こんにちは(^O^)
フランスには数多くの都市がありますが、実際どこが人気観光都市なのだろうかと気になりませんか?
今回は2018年にフランス統計局であるINSEEが発表した年間訪問者数を参照にランキング形式でフランスの人気観光都市トップ10を紹介します。
知っている町だけでなく知らない町があるかも!?
これを読んでフランス旅行の計画の参考になれば幸いです。
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第10位:ボルドー(270万人)
最初に紹介する第10位の人気観光都市はボルドーです。
ラ・ロシェルと同じく大西洋に面するアキテーヌ地方にある都市で町そのものが「月の港」として世界遺産に登録されています。
その町並みは世界遺産になるだけあってとても美しく、ただ歩くだけでも絵になるところばかりです。
ガロンヌ川沿いにあるブルス広場では水に反射した建物がとても美しく、サンタンドレ大聖堂はその広さに圧倒されます。
またカヌレはワイン同様にこの町の名物であり専門店もあるほどなので行った際はぜひ食べましょう。
第9位:モンサンミッシェル(300万人)
お次はモンサンミッシェルです。
海に浮かぶ幻想的なこの光景は多くの人を遥か昔より魅了し、日本でも有名な世界の観光スポットの一つです。
岩山の上に修道院があり、それを囲うように町が作られています。
町は中世の街並みがそのまま残されており、伝統的な製法を守り続けている名物のオムレツも人気です。
パリからの日帰りツアーもいいですが、自力で行くとレンヌという別の町にも立ち寄れるのでオススメです。
その詳しい行き方はこちらで紹介しています。
第8位:ストラスブール(310万人)
第8位はアルザス地方最大の都市で世界的にクリスマスマーケットが有名なストラスブールです。
木組みの伝統的なカワイイ建物が見られるプチフランスや赤い外観の大聖堂、その上から見ることができる街並みなどクリスマスシーズンでなくても観光が十分に楽しめます。
名物料理もシュークルートやアルザス風ピザ、クグロフなど盛りだくさんでパリからの日帰り旅行の行き先としてもオススメです。
第7位:カルカソンヌ(320万人)
お次はオクシタニー地方にある町で私が大好きな町であるカルカソンヌです。
その理由は世界遺産にも登録されている要塞都市です。
丘の上にたたずむこの要塞都市は中世の街並みがそのまま残されており、まるでタイムスリップしたかのような気持ちになります。
「カルカソンヌを見ずして死ぬな」という言葉が実際にあるほどで、多くの観光客がこの地を訪れます。
第6位:ラ・ロシェル(400万人)
第6位はアキテーヌ地方にあるラ・ロシェルです。
大西洋岸に面するこの町は他の都市と比べて観光向けではないのですが、なぜかフランス人にも人気の観光地として挙げられています。
人気の理由はラ・ロシェルから行くことができるリゾート地として有名なレ島があるからです。
町自体の一番の見どころは港にある3つの塔です。
それぞれ上ることができ、町を一望できるだけ出なくそれぞれの塔の役割も牢獄など異なっていたためその様子を内部で見ることができます。
他にはルネッサンス様式を取り入れたアーケードも見どころでその入口にある時計塔も趣を感じさせます。
第5位:ニース(430万人)
折り返し地点の第5位はコートダジュール地方にあるニースです。
この地方で有名な綺麗な海が一番の見どころで避寒地として世界遺産に登録されており、夏にはフランスだけでなく世界中からバカンス客がこの地を訪れます。
ビーチ沿いのカジノなどセレブな雰囲気がある一方で旧市街は海辺の町らしい素朴な雰囲気を感じられるのも魅力です。
また芸術家シャガールの博物館もあり、その幻想的な作品を堪能できます。
第4位:トゥールーズ(560万)
第4位はオクシタニー地方にあるトゥールーズです。
この地方の最大都市で赤石を使った建物がたくさんあることから「バラ色の町」と呼ばれています。
フランス四大河川の一つのガロンヌ川からの景色は特に美しくオススメです。
ジャコバン修道院ではヤシの木と呼ばれる天井装飾が有名です。
鴨肉のコンフィやカスレといった名物料理や名産品のスミレを使った商品がお土産として人気です。
第3位:ルルド(600万人)
いよいよトップ3です。
第3位に紹介するのは同じくオクシタニー地方にあるルルドです。
町の規模としては今回紹介する都市の中では一番小さいですが、実はホテルの数はパリを上回ると言われています。
その理由はカトリック最大の聖地巡礼地だからです。
かつて聖母マリアが18回も降臨したことから聖地巡礼地となり、毎年多くの巡礼者が訪れるためホテルの数が多く、これだけの年間訪問者数になっています。
聖母マリアが降臨した泉を実際に見ることができ、蛇口から泉の水を汲むことができます。
泉周辺は聖域となっており、シンデレラ城のような外観の聖堂などがあります。
少し離れた岩壁の上には民俗博物館となった城塞があり、町も一望できます。
第2位:リヨン(600万人)
第2位はローヌ・アルプス地方にあるリヨンです。
人数で見るとルルドと同じですが細かい数字を見るとこちらが上回ります。
リヨンはフランス三大都市の一つであり、古くからパリとイタリアを結ぶ交易路の要所だったことから様々な食材が手に入り、美食の町として発展しました。
名物料理が多いのはもちろん、ブションと呼ばれる独自のレストラン形態やフランス料理に多大なる影響を与えたポールボキューズのレストランがあるなど食に関しては事欠きません。
また世界遺産に登録されている旧市街、フランスで一番大きな公園、12月上旬に開催される光の祭典など観光スポットも多く、ヨーロッパ内でも上位に君臨する観光都市です。
第1位:パリ(3000万人)
堂々の第1位は言わずと知れたフランスの首都であるパリです。
3000万人と2位のリヨンと圧倒的な差があることからも、世界一の観光都市として長年称されているだけあります。
エッフェル塔、凱旋門、ルーブル美術館などなど観光スポットを挙げるときりがないほどたくさんあります。
当サイトでは90以上のフランスのモデルコースを紹介していますが、一日で周り切れず3つのコースを掲載しているのはフランスではパリのみで、それほど見どころが多いことが分かります。
アート、ファッション、グルメなどフランス国内だけでなく世界的にも情報や流行の発信地でもあります。
初めてのフランス旅行ならばまずはパリに行くのがオススメです。
まとめ
以上がフランスの人気観光都市トップ10です。
一位はやはりパリでしたが、他も有名な大都市が多かった印象です。
ルルドやカルカソンヌ、ラ・ロシェルは日本からすると少しマイナーにも思いますがそれぞれに特徴がありできればすべて行ってほしいくらいです。
今回のランキングになかったところでもマルセイユやディジョンなどなどまだまだ魅力的なところばかりなので是非当サイトでお気に入りの町を探してみてください。
それでは(^^)/~~~
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