【オペアビザ】フランスにオペアとして2年間住んだ結果

フランスにはオペアビザというビザがあります。

これはフランス語学習を目的にホストファミリーの家で子供のお世話や家事をするという住み込みができるビザです。

家賃や生活費がかからない上に給料までもらえる素敵なビザで、私は2014年から2016年までの2年間これでフランスに滞在しました。

ここではオペアとしてフランスでどのように生活していたのか、そこでどういったことがあったのかについて紹介します。

オペアビザの紹介やオペアビザを取るまでの実体験はこちらをご覧ください。


オペアの一日

ホストファミリーの家で子供のお世話や家事をしているオペアはどのように一日を過ごしているのか紹介します。

7時起床
8時登校
9~12時語学学校
12時帰宅
13時昼食
14~16時家事(掃除など)
16時子供のお迎え
17時子供のお世話(宿題)
18時夕食準備
19時夕食
20時子供のお世話
21時子供就寝
22時宿題、復習
23時自由時間
24時就寝

簡単に言えば午前中は語学学校に行き、午後はオペアの仕事をして夜にフランス語の勉強をするという生活でした。

子供のお世話は学校の送り迎えや宿題のチェック、食事の用意やお風呂への催促、寝かしつけ、一緒に遊ぶと言ったのが基本で習い事がある日は車での送り迎えもしました。

家事は炊事、洗濯、掃除が基本で買い物はホストファミリーがしてくれました。

水曜日だけは子供の学校が午前中に終わるので語学学校は休みで午後はずっと子供のお世話をしていました。


土日祝はお休みで、子供がバカンスの時はすべて休みでした。

こうやって見ると自由時間がほとんどありませんでした。

自由時間も学校の宿題や復習が終わらなければ確保できないこともありました。

これはあくまで私の場合であって人のよって大きく変わります。


オペアで大変だったこと

とにかく忙しかった

先ほどのスケジュールを見ての通り自由時間があまりなかったので忙しかったことはよく覚えています。

平日は語学学校が終わったらすぐ帰らないと後のスケジュールに支障が出てしまうのでクラスメイトと放課後にお出かけなんてこともなかったですし、イベントなどに足を運ぶ時間もありませんでした。

休みの日も土曜日にその週の復習や宿題をしていたのでちゃんと休んだのは日曜日だけです。

我ながらよく2年も続けられたなと思います。


住み込みという環境

土日休みと言っても子供はそういったことは分からないのでお構いなしに遊ぼうと部屋にやって来ます。

住み込みということはそういった仕事との切り離しができないという点で逃げ場がない環境とも言えます。

仕事として住んでいる以上単なるホームステイと明らかに異なります。

家庭によっては違法に休みなく働かせるところもあるだろうと思います。


子育ての考え方

オペアをやっていてずっと感じていたのがこの教育方針です。

オペアは子供の面倒を見る立場であって子育てをしているわけではありません。

つまり、これがこの子のためになると思うことがあっても親御さんがそれを望まなければ口出しできません

私は弟を通じてすでに子育てまがいなことをしているので私なりの子育ての考え方がありますが、それができないことへの歯がゆさを感じることはたくさんありました。


それに親御さんにこれはさせないでと言われたことを子供に伝え、子供が親御さんにお願いして許可された場合、私は単なる悪者になってしまうなんてことも何度もありました。

自分の子供ではないから余計に責任がある一方で、自分の子供ではないから踏み込みきれない部分もあって難しい立場にあったように感じます。


言葉の壁

住み始めた頃に感じたのは自分が思った以上にフランス語を話せなかったということです。

フランスに来る前に独学で2年準備してもこの程度だったのかとかなりショックでした。

子供のことでこういったことがあったと親御さんに伝えたくても日本語と同じように伝えられなくて悔しいと思ったことがありました。

これは日々のコミュニケーションで円滑にはなってくのですが、やはり思うようにいかずもどかしいと感じていました。


子供中心の生活

オペアを頼む家庭というのは両親が共働きであることがほとんどです。

そのため、親御さんがいないときは付きっ切りになります。

時に子供が病気の時は大変で、私もそのせいで語学学校を休まざるを得ませんでした。

本当に体調不良ならば致し方ないのですが、ソファでゴロゴロしながらずっとゲームをしている姿を見ると本当に病気なのかと思えてしまいます。

そんな日が数日続いたこともあり、その分私は語学学校で学べないことにいら立ちを感じたこともありました。

年齢が大きい子どもならば一人にしておけばいいですが、小さければ小さいほど目を離せないのでフランス語の学習という本来の目的からかけ離れてしまうこともあります。


このように大変だったところを書きましたが、正直まだ楽な環境だったと思います。

他のオペアの子は3人も子供がいるところもいましたし、とあるクラスメイトはある日解雇宣言をされて住む家をなくしたというのもありました。

私の場合、子供は一人だけでしたし日本語も通じるのでそこまで手はかかりませんでした。


オペアをしてよかったこと

反対にオペアをして良かったこともあります。

フランス語が向上した

フランス家庭に住みながら語学学校にも通うので当然フランス語は上達します。

テキストでは分からない生きたフランス語を日常の中で学べるのは大きいです。

2年間頑張ったおかげで私のフランス語もビジネスレベルに達したのでかなり意味がありました。

具体的な方法はこちらをご覧ください。

【2年でC1へ】私のフランス語勉強法①
【フランス語】今回は私が実践してきたフランス語の勉強方法を紹介します。2年間フランス語を勉強した結果初級レベルのA2から上級のC1になるまでにどのようなことをしてきたのか、具体的な勉強方法や参考となるサイトを紹介しています。これを読んでフランス語のレベルアップを狙いましょう。


フランスのリアルな文化を学べた

フランス家庭に住んだおかげでフランスの文化を学べたことも大きいです。

特に子供がいる家庭というのはイベントをしっかりします

日本でも子供がいるところほど節分や雛人形、鯉のぼり、七夕などのイベントをしっかりします。

それと同じようにフランスのそういったイベントを体験できたのは貴重でした。

ホストファミリーを中心にクリスマス会やお誕生日会、お出かけなどその周りの人との交流もありフランスの生活はどういったものか学べました。


家族がいる安心感

2年も一緒に住んでいたので家族同然の関係になり、家に帰るとほっとするというのもあります。

何か困ったことがあれば相談できますし、こちらもオペアの仕事という家での役割も果たしているので住まわせてもらっていることへの負い目も感じません。

その一方で私の住んでいたところは自室に直結してトイレ、洗面所、シャワールームまであったのでプライベートをしっかり確保できたのでいいバランスでした。


オペアを2年にしたこと

オペアビザの有効期限は通常1年です。

しかしさらにもう1年延長して最大2年利用することができます。

私の滞在が1年という期限をあと数か月で迎えるというある日、ホストファミリーからもう1年住んでほしいとお願いされました。

願ってもない申し出だったので1年延長しました。

1年目の時は子供がまだ小学生だったので学校の送り迎えが必要でしたが、2年目からは中学生になったので学校の送り迎えもなくなり私の負担もかなり減りました。

その空いた時間で語学学校の授業をさらに取ることにし、よりフランス語の勉強に専念できました。

1年目では行けなかったイベントも行くことができたり、知っていることが増えてできることが一気に広がったのも2年目からでした。

そう思うと2年滞在で来て本当によかったです。


オペアの収支

オペアは住み込みのお仕事なので給料がもらえます。

規定では月最大320ユーロもらうことができますが、この金額はホストファミリーとの交渉で決まります。

私の場合は月に300ユーロもらっていました。

では、この給料だけで毎月生活できるのか紹介します。

私の場合、各生活費は以下の通りです。

家賃0ユーロ
水道光熱費0ユーロ
Wi-Fi、携帯電話0ユーロ
交通費0ユーロ
食費215ユーロ
雑費15ユーロ
合計230ユーロ

というわけで、300-230=70で毎月70ユーロの黒字でした。

家賃などの生活費はホストファミリーが負担してくれるので0ユーロです。

携帯電話も支給されていたのでお金はかかっていませんし、語学学校までの定期代も出してもらっていました。


食費については語学学校に行っていた時のお昼代のみで、朝と夜など家で食べる場合はホストファミリーが買ったものを食べるのでお金はかかっていません。

語学学校は水曜日は休みだったので月、火、木、金の週4日で上限を10ユーロと決めていました。

ただし、金曜日のみ自分へのご褒美としてランチはレストランに行っており、これは20ユーロを上限としていました。

このことから週の食費は50ユーロで、月200ユーロの計算となります。

これにお部屋で食べるお菓子が大体15ユーロくらいでした。

あとはシャンプーなどの雑費が15ユーロだったので合計で230ユーロの出費でした。

こう思うと案外オペアだけで生活は十分できます。


ただし、これは私がオペアをしていた2014~2016年のときの話なので物価がそのときよりも上がっていればもっと出費は増えます。

それに友達と遊びに行くなどの交際費は含まれていないので、特に何もイベントがなかった月の話になります。

それに黒字とはいえ70ユーロだけでは旅行に行くのには不十分なのでやはり日本での貯えは必要でした。

それでも基本的な生活費が一切かからないというのはかなり大きなメリットだと分かります。


まとめ

以上が実際にフランスでオペアを2年間したリアルな生活です。

自由な時間もほとんどない中でフランス語も勉強しなければいけませんでしたし、ホストファミリーやその他もろもろ悩みもありましたがこの生活があったから今の自分があるのは間違いないのでいい経験になりました。

1年でも多くを得られはするのですが、2年住めたことでより深くフランスのことを知れたと感じるのでホストファミリーには感謝しています。

オペアでフランスに住みたいと思う方の参考になれば幸いです。

それでは(^^)/~~~


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