【ナンバーワン決定戦】フランスで一番のものをあれこれ調べてみた① 

アヌシー湖

こんにちは(^O^)

先日ふと「日本で一番高い山は富士山だけどフランスはどうなのだろう?」と疑問に思いました。

そこからフランスで一番○○なのは何なのかナンバーワンを調べてみました。

知らないものから意外に知っているものだったものまで様々な発見盛沢山です。


フランスで一番大きな都市

フランスの大都市と言えば首都パリではありますが、面積が一番広いフランスの都市はご存知でしょうか?

フランスで面積が一番大きな町は実はアルルです。

アルル 円形闘技場

アルルはプロヴァンス地方にある都市でローヌ川沿いに町があります。

古代ローマ時代の遺跡がいくつも残されており、中でも古代闘技場は今でもイベントなどでも使われています。

ゴッホが滞在していたこともあり、この町の景色を残した作品がいくつもあります。

そんなアルルの面積は758㎢で、第二位のマルセイユの240㎢と比べると3倍以上大きいです。

アルルは行ったことがありますが、まさかそんなにも広大な町だとは思いませんでした。

実際は758㎢に建物がぎっしり詰まっているわけではなく、ほとんどが農耕地です。

しかしその結果地中海にまで届いておりその広さは異常にも感じます。

試しに日本に当てはめるとどのくらいか調べてみると日本だと80番目くらいに大きな市町村となるようで、むしろ日本の方が広い所が多いのだと驚きました。

これは日本では市町村が併合して大きくなっていったり、市町村間の線引きが両国に違いがある可能性があるからだろうと思われます。

アルルすべてを周ると途方もないですが、見どころは一日あれば回ることができます。

詳しくはこちらをご覧ください。


ちなみに上位三位をまとめると以下の通りです。

1位:アルル(758㎢)

2位:マルセイユ(240㎢)

3位:エクスアンプロバンス(186㎢)

※人口2万人以上の自治体に限ります。

こうやって見るとプロヴァンス地方が上位独占しています。

マルセイユとエクスアンプロバンスについてはこちらをご覧ください。


反対に一番小さな町はボルドー南西部にあるカステルモロン・ダルブレ(Castelmoron-d’Albret)です。

面積は0.0354㎢で人口も50人ほどのようです。


フランスで最も高い山

スイス グリンデルワルト フィルスト山

今回この記事を書くきっかけになった山です。

フランスは中央部のオーヴェルニュ地方に火山地帯があったり、スペインの国境にあるピレネー山脈、スイスと接するジュラ山脈やアルプス山脈など意外と山があります。

そんな中で一番高い山はモンブランです。

知っている名前が出てきて拍子抜けですが、標高4807.81mと西ヨーロッパ最高峰です。

富士山は3776mなので1000m以上高いことになります。

アルプス山脈にあるのでフランスだけでなくスイスの山にもなります。

フランスの高い山トップ5はアルプス山脈が独占しており、それほど高い山が集中していることが分かります。

私はモンブランに上ったことも近くに行ったこともありませんが、実はリヨンから見ることができます

天気が良く空気が澄み渡った日には見えますし、グルノーブルに行ったときも見えました。


フランスで最も長い川

トゥール ロワール川

山と来たのでお次は川です。

フランスで最も長い川はロワールで1012㎞あります。

この川が流れるロワール地方には多くのお城があることで有名です。

ロワール川を含めてフランスには四大河川と呼ばれるものがあり、詳しくはこちらをご覧ください。


フランスで最も大きな湖

アヌシー湖

川に続いてお次は湖です。

フランスで最も大きな湖はローヌ・アルプス地方にあるブルジェ湖です。

その面積は44.5㎢と琵琶湖の670.4㎢と比べるとかなり小さいことが分かります。

近くにはかつてサヴォワ公国の首都であったシャンベリーがあります。


余談ですがブルジェ湖の近くにあるアヌシー湖ヨーロッパで最も透明な湖として有名です。

アヌシー 絶景

町には運河が流れており、フランスのプチベネチアと呼ばれるほど美しい町並みが広がっています。

私がフランスで一番好きな町でもあります。

アヌシーの情報はこちらをご覧ください。


フランスで最も大きな公園

お次は公園です。

フランスで最も大きい公園はリヨンにあるテットドール公園です。

リヨン テットドール公園

117haで東京ドーム25個分、吉野ケ里遺跡と同じくらいです。

テットドールとは日本語で「黄金の頭」という意味で、公園内にある池に黄金のキリスト像の頭が沈んでいるという言い伝えからその名が付いています。

公園内には植物園や動物園、バラ園などがありいずれも無料で見ることができます。

公園の側にはルパン三世の銭形警部が所属するインターポールの本部があります。

広大な庭園のためすべて回るのにも丸一日かかるほど大きいです。

テットドール公園はありませんが、リヨンのオススメ観光情報はこちらをご覧ください。


フランスで最も大きい広場

リヨン ベルクール広場

日本と違ってヨーロッパの町には広場が数多くあります。

フランスの中でも最も大きい広場はボルドーのカンコンス広場です。

トップ3は以下の通りです。

1位:カンコンス広場(126000㎡、ボルドー)

2位:コンコルド広場(86000㎡、パリ)

3位:ベルクール広場(62000㎡、リヨン)

このように見ると2位のコンコルド広場よりもかなり差があることが分かります。

私は3つとも行ったことがありますが、カンコンス広場はやはり別格の広さでした。

端から端までの距離が果てしないのでそれが一つの広場だとは感じられませんでした。

ボルドーについてはこちらをご覧ください。


まとめ

今回はフランスのナンバーワンをいろいろ調べてみました。

特に自然や町に焦点を当てて紹介しましたが、意外なところがナンバーワンだったところもありました。

まだまだフランスナンバーワンのものはあるので第二弾でまたお会いしましょう。

それでは(^^)/~~~


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