びました。
各種変更の手配
そしてすでに予約してあるものへの変更もしなければなりません。
今紹介した翌日の国際線のフライトもですが、この日のオークランドのホテルも予約済みですし、オークランドから空港へのシャトルバスも予約してあります。
そういったものを変更する必要があります。
こういったするべきことを予め把握しておけばいざという時にスムーズに動けます。
開放と解放
空港が封鎖されてから5時間半後、ついに空港が開放されたとアナウンスが入りました。
会場は拍手と歓声で包まれました。
中には涙を流している人までいました。
ここにいた全員が不安に耐え抜いたのだという一体感がありました。
そこからは空港職員がまず空港に行って業務再開の準備を行い、その30分後に旅行者の移動が始まりました。
先ほどと同じくシャトルバスに乗って空港に向かいました。
飛行機に乗れたのか
振り替えたフライトは16時発だったのですが、17時半に変更となりました。
そのため遅くはなったものの無事その日のうちにオークランドに戻ることができ、何もキャンセルや変更をすることもなく帰国することができました。
旅行者の中にはクイーンズタウンにもう一泊しないといけない人もいたので、振替便を確保できたのは本当にラッキーでした。
また、元々の予約は3人席の真ん中でしたが振替便は窓際の席に変わっており、サウスアルプスの山脈という絶景を見られたのもラッキーでした。
さらに振替便はニュージーランド航空のもので同等のサービスも受けられたのもよかったです。
このように不幸中の幸いはいくつもありました。
今回学んだこと
爆発物で空港が封鎖というレアケースに遭いましたが、多くのことを学びました。
冷静でいること
まず一番大事なのは冷静でいることです。
正直なところ、もっとみんなパニックになると思っていました。
そうでなくても誰かが怒鳴ったりと殺伐とした雰囲気になるかなと思っていました。
しかし実際はみんな落ち着いていて怒号なんてありませんでした。
結局最後まで何が起きたのか説明はありませんでしたが、シャトルバスや配給もみんなちゃんと並んでいましたし、イメージとかなり違っていました。
もしこれがみんなパニックになっていたとしたら、自分は冷静でいるのは難しかったと思います。
そう思うとみんなで乗り越えたことだと言えます。
余裕を持つこと
次に感じたのは余裕を持つということです。
今回6時間くらい待たされたのですが、割と穏やかに過ごせました。
むしろ滅多に体験できないことでアトラクションのように感じていました。
しかしもし4日延長することになったらと考えたとき、お金の心配で動揺しました。
最悪カードが使えなくなった場合でも別の手段はいくつか浮かんでいたのですが、それでも余裕がないと冷静でいられなくなると感じました。
これがもしお金もない、時間もないとなってしまったらパニックなっていたかもしれません。
実は日程は余裕を持たせて組んでありました。
飛行機での移動が多いためどこかでトラブルが起こるかもしれないと思い、この日はそういった場合に備えて時間を設けてありました。
もしクイーンズタウンからオークランドに行って、同じ日に帰国便に乗る予定だったら最悪もっと悲惨なことになっていたかもしれません。
このように計画を立てる段階で余裕を持たせたのも正解でした。
情報は大事
次に感じたのは情報がとても大事だということです。
今回無事にその日のうちのオークランドに帰れたのは振替便を手配できたからです。
その情報が手に入ったのはインターネットからです。
もしあのままずっと駐車場で待たされていたらネットにつなげず振替便の手配もできないまま4日後に帰るしかなかったかもしれません。
それに空港職員からは何が起きたかは一切語られていないのでネットで何が起きたかを知られたのは大きかったです。
このようにトラブルがあったときは情報を多く持っていると有利に働くことがあります。
そう思うと海外旅行でSIMカードやポケットWi-Fiを用意しておけばよかったと思いました。
情報からどうするべきか考える
そしてその情報を使って自分はどうするのかを考えることも大事です。
誰かが手取り足取りすべてをサポートしてくれるわけではありません。
こういった状況ではみんな自分のことで精一杯です。
今回のように空港封鎖なんてことでなくても飛行機トラブルで行きつくのは遅延かキャンセルです。
その二つのケースで自分は何をすべきなのかを集めた情報を使って考える必要があります。
そうすればどのように転んでも落ち着いて適切な行動を取ることができます。
まとめ
以上が私が空港封鎖に巻き込まれたときの話です。
すでにフランスで電車の遅延によって帰国便を逃したことがあるので落ち着いて考えながら行動できました。
もしみなさんが何かしらの海外トラブルに巻き込まれてもまずは落ち着くことから始めてください。
そして情報を集めて冷静に分析すればすべきことが見えてきます。
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