【フランス語勉強⑧】否定文の作り方と動詞allerの活用

オーセール 町並み

こんにちは(^O^)

今回はフランス語の否定文の作り方動詞allerについて解説します。

今回学ぶこと

動詞aller
否定文



前回のレッスンはこちらをご覧ください。




それでは久しぶりのブログをまずはご覧ください。

ブログ

語学学校もいよいよ始まりました。

慣れない環境に日々ドキドキします。

何と言ってもフランス語のみの授業で何を言っているのか理解するのに毎日頭がパンクしそうです。

たまに宿題が何なのか理解できないこともあります。

クラスメイトも他の国から来ていますが、日本人は私だけです。

学力によってクラス分けをしたはずなのにみんなすらすら話せていて本当に同じレベルなのかと疑ってしまいます。

それでも友達ができました。

正直ひとりぼっちでなくなってホッとしています。

筆箱を見ると赤ペンを忘れたので友達のレアに借りることにしました。

わたし
わたし

Salut.
やあ!

レア
レア

Salut.
やあ!

わたし
わたし

Est-ce que tu as un stylo rouge?
あなたは赤ペンを持っていますか?

レア
レア

Oui. Voilà.
はい、どうぞ。

わたし
わたし

Merci. Je vais à un supermarché après l’école.
ありがとう。放課後にスーパーに行きます。

レア
レア

Tu vas à Monoprix ?
あなたはモノプリに行きますか?

わたし
わたし

Non, je ne vais pas à Monoprix.
いいえ、モノプリは行きません。

わたし
わたし

Je vais à Carrefour.
カルフルールに行きます。

レア
レア

D’accord.
分かりました。

レア
レア

Nous allons ensemble.

一緒に行きましょう。

こうして友達と放課後にカルフルールにお買い物に行くことになったのでした。

解説

①親しみのあるあいさつ

文:Salut

意味:こんにちは

読み:サリュ


これまで「こんにちは」はBonjourでしたが、友達など親しい間に使う挨拶がSalutです。

日本語で「やあ」など砕けた感じに友達に挨拶するのと同じです。

そのため初対面の人や目上の人には使いません

別れ際でもSalutは使えます。

他にもCoucou(クックー)も同じような意味合いで使われます。

②名詞につく形容詞

文:Est-ce que tu as un stylo rouge ?

意味:あなたは赤ペンを持っていますか?

これまでのおさらい

実はこの文はこれまで習ってきた言葉で作れます

Est-ce que:疑問文のサイン

as:動詞avoirの活用

un stylo:ペン

rouge:形容詞「赤い」


これらを組み合わせて

Est-ce que tu as un stylo rouge? 

エスク・チュ・ア・アン・スチロ・フージュ?

と読みます。

身に覚えのない単語があった場合は過去の記事を読み返してください。

名詞と形容詞の位置

ここで新しいポイントを解説します。

それは名詞につく形容詞です。

ここでいうと赤ペンです。

英語で書く場合は a red pen 色 + ペンと書きますが、

フランス語は un stylo rougeペン + 色の順番です。

つまりフランス語で名詞に形容詞を付ける場合は

名詞 + 形容詞

となります。



しかし一部例外があります。

例えば

意味語句読み方
よいbonボン
小さいpetitプティ
大きいgrandゴーン
美しいjoliジョリ
若いjeuneジューヌ
年老いた、古いvieuxビュー
新しいnouveauヌヴォー

など一部の形容詞は例外的に名詞の前に置きます。

Un petit  stylo
小さなペン

Un grand chat 

大きな猫

Un nouveau stylo rouge

新しい赤ペン


③動詞aller

文:Je vais à un supermarché après l’école.

意味:放課後にスーパーに行きます。



今回の動詞allerの登場です。

aller
意味:行く
発音:アレー



英語のgoにあたる動詞です。

この動詞もよく使います。

そしてよく使う動詞は活用が不規則なことが多いです。

それでは活用を見てみましょう。

主語活用読み方
Jevaisジュ・ヴェ
Tuvasチュ・ヴァ
Ilvaイル・ヴァ
Ellevaエル・ヴァ
Nousallonsヌザロン
Vousallezヴザレ
Ilsvontイル・ヴォン
Ellesvontエル・ヴォン

allerの片鱗を見られるのはNousとVousくらいです。

そしてその二つは主語の最後のsと動詞の最初のaの音がつながります

これも暗記しましょう。



英語では go to ~で「~に行く」という意味になりました。

フランス語も同じでtoのように場所を示す前置詞を使います。

それが à です。

これも過去に紹介したのでしっかり思い出しましょう。

今回は行き先が un supermarché(アン・シューペーマフシェ)という男性名詞なので

à un supermarchéとなります。

放課後に

après l’école
意味:放課後に
読み:アプヘ・レコール

après は英語のafterと同じで「~の後」という意味の前置詞です。

反対に「~の前」avant(アヴォン)を用います。

l’école学校という意味です。

ここでは「学校の後」「放課後」と言い直しています。


これらのことから

Je vais à un supermarché après l’école.

ジュ・ヴェ・ア・アン・シューペーマフシェ・アプヘ・レコール

と読みます。



その後はわざとらしくらいにallerを使った文を盛り込んでいます。

MonoprixCarrefourもフランスにあるスーパーの名称です。

他にもいろいろな種類のスーパーがあるので実際に行ったときに探してみてください。

スーパーでのお買い物についてはこちらで紹介しています。

なお、一般的に企業に指定がなければ冠詞はつけません。

④否定文

文: Non, je ne vais pas à Monoprix.

意味:いいえ、私はモノプリには行きません。

否定文の作り方

質問文で聞かれてNonといいえで答えています。

その後に否定文が続いています。

フランス語で否定文を作る場合はne(ヌ)とpas(パ)で動詞を挟みます

この文で言えばvaisをneとpasでサンドイッチしています。

これで否定文ができます。



肯定文と見比べると

Je vais à Monoprix.

Je ne vais pas à Monoprix.

このようになります。

否定文の例

それではer動詞の例としてprésenter(プヘゾンテー/紹介する)を使って各主語の否定形を作ってみます。

Je ne présente pas
ジュ・ヌ・プヘゾントゥ・パ

Tu ne présentes pas

チュ・ヌ・プヘゾントゥ・パ

Il ne présente pas

イル・ヌ・プヘゾントゥ・パ

Elle ne présente pas

エル・ヌ・プヘゾントゥ・パ

Nous ne présentons pas

ヌ・ヌ・プヘゾントン・パ

Vous ne présentez pas

ヴ・ヌ・プヘゾンテ・パ

Ils ne présentent pas

イル・ヌ・プヘゾントゥ・パ

Elles ne présentent pas

エル・ヌ・プヘゾントゥ・パ



続いてêtre

Je ne suis pas
ジュ・ヌ・スィ・パ

Tu n’es pas

チュ・ネ・パ

Il n’est pas
イル・ネ・パ

Elle n’est pas
エル・ネ・パ

Nous ne sommes pas
ヌ・ヌ・ソム・パ

Vous n’êtes pas
ヴ・ネット・パ

Ils ne sont pas
イル・ヌ・ソン・パ

Elles ne sont pas
エル・ヌソン・パ

母音で始まる動詞や活用はneと引っ付いて発音もナ行になります



avoir

Je n’ai pas
ジュ・ネイ・パ

Tu n’as pas

チュ・ナ・パ

Il n’a pas
イル・ナ・パ

Elle n’a pas
エル・ナ・パ

Nous n’avons pas
ヌ・ナヴォン・パ

Vous n’avez pas
ヴ・ナヴェ・パ

Ils n’ont pas
イル・ノン・パ

Elles n’ont pas
エル・ノン・パ



aller

Je ne vais pas
ジュ・ヌ・ヴェ・パ

Tu ne vas pas
チュ・ヌ・ヴァ・パ

Il ne va pas
イル・ヌ・ヴァ・パ

Elle ne va pas
エル・ヌ・ヴァ・パ

Nous n’allons pas
ヌ・ナロン・パ

Vous n’allez pas
ヴ・ナレ・パ

Ils ne vont pas
イル・ヌ・ヴォン・パ

Elles ne vont pas
エル・ヌ・ヴォン・パ

avoirもallerもneと音がつながる活用がありましたね

それぞれの活用を覚えたらこの否定形も覚えましょう。

⑤「一緒に」の表現

文:Nous allons ensemble.

意味:一緒に行きましょう。



どのスーパーに行くのかのやり取りが「私」と「友達」とであった後に最後に友達がこのように言いました。

Nous allonsは今回学んだ範囲ですね。

そしてensemble「一緒に」という英語で言うtogetherと意味があります。

発音はオンソンブルです。

以前説明したようにenはアンとオンの中間のような音です。

アンサンブルと読むと日本語でも聞いた言葉になりますね。

Nous allons ensemble.

ヌザロン・オンソンブル

と読みます。

おさらい

それでは今回のおさらいです。

わたし
わたし

Salut.
サリュ

レア
レア

Salut.
サリュ

わたし
わたし

Est-ce que tu as un stylo rouge?
エスク・チュ・ア・アン・スチロ・フージュ?

レア
レア

Oui. Voilà.
ウィ、ボワラ

わたし
わたし

Merci. Je vais à un supermarché après l’école.
メフシー、ジュ・ヴェ・ア・アン・シューペーマフシェ・アプヘ・レコール

レア
レア

Tu vas à Monoprix ?
チュ・ヴァ・ア・モノプリ?

わたし
わたし

Non, je ne vais pas à Monoprix.
ノン、ジュ・ヌ・ヴェ・パ・ア・モノプリ

わたし
わたし

Je vais à Carrefour.
ジュ・ヴェ・ア・キャフー

レア
レア

D’accord.
ダコー

レア
レア

Nous allons ensemble.

ヌ・ザロン・オンソンブル


意味語句読み方
こんにちはSalutサリュ
こんにちはCoucouクックー
美しいjoliジョリ
年老いたvieuxヴュー
新しいnouveauヌヴォー
行くallerアレー
スーパーun supermarchéアン・シューペーマフシェ
~の後aprèsアプヘ
~の前avantアヴォン
学校l’écoleレコール
紹介するprésenterプヘゾンテー
一緒にensembleオンソンブル


主語活用読み方
Jevaisジュ・ヴェ
Tuvasチュ・ヴァ
Ilvaイル・ヴァ
Ellevaエル・ヴァ
Nousallonsヌザロン
Vousallezヴザレ
Ilsvontイル・ヴォン
Ellesvontエル・ヴォン


動詞をneとpasで挟む
neに挟まれる単語の最初が母音もしくはhだった場合、n’となってナ行の音としてつながります。


まとめ

今回はよく使う動詞allerと否定形の作り方について学びました。

会話文で解説しなかった部分はすでに説明したもの、今回の説明の重複になるものだったので、よく分からない、知らないところがあったら過去の記事を含めてきっちりと読み返しましょう。

それでは(^^)/~~~

今回学んだこと

動詞aller
否定文


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