【こんなはずでは…】体験者が語るフランス留学の失敗あるある

パリ セーヌ川 モノトーン

こんにちは(^O^)

憧れのフランス生活、オシャレな街並みに歩く自分、ワイン片手にフランス人とお食事・・・。

いろんな憧れと希望を抱いてたどり着いたフランス。

もっとうまくいくはずだったのに、なんで??

今回はそんなフランスに留学したときによく遭遇すると思われる失敗を紹介します。

実体験もふんだんに盛り込んで紹介しますが、私以外の他の留学生を見たり聞いたりした体験談も織り交ぜて紹介します。

これからフランスに留学しようという方は、先輩方の失敗談をしっかり聞いて同じ轍を踏まないように気を付けましょう。


フランス語が思ったより話せない

フランスに行くと決めたあの日から日本でコツコツフランス語を勉強していざ渡仏!!

・・・したはいいものの、何を言っているのか全然分からない!?

大学ではフランス語学科だし、何年も勉強してきたから語学学校でも上位のクラスで楽々卒業でしょう!!

・・・と思ったら、全然授業に付いて行けずもう学校に行きたくない!!



こんなお話本当によく聞きます。

日本でしっかりフランス語を勉強してきたはずなのに、いざ現地に行ってみるとこんなにも自分はできないのだと打ちのめされます。

かく言う私もこれでした。

私の場合、フランスに行くことを決めてから日本で仕事をしながら空いた時間はフランス語の勉強に費やしてきてフランス語はある程度話せると思っていました

しかし、現地の語学学校の最初の授業、何を言っているのか全く分かりませんでした。

同じ語学レベルのクラスメイトのはずなのにみんなペラペラ話せているし、自分は劣等生だと感じました。

クラスもすぐに下のランクに落としてもらい、どうにか授業についていける日々。

正直この時期は苦しかったですし、学校に行きたくないとも思っていました。

けれど、これってみんなが通る道だと思います。

一番の理由は日本人は読み書きは得意でも聞く話すは苦手だからです。

日本の学校なら読み書きができれば英語もテストで点数が取れました。

しかしフランスの授業は聞く話すがメインなのです。

そのためフランス語の会話がまったく分からないなんていうのは当たり前のことになります。

一方、欧米の他の国から来ているクラスメイトは聞く話すメインの授業を母国でもずっとしてきているのでペラペラと話せているように見えるのです。

見える、と言ったのは間違っていても構わず話しているからです。

彼らは母国でそういった教育を受けてきていると考えられます。

こういったことから、現地での語学学校の授業は日本人だけ慣れていないため劣等感を感じてしまいやすくなります。

ちなみに日本の大学でフランス語学科を学んだ留学生を見ると大体中級のB1レベルくらいの人が多いです。

こういった人はもっと自分はできると思っていたのにできないことにショックを受けやすいです。

B1とは?と気になる方はフランス語のレベルについてのこちらの記事をご覧ください。


実際に授業を受けていてできないと感じるのは、

相手が言っていることが分からない

自分が言いたいことをうまく表現できない

といったときです。

クラスメイトと自分を簡単に比較で来てしまうため余計に自分はダメだと感じやすいです。

そんな劣等感を浴びながらも諦めずに通い続けた私は学校で一番上のレベルのクラスに行くことができました。

かといってネイティブ並みにペラペラだったかというと、そういうわけではありません。

私は文法と作文を強みにこのレベルになれたと思っています。

文法は日本にいたときから得意としていたことで、最終的に語学学校の先生が私に文法について質問するくらいになっていました。

作文も文法ができるので得意で、人前に出て発表することも原稿を暗記すればいいだけだったので他のクラスメイトよりも評価は良かったです。

このように自分の得意なことをちゃんと伸ばしたことで、自分の強みは何かが分かり、それが自信につながり、劣等感はなくなりました。

先生に聞かれるほどの文法力を持つ私が作ったフランス文法講座はこちらをご覧ください。


その他フランスの語学学校はどういったところだったかの体験談はこちらをご覧ください。


何だかんだ日本人だらけの生活

語学学校で劣等感を感じると誰かに気持ちを分かってもらいたくなります。

そして同じように共感してくれるのが同じ語学学校の日本人です。

お互いに苦労も共有できますし、何より日本語で話せるのが楽なので一緒に行動することが増えます。

もちろん海外で出会った友達は大事にするべきだと思いますが、それが日本人だけというのもせっかくフランスに来たのに寂しいものです。

しかも語学学校のクラスメイトにフランス人はいないので、学校を飛び出さなければフランス人の友達はできません

日本人グループの中にいると心地よいものですが、フランス語レベルはそのグループの人たちより上には行けないのでほどほどにするのが良さそうです。

またフランスで働いてみたい!!と思ってもフランス語を話せない日本人が働けるのは日本食レストランくらいです。

店長も店員もみんな日本人。

フランス語ができないので万年キッチン担当。

これぞ留学生の仕事の王道パターンです。

生活費のために必要なことならば仕方がないですが、ちょっともったいない気がします。

このように学校でもバイト先でも日本人と一緒という環境が出来上がって抜け出せなくなる人が多いです。

フランスに来る前に憧れていたことや目標があるならば、なりふり構わずそれに突き進まないとせっかくフランスに来た意味がなくなってしまうので気を付けましょう。

ものを盗まれた

留学生のよくある失敗として次に挙げられるのがスリに遭うということです。

フランスは日本以上にスリは多く、日本にいるような感覚でいるとすぐ盗まれてしまいます。

私の語学学校のクラスメイトは半年にスマホを3回も盗まれていましたし、またある人はバスを待っている間にパスポート、財布、家の鍵と貴重品をまとめて盗まれました。

幸い私は今まで一度も盗まれたことがありません。

もちろん盗まれないための対策を行っているのもありますが、一番大事なのは心構えだと思います。

スリはいつでも私たちを狙っている、という心構えです。

ちなみに日本人だからよく盗まれるというわけではありません。

フランス人だって盗まれます。

彼らは盗みのプロで、国籍関係なく盗みやすそうな人を見定めて狙っているのです。

そう思ったらどこが危ないのかが自ずと分かってくると思います。



街中が危ないのは当然なのですが、学校も危ないです。

先ほどの半年で3回もスマホを盗まれた人を考えると、犯人は他のクラスメイトだった可能性もあります。

いくら同じ学校の生徒だと言っても気を抜いてはいけないのです。

休み時間に貴重品をそのままにして席を離れないように気を付けましょう。

スリの対策や被害にあった場合についてはこちらにまとめたあるのでご覧ください。


手続きがよく分かっていない

フランスに留学に来たら学校に通うだけ、というわけではありません。

長期滞在するならば然るべき手続きをしなければなりません。

しかしそれを知らなかった、という人をたまに見かけます。

不法滞在!?入学却下!?

ある留学生は入国後、ビザから滞在許可証への切り替えをしないまま生活していました。

これは制度からして不法滞在となるため即刻帰国しなければいけません。

なぜ切り替えをしていなかったのかというと、そんなことをしなければいけないなんて知らなかったからだそうです。

知らないから免除してもらえるわけでもないので、ちゃんと把握していなかった本人に責任があります。

またある留学生は入学に必要な書類を用意できておらず、危うく入学できなくなるところでした。

この方は必要書類を日本で予めチェックして準備することもなくフランスに来てしまったのです。

幸い念のために持ってきた書類が使えそうではありましたが、日本語の書類なので当然フランスでは使えず、翻訳する必要があります。

考えれば当たり前のことなのに、これに気が付いていなかったのです。

どうにか急ピッチで翻訳と他の書類を用意して入学に間に合いましたが、危うくそのまま帰国となるところでした。

滞在許可証の更新失敗!?

手続きを関連で言いますと、滞在許可証の更新で失敗した人も何人か見たことがあります。

滞在許可証は期限があり、期限が切れる2か月前から更新の申請をフランスですることができます。

何の問題もなければ1年の延期ができるのですが、場合によっては却下、もしくは半年だけの延期というものもあります。

この手の失敗で聞いたのは、語学学校に通うために更新する人です。

私は滞在許可証を1回更新して語学学校に2年間通いました。

その後は更新することなく帰国したのですが、なぜそうしたのかと言いますと、更新の申請をしても却下されることが目に見えていたからです。

そもそも語学学校をみんなどれくらいの期間通うものでしょうか。

私のように2年間通う人はとても少なく、大体が1年間です。

つまり、語学学校に通うのは1年間で十分と世間では考えられているということになります。

語学学校を通った後に別の学校に行き、フランス語を駆使して別の専門分野を学ぶならばさらに何年も更新することができると思います。

しかし、語学学校だけ何年も通うために更新を続ける必要はないと判断されるため更新が却下されたり、期限が半年しかないという状態になるのです。

私の場合はオペアビザから学生ビザに現地で切り替えたというかなり珍しい手段を使ったので大丈夫でしたが、3年目の更新はもう十分だと判断されて却下されていたと思います。

加えて2年目終了時に語学学校で一番上のレベルのクラスに到達してしまったので、もう1年通う意味が自分でもないと感じたのも申請しなかった理由です。

しかし、そういったことを考えずに語学学校だけで何年も更新しようとして半年しか期限がもらえなかった人を知っています。

その人は1年分の授業料を更新の申請のために払ったものの、半年の更新しか認められず、語学学校に返金を申請する語学力もなく、結局学校にも通うことなく半年遊ぶだけ遊んで帰国しました。

お金も時間もすごくもったいないことをしているなと感じました。

このように手続きのことをちゃんと理解していないと最悪フランスにはいられなくなることもあるので、しっかりと自分で調べて理解しておくことが大事です。

旅行にあまり行けなかった

せっかくフランスにいるのに学校やアルバイトで忙しくて旅行にあまり行けなかったという話も聞きます。

他の理由としてはお金があまりないからというのもありますが、限られた時間の中で自分がしたいことができないのはもったいないです。

日本にいるときからお金や旅行の準備を進めておくとそういった後悔もなくせます。

それにフランスからスペインやイタリア、スイスなどヨーロッパ諸国に行くことだってできます。

行ってみたいところを見つけるだけでも滞在の大きな目的の一つになるのでぜひ旅行には行くようにしましょう。

それぞれの都市の詳しい観光情報とモデルコースはこちらをご覧ください。


まとめ

学校では授業に付いて行けず、日本人にしか会わない生活で、スリに遭い、不法滞在になってしまう。。。

そんなフランス留学にはしたくないですよね。

これらを避けるのに大事なのは、そういったことがあることを知っておくことです。

これを読んだ皆さんはこういったトラブルが起こることを知ったので心構えと準備ができるかと思います。

しっかりと準備をして楽しいフランス留学にしてください。

それでは(^^)/~~~

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