こんにちは(^O^)
ここではワーキングホリデービザの申請に必要となる書類を解説します。
ワーキングホリデービザはコロナウィルスの影響で一時発給停止していましたが、現在は申請可能となりました。
しかし、コロナウィルス以前から変更点が見られるのでその点も含めて紹介します。
ワーキングホリデービザやビザについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
ワーキングホリデービザの必要書類
まず、ワーキングホリデービザの申請では以下の書類が必要となります。
①申請書類チェックリスト
②長期ビザ申請書
③証明写真
④パスポート
⑤申請動機作文
⑥計画書及び履歴書
⑦残高証明書
⑧ワーキングホリデービザ宣誓書
⑨健康診断書
⑩海外旅行保険加入証明書
⑪レターパック
申請時にはこの順番に書類を揃えて申請する必要があります。
なお、コピーはA4サイズで統一します。
①申請書類チェックリスト
フランス大使館のホームページのワーキングホリデービザのページからダウンロードできます。
以下がそのリンク先です。
https://jp.ambafrance.org/article6252
申請書類は予告なく変更される場合があるため、最新版のリストをまずはダウンロードして何が必要なのか確認します。
各書類の用意ができたらチェックを入れます。
②長期ビザ申請書
これはワーキングホリデービザに限らず3か月以上フランスに滞在するすべてのビザの申請で必要となる書類です。
記入方法は以下の記事で紹介しているのでご確認ください。
フランス入国予定日と滞在先住所・連絡先はしっかりと書きましょう。
なお、この書類のみ事前にオンラインフォームで入力する必要があります。
France-Visasと呼ばれるサイトで現在は書類の案内、長期滞在ビザの入力、大使館への予約を行っています。
【France-Visasのホームページ】
https://france-visas.gouv.fr/en/web/france-visas/online-application
まずアカウントを登録して登録する必要があります。
この入力した長期滞在ビザ証明書を印刷して大使館で提出します。
③証明写真
パスポートサイズの証明写真が1枚必要です。
町中の証明書撮影機で撮影したもので十分です。
顔の大きさが3㎝以上写り込んでいる必要があります。
この証明写真は長期ビザ申請書に貼ります。
④パスポート
過去10年以内に発行されたもので、フランスから帰国する日+3か月の有効期限があるものが必要です。
つまり、フランス入国から1年3か月以上有効期限があるパスポートが必要です。
また、ビザはパスポートに貼り付けられるため、そのためのスペースも必要となります。
パスポート番号が記載された写真付きのページのコピーが1枚必要です。
なお、パスポートはビザ申請したらそのまま渡してしまうため審査が終了するまで手元には戻って来ません。
⑤申請動機作文
ワーキングホリデービザ独自の申請書類でフランスのホームページ、ワーキングホリデービザのページからダウンロードできます。
こちらのリンクからもダウンロードできます。
https://jp.ambafrance.org/article6252
コロナウィルス以前と大きく変わったのがこの書類で、学歴や職歴を書く欄が設けられました。
加えて今まで日本語でよかったものがフランス語か英語のどちらかに変更されました。
フランスに行ってから語学勉強をしようと思っていた人にとってはかなり難しいものとなりました。
一番大事なのが2枚目の動機作文で、フランスで何をしたいのかを書く必要があります。
ここで誤った書き方をしてしまうと審査に落とされる可能性が高いです。
動機作文の書き方についてはこちらをご覧ください。
⑥計画書および履歴書
フランス滞在中にどういたことをしたいのかを書くのが計画書です。
専用の記入用紙もないので時系列に沿って何をするのかを書けばいいです。
例えば、
4月1日 フランス入国、パリでの滞在開始
4月10日 語学学校開始
5月 ニースに旅行
のように帰国までの予定を書いていきます。
動機作文の内容に沿ったものだと一貫性があり、説得力が増します。
なお、英語もしくはフランス語で書く必要があります。
また、ただ予定を箇条書きしただけだとこれが何の書類なのか分からないので、Plan de séjour avec visa vacances tracailのような書類の名前を上部中央揃えにして書くといいです。
続いて履歴書も英語かフランス語で書く必要があります。
日本の履歴書はフォーマットがありませんが、フランスには決まったフォーマットはありません。
フランスでは履歴書のことをCVと言い、ネットで調べるといろいろと例を見つけることができます。
詳しい書き方はこちらをご覧ください。
⑦残高証明書
フランスに住んでいる間にお金に困らないことを証明するために必要となります。
日本もしくはフランスの銀行口座の残高証明書です。
そのため、日本の自分の口座がある銀行もしくは郵便局に行き残高証明書を発行してもらえるよう依頼しましょう。
ビザ申請日から1か月以内に発行したもので、3100ユーロ（それに該当する日本円）以上が口座に入っている必要があります。
残高証明書は日本語もしくは英語が指定でき、日本語なら即日発行、英語は銀行によりますが1週間ほどかかります。
大使館への提出は日本語でいいかと思いますが、私は英語を用意しました。
こちらはコピーも必要なのでA4サイズのコピーを一部追加で用意しましょう。
⑧ワーキングホリデービザ宣誓書
これはワーキングホリデービザのページからダウンロードした用紙に必要事項を記入するだけです。
こちらからダウンロードできます。
https://jp.ambafrance.org/article6252
赤字で記入例が書いてありますが、記入する部分は日本語で書いてあるため該当箇所をフランス語（もしくはアルファベット）で記入します。
ただし、一番最後の署名欄はパスポートと同じにする必要があるため、日本語ならば日本語で書きます（もちろん手書きで）。
国籍はnationalitéにかかっているため男女問わずjaponaiseと書きます。
住所の各順番は日本とフランスでは逆なので注意しましょう。
フランスの住所の詳しい書き方はこちらをご覧ください。
⑨健康診断書
ワーキングホリデービザは他のビザと異なり入国後に移民局に行って健康診断を受けないため事前に日本で健康診断を受ける必要があります。
とはいえ、具体的に受けなければいけない診断項目はないので極端な話医師に「健康に異常なし」と一筆書いてもらった書類が手に入ればいいです。
私の場合近所の内科医院に行き、問診や血圧検査など簡単なものを受けました。
国によってはより精密な検査を受けなければいけないところもあることからいきなり病院に行くと対応できないと言われることもあります。
そのため、簡単な検査だけで一筆ほしいだけと伝えるようにしましょう。
もちろん自身の健康のことなのでしっかりと検査を受けても差し支えありません。
なお、個人で健康診断を受ける場合は保険は適応されないので10割負担です。
参考に私が受けた問診と血圧検査で4000円ほどしました。
診断書は日本語で問題ありませんが、コピーも必要なのでA4サイズのコピーを一部追加で用意しましょう。
⑩海外旅行保険加入者証明書
病気、ケガ、入院に対してフランス入国日から1年間有効な海外旅行保険の加入者証明書が必要です。
なお、英語もしくはフランス語のものが必要なので加入した保険会社にそれらの言語の証明書を発行してもらうよう依頼しなければいけません。
そのため証明書を発行してもらうため時間がかかる恐れがあり、早めに用意することをお勧めします。
保険会社は上記の内容を満たしていればどこでもいいです。
保険の適応範囲や補償額によって値段も異なるので自身の希望に沿うものを選びましょう。
なお、私は日本の保険会社でなく海外の保険会社を利用しました。
その方が日本と同じくらいの保険内容で値段が半額くらいで済んだからです。
しかし、大使館には証明書の原本を提出する必要があり、原本を海外から郵送してもらうのに時間と送料がかかりました。
この書類も原本と併せてコピーが必要です。
⑪レターパックプラス
こちらは必須のものではないですが、パスポートを大使館まで受け取りに行けない場合必要にあります。
郵便局やコンビニでレターパックプラスを購入し、宛先の住所と氏名欄に自分のものを記入して提出します。
こうすることでわざわざ大使館に受け取りに行かなくてもパスポートが家まで届くので便利です。
まとめ
以上がワーキングホリデービザの申請に必要な書類です。
初めてビザを申請する人は知らない書類ばかりで戸惑ってしまいますが、一つずつしっかりと確認して用意して行きましょう。
残高証明書の英訳や海外旅行保険加入者証明書のフランス語原本のように受け取りまで時間がかかるものがあるので、行くと決めたら早めに準備を始めましょう。
それでは(^^)/~~~
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