こんにちは(^O^)
今回はワーキングホリデービザの申請書類の一つ、動機作文の書き方について紹介します。
私は過去にオペアビザ、ワーホリビザ、就労ビザの申請のために3回フランス大使館に行ったことがあり、いずれも一度でビザを発給してもらっています。
そのためビザの申請については他の人よりも少しだけ慣れっこです。
そういったこともあり知り合いを通じてワーホリビザの動機作文のチェックをお願いされるのですが、あまりの内容の酷さに驚くことが多いです。
そしてこうした方がいいと伝えても直せないまま申請した結果審査に落ちた人も見てきました。
落ちた人たちの動機作文の何が酷かったのか、どうすれば審査に通る動機作文を書けるのかについてここでは解説します。
※あらかじめ申し上げますが、この通りに書けば確実に審査が通るという保障はありません。
そのため、審査に通らなかったなどの苦情等は一切受け付けませんので予めご了承ください。
しかし、動機作文を書くにあたり最低限心がけておくべきことをここでは紹介しています。
ワーキングホリデービザについての記事はこちらをご覧ください。
大事なのは「読み手の気持ちになる」こと
まず大前提として動機作文は自分がフランスでしたいことをただ羅列すればいいものではありません。
ワーホリビザの申請書類には滞在中の計画書もあり、何がしたいかはそちらに書けば十分です。
それなのにこともあろうか、計画書と同じことを動機作文にもダラダラ書く人がいます。
そうではなく、文章を書く以上「読み手の気持ちになる」ことが何よりも大事です。
ここで言う読み手とは当然ビザの審査をする人です。
この人たちは何を思ってビザを出すべきかどうかを決めているのかを想像してください。
その考えが分かればどう書けばいいのかは自ずと見えてきます。
まず、審査する人も主観だけで決めているわけではありません。
言われれば当然なのですが、チェックするべきポイントがあるということです。
そして「この人にはビザを出そう!!」と思わせるのがこの動機作文を書く目的です。
やってはいけないNGポイント
ではどうやって「この人にはビザを出そう!!」と思わせるのか、それにはコツがあります。
それはやってはいけないことを書かないことです。
そのやってはいけないことは次の通りです。
①日本語で書く
②計画書と同じことを羅列する
③学業のみに専念したいと書く
④仕事のみに専念したいと書く
⑤フランスにずっといたいと匂わせる
⑥人の文章を真似する
⑦業者に依頼する
これらをワーホリの動機書で書くのは相当危険です。
それぞれ見ていきましょう。
①日本語で書く
まず日本語で書いてはいけません。
大使館より英語もしくはフランス語で書くようにと指定されているので、これに従わなければいけません。
そのため、日本語で書くのは内容以前の問題なのでやめましょう。
フランス語や英語で書くことに自信がない人が多いかと思いますが、間違ってもいいから自分の言葉で書くことが大事です。
文法やスペルをチェックする試験ではないのでネイティブ並みの英語やフランス語で書く必要はありません。
それよりも内容が大事ですし、今の自身の言語レベルを知ってもらう方が大事です。
フランスに住んだらフランス語で文章を書くことだってあるので、その練習だと思って取り組んでください。
②計画書と同じことを羅列する
次に先ほど書いたとおり、計画書と同じ内容ならば動機作文なんていらないです。
酷い人ですと何月にどこどこに行く、など本当に計画書の丸写しをしているだけもいます。
動機作文の記入用紙の空欄を埋めようとしているようにしか感じられず「この人にはワーホリでフランスに行ってもらいたい」とは読み手は感じられません。
ただ羅列するのではなく、「リヨンの世界遺産を見に行きたい」など計画書に書いたことをどうしてしたいのか理由を加えるなど一工夫入れましょう。
③学業のみに専念したいと書く
次に書いていけないのは「学校で勉強したい」ということです。
ワーホリビザでももちろん学校に通うことはできますし、そのことを動機作文に書いてもいいです。
しかし、ワーホリの1年間ずっとがっつり学校で勉強したいと書くと、読み手は「学生ビザで十分だ」と思ってしまいます。
ここでポイントとなるのはワーホリビザとはどのようなビザなのかを理解しておくことです。
フランス大使館のHPでは「ワーキングホリデービザは、フランスと日本の若者の国際交流を促し、互いの親交および理解を深めることを目的としています。」とあります。
つまり、どこにも学校で勉強することを前提としていません。
事実、私はフランスに2年住んで語学学校に通った後にワーホリビザを申請したので学校に通うなんて動機作文には書いていません。
現地の環境に慣れるために語学学校に始めの数か月通うことはよく動機作文で書かれていますし、無勉強のまま住むよりも妥当な考えだと思うので書いていいと思いますが、1年間ずっとはさすがに学生ビザで十分と思ってしまいます。
④仕事のみに専念したいと書く
そして「たくさん働きたい」ということも書いてはいけません。
これは実際にいました。
日本で料理人として何年か働いたので、フランスでも料理人として働きたいと書いて審査に落ちた人を知っています。
ワーホリビザで働くことは可能ですし、大使館は働くことを推奨しているのに何がいけないのでしょうか?
これも学生ビザと同じでずっと働くことに専念するためのビザではないからです。
加えて審査する人が恐れていることの一つがビザの有効期限が切れてもそのまま居続けることです。
これを少しでも感じられたら審査は落とされます。
ワーホリビザは1年の有効期限しかなく、それを延長したり違うビザに切り替えることはできません。
つまり、1年経ったら日本に帰ることが前提とされています。
それなのにそれを無視しようとする人にビザを出すわけがありません。
働くのは滞在中の費用を賄うため、仕事の観点からフランスを知りたいといった範囲の理由でないと就労狙いだと思われてしまいます。
⑤フランスにずっといたいと匂わせる
5つ目のいけないことは「フランスにずっといたい」と匂わせることです。
先ほど書いたように1年経ったら日本に帰らなければいけないのがワーホリビザです。
ちゃんとそれを守ってくれるのか、審査する人はかなり重要なポイントとして動機作文を見ていることが想像できます。
そのため、帰国したら日本でその経験をどのように活かしたいのかを書くことがポイントとなります。
⑥人の文章を真似する
6つ目は「人の文章を真似する」です。
言うまでもないですが、ネットから拾ったものをそのまま書いても落とされます。
上手に書けなくてもいいので自分の考えや思いを文章に乗せなければ読み手にその動機は伝わりません。
ちなみに私がワーホリビザの申請で書類を出した時に窓口の人はその場で動機作文を読んでその内容について質問してきました。
ここで誰かのものをコピーしていたら窓口の人の質問にも即座に答えられず、その反応を見て疑われることもあったのではないかと思っています。
だからあくまで自分の考えを自分の言葉で書いてください。
⑦業者に依頼する
最後のNGポイントは「業者に依頼する」です。
これは大使館のホームページで公言していることです。
それでも依頼する人がおり、動機書のアドバイスは平均5000円です。
私が知っている人で業者に依頼したのにも関わらず落とされた人がいました。
動機作文を確認したら私が上記に挙げたことを守っておらず、正直酷い内容でした。
業者は審査に落ちても責任を取りませんし、このように確実にビザが取れるという保障はありません。
自分がすでに書き上げたものをチェックしてもらう程度ならばいいかもしれませんが、盲目的にすべてお任せするのはよくないと感じます。
なお、このホームページは個別の動機書の確認やアドバイスは一切に行っておりませんので、その手のコメントやお問い合わせはお控えください。
動機作文の書き方
これらのNGポイントを知った上で実際に動機作文を書いていきます。
まずは文章構成を考えます。
特に大使館から指定はありませんが、以下の3部構成で書くと読み手にも伝わりやすいです。
①導入
②本文
③結論
①導入
まず文章の書き始めの導入部分です。
ここではなぜワーキングホリデービザを申請したいのか、その動機を書きます。
先ほどのNGポイントで紹介したように、学業や仕事に専念したい場合は学生ビザや就業ビザというそれぞれの専用のビザがあるので、ここでそれ一本に集中したいと書くと審査に落ちます。
他のビザでは実現できないワーキングホリデービザだから実現できるフランスでしたいことを書きましょう。
できるならば一つテーマがあると分かりやすいです。
ここでは一例として私が前職ウェディングプランナーだったので、「フランスの結婚式について知りたい」をテーマとします。
②本文
本文では導入部分で挙げたテーマ(フランスでしたいこと)を具体的に実現する行動を紹介します。
ここで登場するのが計画書です。
計画書と内容がリンクしていると一貫性があり、説得力が増します。
例えば「フランスの結婚式について知りたい」というテーマを実現するための行動として、
・フランス人の友人を作って結婚式に参加する
・大学でフランスの結婚式について講義を受ける
・実際に結婚式場で働く
・フランス人に自分の結婚式のときのことをインタビューする
・結婚式で有名な教会や町を訪れる
といったことが挙げられます。
例えばフランス語に自信がなければ最初の数か月は現地の語学学校に通い、その後上記の行動を取ることができます。
内容としては学校にも行っていますし、仕事もしています。
しかし、それ一本に専念しているのではなく、「フランスの結婚式について知る」というテーマに沿った行動と言えます。
上記の行動をいつ実行するのかを書き記したのが計画書と言えます。
③結論
本文の内容をまとめたのが結論となります。
ここだと「フランスの結婚式について知る」ためには学業や仕事など幅広く活動できるワーキングホリデービザが必要だとまとめることができます。
そして、日本に帰国したらその経験をどう活かしたいかを書くとより良いです。
この例だと「日本に帰国した後はウェディングプランナーに復職してフランスのウェディングを提案していきたい」と書けます。
こう書くことでちゃんと1年後には日本に帰る意思があることもアピールできます。
動機作文を書く手順
いきなりこのように動機作文を書くことは難しいかと思います。
そこで次のような手順で考えてみてください。
①自分がフランスで何をしたいかを箇条書きで書きます
②そこから何か一貫するテーマはないか探します
テーマを見つけるのが難しい方は将来日本でどんな仕事をしたいか、自分はどんな人間になりたいかを考えてフランスと結び付けてみましょう。
③そのテーマを実現するには何ができるのかを考えます
それがそのまま本文になります。
④導入部分書き、結論でワーキングホリデーの経験を日本でどう活かしたいかを書けば出来上がりです
正直、ビザを審査する人もここまでのことを求めているのかは不明ですが、ここまでしっかり書けば審査は通りやすいですし、何よりご自身がフランスで充実した1年を過ごせるのでここでしっかりと考えて書くことは非常に大事なことです。
まとめ
以上がワーキングホリデービザの動機作文の書き方です。
大使館のホームページにも余程のことでは落とさないと書いてあるのでそこまで肩に力を入れなくてもいいと思いますが、ここで挙げたようなNGポイントを書いてしまうと「この人にビザを出すのはまずいぞ」と思われるので審査に落とされてしまいます。
結局は「読み手の気持ちになる」ことが大事だということです。
それでは(^^)/~~~
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