サン・ポール・ド・ヴァンス
Saint-Paul-de-Vence

【村の説明】
コートダジュール地方の内陸部にある小高い部分に集落を作る「鷲の巣村」の一つ。城壁に囲まれた中に中世の建物が今なお残されており人気の観光スポットになっている。村自体は大きくないのであっという間に回れてしまうが、ところどころに素晴らしい景色があり、高台から見た景色も美しい。
【オススメ度】
★★★★☆
【所要時間】
2時間半(バスの往復を含めると4時間半)
【費用】
7€(バス往復代込み)
【疲れやすさ】
★★★☆☆
【観光ルート】
【スタート】
★サン・ポール・ド・ヴァンスへはニースから出るバスに乗る。ニースのバス停アルベルト1世 Albert 1er から400号線のバスに乗車し、サン・ポール・ヴィラージュSt-Paul Villageで下車。およそ50分の道のり。片道1.50€で運転手か券売機で購入。
バスの時刻表
https://static.saint-pauldevence.com/wp-content/uploads/2019/03/ligne-400.pdf
①バス停サン・ポール・ヴィラージュ
St-Paul Village
ここでバスを降りる。
★バス停近くの薬局とロクシタンの間の通りを進み、小さな広場の先に村の入口がある。城門をくぐった先すぐ右手に観光案内所がある。徒歩10分。
②観光案内所
所要時間:5分 費用:0€
ここで地図などを手に入れよう。
★観光案内所を出て目の前の通りではなく左に分かれた上り坂を進む。城壁の上に沿って進むと次の目的地が見えてくる。徒歩数分。
③エスペロン・タワー(外観のみ)
Tour de l’Espéron
所要時間:5分 費用:0€
四角柱の形をした石組の塔。かつては粉の保管庫として利用された。
★そのまま外周を進み、建物の分かれ道が出てきた右に入って村の中に戻る。すぐに右に曲がり突き当りを左折すると右手に上り坂があるので登る。
④サン・ポール教会
Collégiale de la Conversion-de-Saint-Paul de Saint-Paul-de-Vence

所要時間:15分 費用:0€
開館時間:10~18時
14世紀頃に建てられた塔が村の中でも目立つ教会。
内装は床がモノクロのシックな感じである一方で宗教画を飾る額縁の装飾がとても豪華である。
そばにある礼拝堂には300ものタイルで造られた独創的な空間が広がる。
★礼拝堂の向かいにある博物館に進む。
⑤歴史博物館
Musée d’Histoire Locale
所要時間:40分 費用:4€
開館時間:10~12時半/14~18時 休館日:1/1、12/25
村の歴史を紹介した博物館。
中世の衣装を身にまとった蝋人形が展示されており歴史や文化を知ることができる。
★教会の前の通りを下り、右に進むと広場に出る。
⑥大噴水
La Grande Fontaine

所要時間:5分 費用:0€
この村のシンボルともいえる噴水。
制作は地元の石切の職人が手掛けた。
17世紀頃はこの噴水の広場で毎週行進が行われていた。
★噴水の先の一本道を真っ直ぐ進む。
⑦15世紀のアーチ
Le Pontis du XV

所要時間:5分 費用:0€
通りに架かるアーチ。内側から天井を見ると木組みの梁が見える。
★さらに先に進むと村の端に出る。その先の城壁の上に登る。
⑧ニースの門
Porte de Nice

所要時間:5分 費用:0€
ここからコートダジュール地方の内陸の景色がよく見える。
門を抜けた先は墓地がある。
★城壁の淵をなぞるように進んでいくこと徒歩10分。
⑨14世紀のヴァンスの門
Porte de Vence du XIV siècle
所要時間:5分 費用:0€
村と城壁を隔てる門。これで村を一周したことになる。
★城壁を抜けて村を出たら行きに通った小さな公園の先の分かれ道を左に曲がって坂をしばらく下る。徒歩10分。
⑩フォトスポット

所要時間:5分 費用:0€
ここからだと村全体がよく見える。
★道を引き返して薬局のある通りまで戻る。帰りのバス停は位置が違うので注意。小さな礼拝堂の側にある。
⑪帰りのバス停
ここからニース行きのバスに乗る。
【ゴール】
ニース・バス停アルベルト1世