【フランス旅行におすすめ】パリでシャンブルドットを体験してみたら素敵な滞在になった

シャーモン=シュル=ロワール城 インテリア

どこかに旅行に行くとき、ホテルに宿泊するのが一般的です。

しかしフランスにはシャンブルドットという宿泊方法があります。

シャンブルドットとは一体何なのか?

実際に体験してみて感じたこと、よかったところを紹介します。


シャンブルドットとは?

シャンブルドットとは簡単に言えば民泊のようなものです。

イギリスにある部屋と朝食を提供してくれるB&B(Bed and Breakfast)のフランス版とも言えます。

民泊のため一般家庭にお邪魔して部屋を貸してもらうシステムのためその国の人たちの暮らしを見ることができます

民泊と言うとAirbnbを思い浮かべる方もいるかとは思いますが、シャンブルドットはそれよりもずっと前からあります。

加えてシャンブルドットと名乗るには審査を受けて承認される必要があるため安心して利用できるのもポイントです。

パリを始めとした都市部にもありますが、田舎の大きなお屋敷のようなところもあり、宿が少ない田舎の方がその真価を発揮できるように感じます。

オプションで夕食を加えることもでき、ホームステイさながらの滞在をすることができます。


シャンブルドットの予約は?

シャンブルドットの予約はネットから簡単にすることができます。

エクスペディアなど大手サイトから見つけられるのでホテルの予約をするのと同じように予約もできて安心です。

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シャンブルドット体験記

きっかけ

私がシャンブルドットを利用したのはまだフランスに移り住む前のことでした。

パリ旅行も何度目かになり、フランス語も段々と話せるようになってきたのでせっかくだからいつもとは違う方法で滞在しようと思って見つけたのがシャンブルドットでした。

この時は年越しをパリで過ごそうと思い、エッフェル塔の近くのお家を予約しました。

この家にしたのはエッフェル塔で年越しをしてみたいと思ったこととこのエリアはブルジョア階級が住むエリアでどういった暮らしをしているのか見てみたかったからです。


到着

事前に到着時間は伝えてあったので家に行くと上品なマダムが出迎えてくれました。

家に上がると豪華な家具にクリスマスツリーが輝いていました。

思えば生まれて初めてフランスの一般家庭に入ったのがこの時でした。


マダムは私を席に案内してくれてオリーブをつまみに出してくれました。

オリーブ苦手なんだよなと思いながらも断れずに食べていると飲み物を聞いてくれました。

最後に挙げたトマトジュースを無意識に復唱したらトマトジュースが出てきました。

トマトジュースが苦手な私は到着早々辛い想いを味わうことになりました。

軽く雑談を交えて自分の拙いフランス語が通じていると感動しました


しばらく話すとマダムはディナーの約束があるからと家を出て行きました。

会って間もない人を残して家を開けるなんて不用心ではないかとかなり驚きました。

時間をかけて苦手なオリーブとトマトジュースを終わらせ部屋に行きました。

部屋はシングルベッドが一つある狭い部屋でしたが眠る分には問題ありませんでした。

廊下を挟んだ向かいの部屋も貸し部屋のようで、それぞれの部屋に鍵がないことが心配でしたがフライトの疲れからかすぐに眠れました。


マダムとの交流

翌朝目が覚めるとマダムがキッチンで朝食の用意をしてくれていました。

簡単に挨拶を交わし、用意してくれたパンとコーヒーをいただきました。

朝食は基本的に何種類かのパンで、日本の民宿のような様々なおかずが出てくるものとは異なりました。


食後に日本から持ってきたお土産を渡しました。

日本のお菓子などを渡したのですが、その中のカイロを初めて見たようで使い方が分からないようでした。

使うと温かくなると説明したらいきなり電子レンジに入れようとしたので慌てて止めました。

カイロは海外にはないのだなと文化の違いを感じる交流でした。


他にもこれまでこの家を利用した旅人たちの話を聞きました。

リビングには世界地図があり、これまで泊まった人たちの出身地が書き記してありました。

日本人も過去に利用したことがあるようで、その人との思い出も話してくれました。

こういった話を聞けるのもシャンブルドットならではだと感じました。


年越しとトラブル

私がマダムと会うのは朝だけで、私がすぐに観光に出掛けてしまうのでそれ以降に顔を合わせることはありませんでした。

大晦日はベルギーの首都ブリュッセルに日帰りで行き、年越しのタイミングで歩いてエッフェル塔に行きました。

その日は雨でしたが広場で身動きが取れなくなるほど人が集まっており、今か今かと年越しの瞬間を待ち望んでいました。

そして年越しの瞬間、エッフェル塔がちかちかと点滅しました。

てっきり花火が上がるものかと思っていたので想像以上に地味な演出にビックリしました。

それでも広場の人たちは大盛り上がりで大騒ぎでした。

雨の中なのにグラスにシャンパンを注いで乾杯している人もいたり、ハグしている人もいました。

この浮かれムードはトラブルにつながると危ないと思いあまり長居せずに帰りました。


ブルジョア住宅街に戻ると道路に何故か大量の硬貨がばら撒かれていました

一体何があったのかと思いましたが周りには誰もいないし、雨が降っていたので触らずに立ち去りました。

あれは未だに謎のままです。


いつもとは違う街の雰囲気に恐怖を感じながら家に入ろうとするも鍵が開きません

実は日本と鍵のシステムが異なっており、開閉するには同じ方向に二回回す必要があります。

しかしそういったことも知らないので一回だけ回して開かなくて混乱してしまいました。

混乱しているうちにもうどっちに何回回したのか分からなくなりました。

大晦日の真夜中、日本人がブルジョアの家のドアの前で何かしているというのは傍から見ると怪しさ満点で、ここで職務質問を受けたらどうしようかと思いました。

いつもとは違う雰囲気に恐怖心があったのも相まってかなり焦っていました。

あれこれ格闘して30分くらいしてようやくドアが開いて家に入れました。


出発

滞在中のトラブルはこの鍵事件くらいでその日以降も問題なく滞在しました。

最終日の朝、マダムにお礼を言って記念撮影をして家を出ました。

写真は今でも大切に残しています。


まとめ

これが私がシャンブルドットを利用したときの話です。

初めてフランス家庭に滞在したこの経験は発見の連続でホテルとは違う貴重な体験でした。

実際にフランス人と交流できるというのもオススメしたいポイントです。

こういった経験を経て後々2年間オペアとしてフランス家庭に住み込みで働いたり、ワーホリでホームステイをしたり、フランス人とシェアハウスをしたりといったことに繋がっていくのですが、シャンブルドットの経験はその始まりにはちょうどよかったように思います。

フランス語を勉強して旅行してみたいと思う方はぜひシャンブルドットも検討してみてください。

それでは(^^)/~~~


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