【各種解説】フランスのビザ

こんにちは(^O^)

今回はフランス滞在で取得できるビザの種類を解説します。

そもそもビザとは海外に入国する際になる入国許可証のことです。

「私は学生としてフランスに滞在します。」

「私はフランスで働きます。」

などどんな身分で入国するかの身分証明書ということになります。

日本人がフランスに滞在する場合、3か月以内ならば通常ビザは不要ですが、3か月以上の滞在にはビザが必要となります。

ビザはあくまで入国許可証なので入国後に身分証明書である滞在許可証を発行する必要があります。

ビザと滞在許可証についてはこちらをご覧ください。

それではどのようなビザがあるのか見て行きましょう。

※現在はコロナウィルスの関係で申請できるビザの種類は限られています。


学生ビザ

初めに紹介するビザは学生ビザです。

その名の通り学生としてフランスに滞在することを目的としたビザです。

フランスの大学や語学学校、調理や音楽などの専門学校など学校に通うことを目的としているならばこのビザになります。

身分は学生ですが実は週20時間の上限で働くこともできます

これはあくまで生活費をまかなうためのものです。

また、年齢に制限はなく更新することも可能です。

フランスの大学は3年制に対して学生ビザに記載される滞在の有効期限は1年が上限なので、そういった場合は更新を行うこととなります。

ただし、語学学校のみで更新を行おうとすると通常は1年間通えば十分だと判断されるので更新が却下されるか、更新できても半年など1年に満たないことが起こるので注意が必要です。

また、ビザの申請は通常のビザでは東京にある在日フランス大使館に予約を取って書類を持っていけばいいですが、学生ビザの場合はそれに加えてCampus Franceという機関にて面談を行う必要があります。

以上が一般的な学生ビザについてですが、実は学生ビザにも派生がいくつかあります。

・短期学生ビザ
・テスト生向け学生ビザ
・オペアビザ
・研修生ビザ


短期学生ビザ

短期学生ビザとは滞在可能期間が6か月以下の学生ビザで、ビザの申請時にフランスでの学校に通う期間が半年未満の場合こちらが発行されることとなります。

こちらでは更新もできず、働くこともできません。

テスト生向け学生ビザ

テスト生向け学生ビザはテストを現地でまず受けて、合格したら滞在を延長するビザです。

例えば音楽学校に通うためにまずは現地で実技試験を受けます。

そしてその試験の合否を待って、合格だったらそのまま学生として滞在を継続するといったものです。

このビザの有効期間は3か月あるので、試験をフランスで受けてから合否が出るまで日本に帰る必要がないというメリットがあります。

通常の学生ビザはビザを申請する時点ですでに入学することは確定しているのに対し、このテスト生のビザはまだ決まっていない人向けと言えます。

オペアビザ

オペアビザは語学学校に通いながら住み込みで働くビザです。

働く内容は子どものお世話が主になり、場合によっては家事も行うことになります。

私はこのビザを使って2年間フランスにいましたが、家賃も食費もかからず、おまけに給料までもらえたのでかなり良いビザだと思います。

こちらはまた改めて詳しく紹介します。

研修生ビザ

研修生ビザはその名の通り大学などの教育機関での研修を目的としたビザです。

滞在可能期間は6か月以下となります。

ワーキングホリデービザ

フランス滞在で学生ビザと並ぶくらい人気なのがワーキングホリデービザです。

これは働いても遊んでいてもいいという、簡単に言えば何をしていてもいいという自由度の高いビザです。

海外での生活を若いうちに学び親睦や理解を深めて自国で活かすことを目的としており、フランス以外でも様々な国で申請できます。

フランスの場合は以下の条件があります。

・有効期限は1年間で延長は不可
・年齢上限は30歳までで1回のみ取得可能
・労働時間は週35時間

本来は発行数には上限があるのですが、しばらくは定員割れを起こしているのでそれが理由で却下されることはありません。

ただし申請書類の一つである動機書の記載に問題が見られたら却下されます。

どういった問題があったらいけないのかはまた改めて説明します。

就労ビザ

お次はフランスで働くことを目的としたビザである就労ビザです。

働くと言ってもいろいろと種類があります。

大きく分けると雇われるか、起業するかです。

雇用される場合

雇われる場合も現地採用駐在員の二つに分かれます。

現地採用は海外で就職活動して、採用してもらう方法です。

一方駐在員は日本で働いている人が海外支社などに転勤する場合です。

現地採用は日本人にはとても難易度が高く、日本からいきなり採用してもらうという可能性はかなり低いです。

一番の問題は労働許可証を持っていないところにあります。

なぜフランスの企業が現地にいるたくさんのフランス人でもなく、すでに労働許可証を持ってフランスに住んでいる日本人でもない人を雇わなければいけないのかという正当性が必要となります。

これは企業が雇うときの視点であるとともにフランス大使館がビザを出すときの視点でもあります。

そのため、たとえフランスの企業がこの人を日本から雇うしかないと判断しても、フランス大使館がそうとは思わないと判断すればビザは降りません。

加えて現地企業も日本から人を雇うには金銭的にも手続き上でもフランス人を雇うより手間なのでそのハードルは上がります。

こういったことから日本からいきなりフランスで現地採用は相当難しいと考えましょう。

一方駐在員は日本からの依頼で行くためビザの発給に障害はありません。

加えて現地での生活のサポートもあれば、現地と日本で二重に給料をもらえるのでかなり裕福な生活を送ることができます。

ただし最終的には日本に帰国しなければいけないですし、そもそもフランスに行けるかどうかもその企業次第なのでフランスを住むことだけを狙ってする方法ではありません。

なお、駐在員の場合は就労ビザではなくサラリエ・デタッシェICTと呼ばれる長期滞在ビザとなるのでそもそも就労ビザとはまた別物になります。

ちなみに駐在員の同伴家族向けのビザも存在します。

起業する場合

自分で起業する場合というものは、会社を始めるというものがまず浮かびますが、それだけでなくアーティストなどが芸術活動を行うことで収入を自分で得ることも考えられます。

そういった人たちは才能パスポートと呼ばれる長期滞在ビザを申請することになります。

配偶者ビザ

お次は結婚を機にフランスに住むことになった人向けのビザです。

フランス滞在中に切り替えが可能なビザで、学生ビザでフランスに来たけどフランス人と結婚するから切り替えたという人もよく見ます。

とはいえ、必要書類は日本から取り寄せないといけないものが多く手配はかなり大変です。

却下されることも少ないですが、フランスに移住することを目的とした書類上だけの夫婦ではないかどうかはチェックされます。

また、有効期限が10年の滞在許可証である10年ビザは配偶者ビザになってから3年目から申請可能とのことです。

ただし、フランス語レベルA2以上が必要となっています。

ビジタービザ

最後はビジタービザです。

他のビザでは学生や仕事、結婚など滞在の目的が明確でしたがこのビジタービザは滞在の目的は特に定められていません。

単なる訪問者であるというビザなのでずっと旅行していてもいいですし、勉強に励んでもいいです。

ただし一番大きな違いは働いてはいけないということです。

そのため滞在期間中に生活できるだけのお金があるかを証明する必要があるのでお金が必要なビザと言えます。

発給時の有効期間は1年間が最長ですが更新は可能です。

まとめ

以上がフランスのビザの種類です。

いろいろな種類がありますが、言い換えればそれだけフランスに住む手段があるということです。

今回は概要だけを紹介したので詳しい情報はフランス大使館で確認してください。

特に必要書類はよく変わってしまうので注意しましょう。

それでは(^^)/~~~


ビザ関連はこちらをチェック!!


フランス情報はこちらをチェック!!

コメント