アルル Arles

【町の説明】
ローヌ川沿いに作られたローマ時代の遺跡が数多く残る町。4世紀にはコンスタンティヌス帝が滞在し、「ガリア(ローマ時代のフランスの呼び名)の小ローマ」と称されていた。城壁に囲まれた先にはゴッホが愛した町並みが広がる。毎年夏にはパレードや国際写真祭などのイベントで盛り上がる。
【オススメ度】
★★★☆☆
【所要時間】
4時間
【費用】
18€
【疲れやすさ】
★★★☆☆
【観光ルート】
【スタート】
①アルル駅
Gare d’Arles
★駅前の道をまっすぐ進むこと5分
②黄色い家(外観のみ)
La Maison jaune
所要時間:5分 費用:0€
広場の一角にあるゴッホの作品のモチーフになった家。
第二次世界大戦で家が破壊されてしまったため、絵と実際の景色は異なる。
★広場の先にある城壁に囲まれた道を進み町中へと進む。そのまま直進すれば次の目的地に着く。全体で徒歩15分。
③アルルの円形闘技場
Arènes d’Arles

所要時間:40分 費用:9€(④古代劇場と共通券)
開館時間:9~18時(11~2月は10~17時) 休館日:祝日
75年ローマ時代に建てられた闘技場。60ものアーチから成り、2万人もの観客を収容でき、現在もイベントに利用されている。頂上から見下ろすと全体を捉えることができる。
★闘技場を左手にしながら少し進み、右折(東)。徒歩5分。
④古代劇場
Théâtre antique d’Arles

所要時間:20分 費用:9€(④古代劇場と共通券)
開館時間:9~18時(11~2月は10~17時) 休館日:1/1、5/1、11/1、12/25
ローマ時代に建てられた劇場。かつて建物で覆っていた舞台も現在では柱や一部の壁しか残っていないが、コンサートなどのイベントに利用されている。
★劇場横の細い道を下って進むと左手に開けた場所が見えるので進む。徒歩5分。
⑤サン・トロフィーム教会
Église Saint-Trophime

所要時間:15分 費用:0€
開館時間:9~12時/14~18時 休館日:なし
市庁舎のある広場にあるロマネスク様式の教会。両側が建物に挟まれていて肩身が狭いように見える。
内部の壁にはところどころにタペストリーが飾られている。
有料ではあるが、回廊に入ることもできる(大人3.50€、学生2.60€)。
★広場からショッピングストリートに進む。左手に開けた通りが見えたら曲がり、少し進んだ先を右(西)に曲がると入口に着く。徒歩5分
⑥エスパス・ヴァン・ゴッホ
L’espace Van Gogh

所要時間:10分 費用:0€
かつてゴッホが入院していた病院が文化センターとして使われている。
ここの中庭はゴッホの作品のモチーフとなった場所となっている。
★ショッピングストリートに戻り、ローヌ川まで来たら右折(北東)。しばらく川沿いを進み、開けた駐車場になっているところを右に進む。全体で徒歩15分。
⑦コンスタンティン共同浴場
Thermes de Constantin
所要時間:30分 費用:3€
開館時間:9~12時/14~18時(12~3月は13~17時) 休館日:なし
ローマ時代の浴場で4世紀に作られた。実際に浴場の中を歩くことができる。
★⑦の先の通りの左手の家に進む。徒歩3分。
⑧レアチュー美術館
Musée Réattu
所要時間:1時間 費用:6€
開館時間:10~17時 休館日:月曜日、 1/1、5/1、11/1、12/25
マルタ騎士団の屋敷跡に作られた美術館。ピカソの作品が数多く展示されている。
その他にも18世紀以降の作品や現代アートを中心に取り揃えている。
★⑧の道をそのまま進み、突き当りを左(北)に曲がり、再びローヌ川沿いに進む。城壁が見えたら右に曲がれば初めに通った道に戻るので、そのまま駅に戻る。全体で徒歩15分。
【ゴール】
アルル駅