バルセロナ観光ルート(サグラダファミリア、旧市街)

バルセロナ Barcelona

【街の説明】

スペイン西部カタルーニャ地方のフランスに近い国内第二の都市。地中海に面し、中心部は木目調に区画整理されている。見どころが多いので3つのコースに分けて紹介する。ここではアントニ・ガウディが設計したサグラダファミリアを始め、旧市街を周るコースを紹介する。

【オススメ度】

 ★★★★★

【所要時間】

 11時間半

【費用】

 78€(地下鉄代は含まない)

【疲れやすさ】

 ★★★★★

【観光ルート】



【スタート】

①地下鉄:サグラダファミリア駅

Sagrada Família

地下鉄L2(紫)、L5(紺色)番線の駅。

②サグラダファミリア

Sagrada Família

所要時間:2時間 費用:26€

開館時間:9~15時(金~日は18時まで) 休館日:なし

バルセロナを代表する建築家アントニ・ガウディが手掛けた最高傑作と称される教会。

実際には元々あったプロジェクトをガウディが引き継いだ形になる。

1882年に着工を始めるも資金繰りや度々の戦争によりなかなか進まずガウディがなくなった1926年にも完成できず、ガウディの没後100周年の2026年完成を目指している。

未だに建設中のため時期によって入れないところがあり、2021年夏現在塔には登れないようになっている。

教会全体で聖書を再現しており、入口がある東側の誕生のファサードではキリストの誕生から説教までが表現されており、西側の受難のファサードでは最後の晩餐からキリストの磔刑、昇天がモダンアートのようなスタイルで表現されている。

教会内部では色とりどりのステンドグラスがとても美しく、時間帯によって差し込む光が異なるのが魅力。

観光は主にオーディオガイド(日本語あり)に従って行う。

オーディオガイドだけでも45分ほどあるのでかなりのボリュームである。

教会地下には博物館がありサグラダファミリアやガウディに関する資料が展示されている。

バルセロナで特に人気の観光スポットのためあらかじめネットでチケットを購入するのがオススメ。

【チケット購入サイト】
https://sagradafamilia.org/en/tickets-individuals


★地下鉄駅近くまで戻り台座に乗った街灯の裏側にある通りをひたすら直進すること徒歩15分。通りが終わった交差点の目の前に大きな建物があるので中に入る。



③サン・パウ病院

Hospital de Sant Pau

所要時間:1時間半 費用:15€

開館時間:10~14時半(土日祝は17時まで) 休館日:12/25

1930年に作られた病院で2009年まで診療で使われていたが老朽化のため移転した。

リュイス・ドメネク・イ・ムンタネーが手掛けた建築で、後に登場するカタルーニャ音楽堂と合わせて世界遺産に登録されている。

6つの病院が合併した総合病院のような役割があるがそれぞれの科によって建物が独立しており145,000㎡の敷地の中に48もの建物がある。

見学はまず医療機器などの展示品を見ながら本館の建物を巡り、そこから中庭に出てそれぞれの科の建物を見に行くが、改修工事が完了したところのみ中に入ることができる。

中庭から地下通路にはいることができ、これを通じて各建物に物資を届けることができた。

最後に入口の建物を訪れることになる。


★病院を出て左に進み、一つ目の右に続く道を下ると地下鉄の駅に着く。徒歩5分。



④地下鉄:サン・パウ| 5月2日駅

Sant Pau | Dos de Maig

L5(紺色)番線の駅。

★バル・デブロン(Vall d’Hebron)行きの電車に乗り2駅目のラ・サグレラ(La Sagrera)駅でL1(赤)でベルヴィッテ病院(Hospital de Bellvitge)行きの電車に乗る。



⑤地下鉄:ウルキナオナ駅

Urquinaona

ここで電車を降りる。

★地上に出ると広場の中にいる。周囲を見渡すとバーガーキングがあるのでその右隣りの道を進む。最初の信号で銅像があるので(ウルキナオナの出口がここもある)、左の細道に進む。突き当り目の前に現れる建物に沿うように道なりに右に曲がり、T字路を左に曲がるとその建物の入口が見えてくる。徒歩10分。



⑥カタルーニャ音楽堂

Palau de la Música Catalana

所要時間:1時間 費用:10€

開館時間:10~15時 休館日:なし

サン・パウ病院同様にリュイス・ドメネク・イ・ムンタネーが手掛けた建築で世界遺産に登録されているコンサートホール。

1908年に完成したバルセロナにおける重要なアールヌーボーの建築(モデルニスモ)で、今もコンサートに利用されている。

一番の見どころはやはりコンサートホールで天井のステンドグラスから柱のモザイク画に至るまで細かな装飾が施されており、アールヌーボーらしく植物などの自然物を取り入れている。

前はガイドツアー(18€)のみ見学可能だったが現在は自身で音声ガイドのアプリを取って見学する方法も利用可能になったが、イヤホンを持参しなければいけないので注意。

【チケット購入サイト】
https://visits.palaumusica.cat/en/tours_486


★先ほどの道に戻り少し進むと右手に国旗を掲げた建物(警察署)が見えてくるのでその左隣の道に入る。そのまましばらく直進して旧市街(ゴシック地区)を進むと右手の角にお店が見えてくる。徒歩5分。



⑦四匹の猫(レストラン)

Els Quatre Gats

所要時間:5分 費用:0€

ジュゼップ・プッチ・イ・カダファルクが建築したゴシック様式の外観を持つレストラン。

モデルニスモの中心地としてガウディやピカソがよく通っていた。

名前の由来はジュゼップ・プッチ・イ・カダファルクを始めとする4人が始めたこと、その4人がパリの文芸キャバレーLe Chat Noir(黒猫)に通っていたことから着いた。

レストランとして営業しているため一般見学は行っていない。

★引き続き通りを歩くと大通りに出るので左に曲がる。すぐ現れる広場で左右の分かれ道になっているので左の道を進むと大きな広場に出る。そこに教会があるので中に入る。徒歩5分。



⑧サンタ・エウラリア大聖堂

La Catedral de la Santa Creu i Santa Eulàlia

所要時間:50分 費用:9€

開館時間:10~14時 / 15~17時半(休日は10~17時) 休館日:なし

ゴシック地区にあるバルセロナの大聖堂。

かつて教会があった場所に15世紀にゴシック様式の教会として建て替えられたが、外観のファサードは1888年のバルセロナ万博に合わせてネオ・ゴシック様式に改装された。

内装は荘厳な雰囲気で、金色の豪華な礼拝堂の祭壇が映える。

主祭壇の手前の階段から地下に行くと大聖堂の名前にあるサンタ・エウラリアの眠る棺が祀られており、2月14日の命日にのみ中に進むことができる。

大聖堂の塔にも登ることができ、バルセロナの街を一望できる。

隣接する回廊にはヤシの木があり南国の雰囲気があるとともに、サンタ・エウラリアが13歳で殉死したこと、当時から飼っていたことから13羽のガチョウが飼われている。

追加料金を払えば回廊脇にある博物館も見学できる。

★大聖堂の回廊から出て左に進み、大聖堂に沿うように進むと開けたところに出る。そこから続く細い通りを進むと広場に出る。徒歩数分。



⑨王の広場

Plaça del Rei

所要時間:5分 費用:0€

コロンブスがアメリカ大陸発見後にイサベル女王とフェルナンド王に謁見した場所。

★広場から出て最初の十字路を右に進む。徒歩数分。



⑩サン・ジャウマ広場

Plaça de Sant Jaume

所要時間:5分 費用:0€

ローマ時代から存在するバルセロナの行政の中心地。

広場にはこの広場の名前の由来になったサン・ジャウマ教会を取り壊して建てた市庁舎とカタルーニャ自治政府庁がある。

また、カタルーニャ伝統で世界遺産に登録されている人間の塔もここで行われる。

★広場にある観光案内所の左にある通りを進み、すぐに左の細道を進む。やがて開けたところに出たら振り返ると教会があるので進む。徒歩数分。



⑪サン・マルティス・ジャスト・イ・パストール聖堂

Basílica dels Sants Màrtirs Just i Pastor

所要時間:40分 費用:0€

開館時間:10~13時 休館日:日曜日

旧市街にあるネオ・ゴシック様式の教会。

ひっそりとした場所にある地元向けの教会だが、階段を上って鐘楼の上に登ることができ(2€)、そこからの景色は大聖堂よりも高い。

観光客もほどおらず穴場であるが、開いている時間が午前中になってしまうため注意。


★教会前の広場から左の道を進むと車道に出るので右に曲がって車道を進む。やがて大通りに出るがそのまま横断歩道を渡って直進する。少し進むと右手に看板がたくさん掲げられた細道があるのでここから再び旧市街に入る。道なりに進み、突き当りを右に曲がってさらに道なりに進むと左手に美術館の入口が見えてくる。徒歩10分。



⑫欧州近代美術館

Museu Europeu d’Art Modern

所要時間:1時間 費用:9€

開館時間:11~19時 休館日:月曜日、1/1、12/25、12/26

18世紀の邸宅を近代美術館として利用している。

モダンアートというよりも近代に制作された彫刻や絵画、写真の割合が多い。

次に行くピカソ美術館を当日券で買うと待ち時間ができる場合があるので、先にピカソ美術館でチケットを買ってから来てもよい。

★引き続き通りを進むと突き当りに美術館の入口が見えてくる。徒歩数分。



⑬ピカソ美術館

Museu Picasso de Barcelona

所要時間:1時間半 費用:9€(毎週木曜日17~20時、毎月第一日曜日は無料)

開館時間:10~20時 休館日:月曜日、1/1、5/1、6/24、12/25

バルセロナの美術館で最も人気のピカソの美術館。

彼が10代をバルセロナで過ごし、ピカソの友人であり秘書であったジャウメ・サバルテスやバルセロナ市が寄贈したところから次第に様々な人から、時にはピカソ本人からの寄贈によって展示数が徐々に増えて行き、邸宅5軒をつなげるほどの規模になった。

ピカソの世界的に有名な作品はないもののその圧倒的な展示数を通じてピカソの絵画の歴史を辿ることができる。

キュビズムやゲルニカで有名であるものの一般的な絵画も多く手掛けていたことに驚かされる。

人気の観光スポットのため事前にネットでチケットを購入するのがオススメだが、入口のモニターで当日券の空き時間も確認できる。

【チケット購入サイト】
https://entrades.eicub.net:8443/muslinkIII/venda/index.jsp?lang=3&nom_cache=PICASSO&property=PICASSO&grupActiv=1


★美術館を出て左に直進する。やがて広場に出て右に教会の後ろ姿が見えるので正面に回り込む。徒歩数分。



⑭サンタ・マリア・ダル・マル教会

Basílica Santa Maria del Mar

所要時間:20分 費用:0€

開館時間:9~13時 / 17~20時半(日祝は10~14時 / 17~20時) 休館日:なし

「海のカテドラル」と呼ばれる14世紀に作られたカタルーニャ・ゴシック様式の教会。

海に近いことからその名がつけられたが内装は大聖堂と同じくらい荘厳な雰囲気がする。

赤いバージンロードが敷かれており、バージンロードが敷かれていること自体海外の教会では珍しい。

バラ窓がとても美しいが、実は最初に作られたものは火災により失われてしまったことでフランボワイヨン様式のものが使われている。

★教会を出て左の通りを進むと広場に着き、その先に大通りに出る。そこを左に曲がり直進すると突き当りに公園があるので中に入る。徒歩15分。



⑮シウタデリャ公園

Parc de la Ciutadella

所要時間:40分 費用:0€

1700年に要塞として使われていた土地を万国博覧会の会場にするために改装した公園。

公園内には動物園や池、チャペルなどがあり地元の人たちの憩いの場になっている。

また、万博のときにガウディがローマの「トレビの泉」をイメージして作った噴水もある。

★公園を出て真っすぐ進むと見えてくる。徒歩5分。



⑯バルセロナ凱旋門

Arc de Triomf

所要時間:5分 費用:0€

万国博覧会のときに会場となるシウタデリャ公園に続く道に作られた凱旋門。

スペイン独自のムデバル様式という建築様式を用いている。

★凱旋門前の大通りを右に進むと地下鉄の駅に着く。徒歩数分。



【ゴール】

⑰地下鉄:凱旋門駅

Arc de Triomf

L1(赤)号線の駅。

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