ヴァランス Valence

【町の説明】
ローヌ川沿いにある町。ナポレオン1世もかつて滞在していた町である。町一番の広場からはローヌ川と山々を眺めることができ、晴れた日にはその足元にある公園でのんびり散歩するのがオススメ。
【オススメ度】
★★★☆☆
【所要時間】
3時間
【費用】
9€
【疲れやすさ】
★★★☆☆
【観光ルート】
【スタート】
①ヴァランス駅
Gare de Valence Ville
★駅前の道を直進して徒歩5分。
②シャン・ド・マルス遊歩道
Esplanade du Champ de Mars

所要時間:10分 費用:0€
町で最も大きな広場。中央にはキオスクが建っている。
1777年に建てられ、フランス革命時には軍隊が招集された場所でもあり、その中にナポレオン1世の姿もあった。
遊歩道からはローヌ川と山々を眺めることができ、クルッソルの廃城を望むこともできる。
広場の一角には「J’aime Valence」と書かれたモニュメントが飾られている。
★②より階段を下って公園へと進む。
③ジュヴェ公園
Parc Jouvet

所要時間:30分 費用:0€
ローヌ川沿いにある大きな公園。
かつては②の広場からローヌ川への運河や鉄道などの計画があった土地であったが公園として利用されることになった。
敷地内にはこの地に所縁のある人物の彫刻や動物園がある。
★公園から②の遊歩道に戻って通りを渡って中心街へと入る。最初の左手のわき道を道なりに進むと広場に出る。その一角に次の目的地がある。徒歩10分。
④ヴァランス美術館
Musée de Valence
所要時間:1時間 費用:9€
開館時間:10~12時/14~18時 休館日:月、火曜日、祝日
町の中心街にある美術館。
ドラクロワを始めとする15~20世紀の絵画や彫刻などの芸術作品を中心に展示されている。
企画展も定期的に開催されており、地元のアーティスト以外の作品も見ることができる。
★同じ広場にある大聖堂に向かう。
⑤サン・アポリネール大聖堂
Cathédrale Saint-Apollinaire de Valence

所要時間:15分 費用:0€
開館時間:8~19時 休館日:なし
町の中心街にある大聖堂。
本来12世紀に建てられたものであるが、落雷や宗教革命、火事により現在の形は17世紀に建てられたものでありロマネスク様式が色濃く反映されている。
この地でかつて法王が亡くなったことから法王の形を模したビスケット「スイス」がこの町の名物となった由来の場所でもある。
内装はステンドグラスもなくシンプルなものであるが、祭壇の床の模様はとても繊細に作られている。
★大聖堂を出たら目の前の広場を左奥に進むと別の広場に出る。そこから左に伸びる通りを進むと細いショッピング通りに入る。その通りの右手に変わった外観の建物が見えてくる。徒歩5分。
⑥頭の家(外観のみ)
Maison des Têtes

所要時間:10分 費用:0€
通りにあるゴシック・フランボワイヨン様式の外観の建物。
かつてヴァランス大学の教授だったアントワーヌ・ド・ドローヌがイタリア旅行から帰ってきて「ヴァランスで一番美しい建物を」と言って作られた。
その言葉の通りとても豪華な外観でルネッサンス様式が色濃く表れている。
壁にはローマ皇帝などの様々な人物の頭部の彫刻が飾られている。
★引き続き通りを進み、右手奥に塔が見える通りを右折して進むと市役所と劇場がある広場に出る。そこを右に曲がって別のショッピング通りを真っ直ぐ進むと最初に来た通りに戻るので、左に曲がって駅へと戻る。徒歩15分。
【ゴール】
ヴァランス駅
【おまけ】
⑦メゾン・ピック
Maison Pic
ヴァランスで有名なミシュラン3つ星のレストラン。
フランスでも珍しい女性シェフによるレストランである。
メゾン・ピックの公式サイト
https://www.anne-sophie-pic.com/