こんにちは(^O^)
日本でも人気のフランス発のスイーツについて紹介するコーナーの第二弾です。
今回はミルフィーユです。
日本にいたころから一番好きなケーキで、フランスで食べることに憧れていました。
しかしフランスで見たミルフィーユは日本とは違っていて驚きました。
どういったところが違うのか、フランスのミルフィーユとはどういったものなのかについて紹介します。
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ミルフィーユとは?
ミルフィーユはご存知の通りパイ生地の間にクリームを挟み、上に粉砂糖などがまぶしてあるケーキです。
名前はパイ生地を葉っぱに見立ててミル(mille)=千、 フィーユ(feuille)=葉っぱで「千の葉」という意味です。
あのパリパリのパイ生地は小麦粉から作った生地にバターを織り交ぜながら何度も折り曲げて作るもので、その層が何百、何千とでき、焼きあがった生地が落ち葉のようであることから「千の葉」と名付けられたのが由来です。
なお、feuilleの発音はフイユで、フィーユはfille(女の子)という意味になります。
ミルフィーユの起源
ミルフィーユの起源にはエクレアを考案したパティシエのアントナン・カレームが考案したなど諸説ありますが、使われるパイ生地(パート・フィユテ)は7~8世紀にアラブから伝わってきた「パート・フィロ」が元となっているとされています。
また、古代ローマ時代には薄い生地にハチミツやクリームを挟んだ原形に近いものがすでにできていました。
パイ生地でサンドしたものが登場するのは18世紀以降で、その頃はパイ生地に挟んでいたのはジャムや果物の砂糖漬け(コンフィ)でした。
現在のようなカスタードクリームを挟むのは19世紀になってからです。
諸説あるので大まかにまとめましたが、まずパイ生地が生まれ、次にサンドするものが果物からカスタードクリームに変わって現在の形になったようです。
ミルフィーユの種類
生地から見れば1000年以上の歴史を持つミルフィーユですが、実は種類があります。
日本でよく見るミルフィーユとフランスでよく見るものが違っているのはこの種類が異なるためです。
ミルフィーユ・オ・フレーズ
イチゴを使ったミルフィーユです。
パイ生地の間にカスタードクリームや生クリームと一緒にサンドされていたり、一番上にイチゴが乗っていることが多いです。
日本でよく見かけるのはこのタイプのミルフィーユです。
海外では「ナポレオン・パイ」と呼ばれていますが、パティシエのアントナン・カレームがナポリで開発したことから当初は「ナポリタン」だったものがフランスを連想してナポレオンに変わっていきました。
ミルフィーユ・グラッセ
マロン・グラッセと同じ名前を持つミルフィーユです。
グラッセとはこの場合は砂糖でコーティングしたものを指します。
ミルフィーユ・グラッセは糖衣がけしたもので、一番上に白いチョコレートに矢印模様がついたものがあるのが特徴です。
フランスでよく見かけるのがこのタイプのミルフィーユです。
ケーキ屋さんやレストランでも大体この見た目のミルフィーユがあります。
ミルフィーユ・ロン
丸い形のミルフィーユです。
ホールケーキのようになっているので切り分けて食べます。
一番上はミルフィーユ・グラッセと同じ白いチョコレートに矢印模様になっており、円形になることでクモの巣のような見た目になります。
ホールケーキのためレストランで見かけることは少なく、ケーキ屋さんでまれに見かけます。
ミルフィーユ・ブラン
3つ使うパイ生地のうち中央のパイ生地をスポンジもしくはビスケットに置き換えたものです。
正直なところ、これまで見たことがないのでレアな物かもしれません。
ジョクターのミルフィーユ
ジョクターとはリヨンにあるパン屋さんで、世界的に有名なレストランであるポール・ボキューズにパンを卸しているお店です。
その品質の高さから地元ではとても人気のお店です。
このジョクターにはケーキも売られており、ミルフィーユもあります。
他のお店とは異なりここでは日本でよく見かけるイチゴを挟んだミルフィーユ・オ・フレーズを扱っています。
さらに珍しいことにここではチョコレートのミルフィーユも売られています。
ミルフィーユ・オ・フレーズとは異なりパイ生地はチョコクリームの間にも使われています。
濃厚でありながらコクが広がる非常に美味しいミルフィーユでした。
ちなみに値段は一般的なパン屋さんと同じくらいなのも驚きです。
日本に伝わるミルフィーユ
日本にミルフィーユが伝わったのは幕末から明治初期と言われています。
フランスから来たパティシエ、サミュエル・ペールが横浜で洋菓子店を営んでいたことが記録として残されています。
その後サミュエル・ペールからフランス菓子について学んだ村上光保がお店を出してミルフィーユを販売しました。
このお店ではありませんが、横浜のお土産でも人気が高いフランセの人気商品もミルフィーユを基にした「ミルフィユ」で横浜とミルフィーユには深いつながりがあるように見えます。
まとめ
以上がフランスのミルフィーユでした。
元々はクリームでなくジャムや果物をサンドしていたこと、ミルフィーユにも種類があり、日本とフランスとでは普及している種類が違っていることなど多くの発見がありました。
ぜひフランスに来た際は日本のミルフィーユと食べ比べてみてはいかがでしょうか。
それでは(^^)/~~~
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