こんにちは(^O^)
日本でも親しまれているフランスのスイーツを紹介するコーナーです。
今回はマドレーヌについて紹介します。
マドレーヌの起源や日本との違いなどを紹介していきます。
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マドレーヌとは
まずはそもそもマドレーヌとは何なのかについて紹介します。
マドレーヌは無塩バター、小麦粉、卵、ベーキングパウダー、砂糖などを使った焼き菓子です。
材料はパウンドケーキとほとんど同じです。
好みでアーモンドパウダーやレモンを加えることもあります。
マドレーヌの起源
マドレーヌの起源は諸説ありますが、どの説でもロレーヌ地方にあるコメルシーという町が発祥であるとされています。
一番有力な説はロレーヌ公スタニスラスへの食事会の際に料理長とパティシエが喧嘩してしまった話です。
喧嘩したことによって屋敷を出て行ってしまいデザートを用意できないというピンチに陥った時、そこで働いていた召使のマドレーヌという女性が祖母のレシピからマドレーヌを作ったとされています。
その味が好評だったことから彼女の名前のマドレーヌと呼ばれるようになりました。
なお、スタニスラスはポーランドの王族でババという小さな焼き菓子をラム酒に漬けるババ・オ・ラムというお菓子を生み出したともいわれています。
彼の名前が付くスタニスラス広場はナンシーの中心地であり、アールヌーボーの装飾が美しく世界遺産にも登録されています。
他にも経緯は違いますが、マドレーヌという女性の名前から付けられている点は共通しています。
マドレーヌはその後コメルシーの名物となり、19世紀の終わりから第二次世界大戦までコメルシー駅では女性の売り子がカゴにマドレーヌを入れて売り歩いているのが風物詩でした。
今でもコメルシーといえばマドレーヌと認識されています。
また、マルセル・プルースト著の「過ぎ去りし時を求めて」ではマドレーヌをきっかけに幼少期を思い出すシーンが多くの人に印象を残しました。
このシーンから味や香りなどから昔の記憶がよみがえることを「プルースト効果」と呼びます。
日本との違い
日本で見るマドレーヌは紙のフィルターがついた円形のものだったり、菊の花の形をしているものが多いです。
一方フランスにあるマドレーヌは一般的には貝の形をしています。
これは先ほどの起源で出てきたスタニスラスに出すマドレーヌを作る際に貝の型を使ったといわれています。
それとは別にフランスからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラに続く聖地巡礼と関わっているとも考えられています。
フランスのヴィスレー、ル・ピュイ・オン・ヴレなど何か所かを出発点とした聖地巡礼のルートで、この巡礼にはホタテ貝が聖ヤコブのシンボルとしてあります。
この聖地巡礼のためにマドレーヌという女性がホタテ貝の型を使って作ったともいわれています。
そのため日本で一般的に見る円形や菊型のマドレーヌはフランスではマドレーヌと認められないとも言われています。
そもそも菊の花型のマドレーヌはパン・ド・ジェーヌという違うお菓子の型だったのですが、日本に伝わる際にマドレーヌの型として広まってしまったという背景があります。
まとめ
以上がマドレーヌについての紹介です。
日本とフランスとでは実は形が違っていたこと、その起源は日本での間違いだったことに驚きました。
貝の形は聖地巡礼のシンボルであることから修道院発祥のお菓子と思ったら、製作者の名前だったことも意外でした。
お菓子一つにも歴史があると思うとより味わい深くなりますね。
次回もお楽しみに。
それでは(^^)/~~~
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