こんにちは(^O^)
フランスにはマカロンやエクレアなど日本でも有名なスイーツがたくさんあります。
中にはマカロンで有名なラデュレのように日本に進出している有名店もありますが、あえて支店を作らずにそのお店に行かないと食べることができないお店もあります。
ここではそういった本店に行って実際にスイーツを食べてきたときの様子を紹介します。
パリも含めてしまうと数が多くなってしまうため、今回は地方都市のみに限定します。
これを読んで実際にそのお店に行ってみるのも面白いかも!?
フランス本場のサロン・デュ・ショコラの体験レポートはこちらをご覧ください。
フランスのスイーツ情報はこちらをチェック!!
アルボワ:イルサンジェー
まず一つ目はアルボワにあるイルサンジェーです。
アルボワはスイスのジュラ山脈近くにあるフランシュ・コンテ地方にある町で黄色ワインの産地としても有名で博物館やワインショップがあります。
また、低温殺菌を発明したパストゥールの出身地でもあります。
詳しい観光情報はこちらをご覧ください。
そんなアルボワにあるのがショコラティエのイルサンジェー(Hirsinger)です。
この名前を聞いてピンときた人もいるかと思いますが、以前は東京に進出していましたし、バレンタインの時期のデパートのイベントで出店しています。
1900年創業と長い歴史があり、4代目当主は33歳の若さでフランス人間国宝と呼ばれるMOFを受賞するというフランスでも有名なショコラティエです。
その製法は代々受け継がれており、門外不出となっているためこの味はイルサンジェーでしか出せないものと言えます。
イルサンジェーの本店は町の中央広場の一角にあります。
ショコラティエなのでチョコレートを買うことができるのはもちろんですが、カフェも併設しているのでなんとケーキもいただくことができます。
私が選んだのはこのお店オリジナルのK2というケーキです。
つまり、ここに来なければ食べることができないケーキです。
タルト生地の上にチョコレートとアーモンドペーストが層になっており、タルトは固めのサクサク食感で、濃厚でコクのあるチョコレートをアーモンドペーストが優しく包み込んでいてとても美味しかったです。
アルビ:ミシェルブラン
二つ目はアルビにあるミシェルブランです。
アルビはフランスの南西部オクシタニー地方にある都市で、赤レンガの建物が並ぶ素敵なところです。
世界最大のレンガ造りの教会であるセント・シセル大聖堂や黒猫のキャバレーのポスターで有名なロートレックの博物館などがあります。
詳しい観光情報はこちらをご覧ください。
そんなアルビにあるミシェルブラン(Michel Belin)は店名と同じミシェルブランさんが創業したお店で、彼はフランスや日本でベストショコラ職人の一人として選ばれ、2019年にはフランス大統領から勲章を受章しています。
彼のお店はフランス国内ではアルビだけにしかありませんが、実は日本では愛知県名古屋市に出店しています。
日本のお店のものも食べたことがありますが、チョコレートはもちろんのこと焼き菓子も非常においしいのでオススメです。
アルビのミシェルブランの店舗はショコラティエとカフェが少し離れたところにあります。
まずはショコラティエに行ってきました。
じっくり見て回った結果、こちらを購入しました。
左のものはいろいろな味のものが入っており、バリエーションを楽しむことができ、右のものは食べ応えがあるものを選びました。
どちらもそれぞれ甘さ加減や口溶け、食感が違い、深みを感じる美味しさでした。
お次に行ったのが5分ほど歩いた先にあるカフェです。
こちらではチョコレートケーキをいただきました。
やはり有名ショコラティエのケーキなのでチョコレートを使ったものを食べました。
様々なチョコレートとの層になっていますが味は濃すぎず全体的にバランスが良く取れています。
またパリっとした食感もあり食感にこだわる彼らしさを感じられる一品でした。
リヨン:ベルナション
三つ目はリヨンにあるベルナションです。
リヨンはフランス第三の都市であり、古くからイタリアとパリを結ぶ交易路の要所だったため様々な食材が手に入ったことから美食の町として発展してきました。
旧市街は世界遺産に登録されており、毎年12月上旬には街中でイルミネーションやプロジェクションマッピングを楽しめる光の祭典を開催するなど観光地としても人気です。
詳しい観光情報はこちらをご覧ください。
そんなリヨンで有名なのがベルナション(Bernachon)です。
ベルナションもミシェルブラン同様に人の名前が店名になっており、初代ベルナションさんが1953年に創業しました。
その後その人気にもかかわらず長年リヨンのみ店舗を構えていましたが、2019年にパリに支店を作りました。
ベルナションのチョコレートのほとんどのレシピはカカオ豆10種類をオリジナルに配合しカカオ55%のものを利用しており独自の味を生み出しています。
その魅力に惹かれて海外から足を運びに来る人も多く、日本人に人気のため日本人スタッフを雇うほどです。
そんなベルナションが有名たる一番の理由はオリジナルケーキであるプレジデントの存在です。
もちろんチョコもケーキも美味しいのですが、このケーキは別格です。
というのも、このケーキはその名の通り大統領に食べてもらうために誕生したものだからです。
1975年、リヨンの超有名フランスレストランのポールボキューズは大統領から勲章を受章することになります。
その式典で大統領に料理を振舞うことになったポールボキューズはデザートをベルナションにお願いして生まれたのがこのプレジデントというケーキです。
ポールボキューズについてはこちらをご覧ください。
そのプレジデントというのがこちらです。
通常のケーキとは異なり高さがあるのが特徴です。
この波を打つような形の部分ももちろんチョコレートです。
実は工房を見学させてもらったことがあるのですが、専用の大きな機械から出て来る薄くなったチョコレートシートを巧みに折り曲げてこの形を作り上げています。
この部分は濃厚でコクがあるのに口に入れると雪のようにすぐに溶けてしまう儚さもあります。
断面はこのようにスポンジケーキとなっており、チョコレートクリームと果物の砂糖漬けが入っており上品な味です。
こんなにも大きいのは一人で食べられないと思うかもしれませんが、一人用のサイズも売られていますが売り切れになることも多いです。
そこでお勧めなのが隣にあるカフェでいただくという方法です。
ここでならテイクアウトで波の部分を崩す心配もしなくていいので安心です。
ちなみにチョコレートはこういったものを買ってみました。
3種類買ってみましたが、1つはいろいろなチョコが入っていました。
もう1つは一口サイズの一般的なチョコです。
そして最後は円形のチョコで金粉が付いていて豪華です。
カカオ配合率にこだわりがあるだけあって単に甘いだけでなく深いコクが感じられて美味しかったです。
バイヨンヌ:カズナーヴ
今回最後に紹介するのはバイヨンヌにあるカズナーヴです。
バイヨンヌは大西洋に面するアキテーヌ地方の都市で地方の中でもバスク地方にあたる場所です。
中でもバイヨンヌはバスク文化が色濃く残っている町で白壁に赤や緑の窓縁という伝統的な建物、アショアなどの伝統料理などがあり、博物館ではバスクの暮らしを見ることができます。
詳しい観光情報はこちらをご覧ください。
そんなバイヨンヌで紹介するのはカズナーヴ(Cazenave)です。
実はバイヨンヌはフランスで最初にチョコレートが入ってきた町です。
そのためショコラティエも多く、郊外には見学と試食もできるチョコレート工場があります。
その中でもカズナーヴは1854年創業という長い歴史を持っており、地元の人だけでなく観光客にも人気です。
お店に入るとショコラティエがあり、昔ながらのパッケージの板チョコなどがあるのですが、奥に進むとサロンになっておりここでお茶をすることができます。
ここで一番人気なのがホットチョコレートのショコラモソーです。
見た目の通り泡が表面を覆っているのが特徴です。
この泡のフワフワとした感覚が格別で、昔ながらの木の棒を使った泡立て方法を取り入れているそうです。
お好みで生クリームを入れて甘さや温度を調整することもできます。
まとめ
以上がフランスの地方都市にある有名ショコラティエの本店に行ったときの様子でした。
日本に進出しているお店もありましたが、やはり本場は違いますね。
現在はどのお店もネット販売をしているのでフランスに住んでいるならば注文できますが、ケーキやホットチョコレートはそこに行かなければ食べられないものなのでこれらの町に行った際にはぜひ立ち寄ってみてください。
それでは(^^)/~~~
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