【海外旅行トラブル】ヨーロッパの高速バスに乗ったら2回トラブルに遭った話

ロンドン バス

こんにちは(^O^)

今回は私がヨーロッパで体験したトラブルの中でも高速バスについて紹介しようと思います。

トラブルと言っても予約ができていなかった、バスが来なかった、間に合わなかったといったものではなく、滅多に起きないであろうお話です。



ヨーロッパの高速バス

ヨーロッパは日本と違い多くの国が陸続きとなっているため高速バスで他の国行くことができます

もちろん速さで言えば飛行機や電車に劣りますが、日本同様に料金が安いのが高速バスの魅力です。

高速バスの検索や予約はこちらのサイトだと日本語でできるのでおすすめです。

Omio:ヨーロッパ交通予約サイト


ここで語られるのはフランスから他の国に旅行に行ったときのお話です。

なお、そのバス会社に対する不満やクレームを意図しているわけではないのでどのバス会社だったかは敢えて伏せておきます。

余談ですが、フランスを含めEU圏内の移動であれば入国審査はないのでこのバスの移動でパスポートの提示は求められません。


ベルギーの朝、ブレイクファースト

ブリュッセル グランプレス フラワーカーペット

それはベルギーのブリュッセルにフランスから向かったときのお話です。

夏休みを利用してブリュッセルを拠点にしてベルギーの各都市を巡る旅行を計画していました。

ベルギー旅行についてはこちらをご覧ください。


フランスからならば電車でも行くことができるのですが、試しに高速の夜行バスを使ってみようと思い利用していました。

深夜に町を出発し、暗闇の中を駆け抜けていく夜行バス。

トイレも無料Wi-Fiも付いているので快適に過ごせますが、到着したら観光なので眠ります。

慣れない姿勢でなかなか眠れない中途中でサービスエリアで休憩を挟み、朝方になってようやく眠りに着くことができました。

そして目を覚まして窓の外を見るとフランスとは違う街並みであることが分かり、もうベルギーに来たのだと知りました。

携帯で現在地を確認するともうブリュッセルに入っているらしく、バス停まであと少しというところでした。


そんなときに突然の衝撃が。


なんとバスが対向車と衝突事故を起こしたのです。

その衝撃で前の席の背もたれに頭をぶつけたので目が覚めました。

バスは路肩に停車し、相手の運転手と話し合いをしているようです。

幸いけが人がいなかったようなのでひとまず安心でしたが、話を聞いていると相手は言葉が通じないみたいでした。

ベルギーの公用語はフランス語、ドイツ語、オランダ語の3つで地域によって主に使われる言葉は異なります。

話を聞いているとオランダ語を話しているように思います。

後で調べたらブリュッセルは80%の人がフランス語、20%がオランダ語とのことなので、相手はオランダ語しか話せないようです。

そのため警察に来てもらって通訳をしてもらいながら書類を書いていました。

事故が起きてから20分くらい遅れてバスは出発し、ブリュッセルのバスターミナルで降りました。

旅行の最初からこのようなトラブルに巻き込まれるとは思いもしませんでしたが、けが人がいなかったのでそれでいいと思いました。


スペインの夜、国境警備24時

バルセロナ サン・パウ病院

2つ目のお話はスペインのバルセロナに行ったときのお話です。

確かこの時は片道2000円くらいで行けたので迷わず高速バスを選びました。

バルセロナ旅行は昔から行きたかったサグラダファミリアにも行けましたし、多くの観光スポットにも行けたので大満足でした。

バルセロナ旅行についてはこちらをご覧ください。


旅行も大満足で後は深夜の高速バスに乗って帰るだけとなりました。

旅行の疲れもあってすんなり眠りに着くことができたのも束の間、バスが高速に入る直前で停まってしまいました

周りに車は一台もないので渋滞でもなければ、この先事故があったような様子もありません。

他の乗客も何が起こったのだと周りをキョロキョロ見渡しています。

しばらくすると何と警察がバスに乗り込んできました

そして乗客の一人を連れ出して去って行きました。

何が起こったのか説明もないまま困惑しているとどこからともなく聞こえる「ドラッグ」という言葉。

確証はありませんが、どうやら乗客にいわゆる運び屋がいたらしく、スペインの国境を超える前に捕まったようです。

国境を越えてしまったらもう追うこともできないのでここでバスも停まるしかなかったのだと納得しました。

それにしても一体どこで運び屋の情報を掴んだのだろうなど気になるところはありますが、運び屋が暴れださなくて良かったと思いました。

下手したら被害者が出る事件になっていたのかもしれないと思うとゾッとします。


まとめ

以上が私がヨーロッパの高速バスで体験した出来事です。

実はヨーロッパで高速バスは5回くらいしか乗っていないのですが、まさかそのうち2回もトラブルに遭うとは驚きです。

しかも交通事故と運び屋連行なんてそうそう起こることでもないので引きの悪さを持っているのかもしれません。

言葉が通じなかったり、国境警備隊が出てきたりと日本のような島国では起こらないことばかりで大陸国ならではのエピソードでもあったかなと思います。

それでは(^^)/~~~


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