【パリ旅行】人生初の海外旅行で初めて一人旅をしてときの話

こんにちは(^O^)

このサイトではフランスを中心とした100以上の都市のモデルコースを紹介しています。

それらの町はすべて私が実際に行ったところで、自分一人で計画を立てたものです。

今でこそ海外一人旅は慣れたものですが、その始まりはどうだったのかについて今回は紹介します。

初めてならではの体験やトラブルなど今でもよく覚えているのでその時を懐かしみつつ、私と同じように海外旅行に興味がある人の参考になれば幸いです。


旅行に行くことにした理由

それは大学3年生の6月くらいのことでした。

秋から本格的に就職活動が始まる前に同級生はインターンシップをどこにしようかと話題で持ちきりでした。

しかし私はインターンシップに興味を感じられませんでした。

それよりももっと面接でインパクトがある体験をした方がいいのではないかと思いました。

そこで思いついたのが海外旅行です。

私はそれまで海外旅行に行ったことがありませんでした。

子供の頃も両親が新婚旅行でハワイに行ったもののもう行きたくないということで連れて行ってもらったことがありませんでした。

大学生となればアルバイトでお金を貯めて海外旅行に行くのは十分に考えられるので、もっと面白いことはできないかと思った結果一人で行くことにしました。

今まで国内旅行も一人でなんてしたことがなかったので初めての海外を一人で行くのは挑戦のように感じました。

言葉の心配もあったので始めはハワイを考えましたが、一人でハワイのようなリゾート地に行っても仕方がないのでかねてから行きたかったパリを目的地に選びました。


ネガティブ過ぎる旅行準備

人生初の一人旅の行き先をパリと決めてからはすぐにネットで航空券とホテルを手配しました。

当時は今ほどネットが発達していなかったので、旅行会社に問い合わせてサポートしてもらった記憶があります。

次にガイドブックを本屋さんで買いました。

写真が盛りだくさんのその本を何度も読み返してはこれからこの写真のような世界に行くのかとドキドキしていました。

その時のワクワクとドキドキに導かれ結果フランスに移住することになるとはまだ夢にも思っていませんでした。

何十回も海外旅行に行った経験から編み出した海外旅行の計画の立て方はこちらをご覧ください。


ここまでならば多く人がするような行動なのですが、ここからが少し違いました

ちょうど大学も夏休みに入り時間ができた私は旅行準備の大半をトラブル事例を見ることに費やしていました。

特に見ていたのはスリの手口です。

どのようにして物が盗まれるのか、どういった物が狙われるのか、もし被害に遭ったらどうしたらいいのか、そのようなことばかりをひたすら読んでいました。

初めての一人旅、それも初めての海外ということで日本とは違う治安についてかなり心配していました。

それ以上に何をするにも自己責任だという意識が強かったです。

パリ旅行で華やかなイメージを持つ人が多い中、犯罪ばかり調べて憂鬱な気分にはなりましたが行けばどうせ楽しいに決まっていると思っていたので気にしませんでした。



いざフランスへ

そういったネガティブな準備期間を経てついに出発の時が来ました。

当時は大学生だったことからお金もあまりないためフランスへは直行便ではなく中国で乗り継ぐルートを選びました。

初めての海外で乗り継ぎフライトを選ぶのもなかなかでしたが、ここもしっかりネガティブなトラブル情報を仕入れて対策済みです。

飛行機の乗り継ぎ方についてはこちらをご覧ください。


しかし飛行機が離陸した途端、もう海外なのだと感じました。

中国までのフライトは数時間だけで海外を感じませんでしたが、中国に着陸したときに拍手が起きたのにはビックリしました。

その後何十回と飛行機を乗っていますが、拍手があったのはその時だけだったのですが初めての飛行機の私にしては無事に着陸できただけでもすごいことなのかと思ってしまいました。


中国での乗り継ぎ手続きは予習した通り問題なく完了しましたが、次の飛行機ではもう日本人もほぼいません。

隣に座った窓際の男性と少し話しましたが、英語もフランス語も話せないとのことで会話になりませんでした。

当時の私もこれから英語やフランス語を話せるのか実践しに行くところなので言えたことではありませんが、この方はフランスでのコミュニケーションをどうするのだろうと思いました。

それでも物珍しそうに窓の外の雲海を見ていると場所を譲ってくれたりと言葉でなくても意思疎通ができるのだなと温かい気持ちになりました。

一方で別の席の女性の方が上部の荷物について「この荷物はあなたのですか?」と聞かれたと思って断ったら、実は荷物を降ろすのを手伝ってほしいと言っていたらしくて言葉が分からないが故に冷たい態度になってしまったと悔しい思いもしました。


その他は機内食でCAさんがみんなに英語で聞いているのに私には中国語で何回も聞いてくるのは参りました。

初めての長距離フライトということで当時は座席にモニターもないのですることが本当になくて暇でしかたなく、ニンテンドーDSを持ってきている人を見たときは何か持ってこればよかったと後悔しました。

座ったままで眠ることもできなく、お金を払って長時間何もない時間を過ごすだけの価値があるのかと後悔しました。


フランス着いて早々トラブル

長い拘束時間の末無事にフランスに着きました。

日本はまだ暑い時期なのに着いた途端肌寒く感じで気候の違いをまず感じました。

空港からはタクシーに乗ってそのままパリ市内のホテルに向かいました。

ドライバーと会話を試みますがフランス語で何やら言っていますが分かりませんでした。

ちなみに私は大学の第二言語としてフランス語を選択していましたが、専門学科でもないですし、単位を取ってから1年以上経っているので初心者よりちょっと知っている程度のレベルでした。

せっかくフランス語を取ったからパリを選んだのも理由の一つです。


結局上手く会話ができず意気消沈したままホテル近くの駅に降りました。

辺りはすっかり暗くなっており治安もそこまでいいエリアではなかったので怖くなって猛ダッシュでホテルに入り込みました。


たどたどしい言葉でどうにかチェックインを済ませてお部屋に入ります。

お腹が空きましたが外は怖いのでこの日は我慢しました。

荷解きやシャワーなどいろいろしていたら夜も更けていき、さて寝ようかと思ったときあることに気が付きました。

部屋の鍵がない!?

深呼吸をして落ち着いて一か所ずつ思い当たるところ探しましたが見つかりませんでした。

一体鍵はどこに行ったのか?

夜中に誰か部屋に入って来たらどうしよう。

鍵がなくなったとフロントに伝えたらどうなるのだろう。

そんな不安が頭の中を埋め尽くす中私はとんでもない決断をします。

それは、また次回に。

それでは(^^)/~~~


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