
こんにちは(^O^)
12月のイベントと言ったらクリスマス。
日本でもケーキを食べてお祝いしますがフランスは日本とは違うところがたくさんあります。
ということで、今回はフランスに住んでいて感じたクリスマスに関するカルチャーショックを紹介します。
クリスマスは家族と過ごす
一番分かりやすい日本との違いは誰と過ごすかということです。
もちろん日本でもクリスマスを家族と過ごす人はたくさんいます。
しかしその一方で日本では恋人と過ごすというイメージがあります。
一方フランスではどうなのかと言うと恋人よりも家族と過ごすイメージが強いです。
恋人とはどちらかと言えば年越しの時に一緒に過ごします。
私がオペアとしてホームステイをしたときは24日のイブはホストファミリーと一緒にディナーをお家で食べ、翌日25日のクリスマスは親戚の家に行きました。
行ってみると親戚みんなが集まって20人くらいいました。
ホストファミリーのお母さんが6人兄弟だったのでそれくらいになったのだと思いますが、最初にみんな自己紹介されても名前を全然覚えられませんでした。
その後子供たちはクリスマスプレゼントをもらっていました。
これを見て私は日本の正月にあたる親戚の集まりはクリスマスに行われ、お年玉はクリスマスプレゼントとして渡されるのだと知りました。
クリスマスマーケット

日本と違うクリスマスの風景と言ったらクリスマスマーケットです。
ストラスブールがあるアルザス地方がフランスでは特に有名ですが、フランス全土で開催されているイベントでもあります。
木組みの可愛らしいお店にいろいろなものが並んでおり、見て歩くだけでも十分楽しめます。
私が過去に行ったクリスマスマーケットをまとめて紹介しているので詳しくはこちらをご覧ください。
クリスマスツリーは木を買う
クリスマスのデコレーションと言えばクリスマスツリーです。
クリスマスシーズンに入ると街中では大きなモミの木のクリスマスツリーが飾られますが、各家の中でもクリスマスツリーが飾られます。
そして驚いたのが小さなモミの木を買って家に飾るというものです。
モミの木はクリスマスマーケットなどで売られており、高さは2mくらいのものが多いです。

本物の木なので当然葉っぱはポロポロと落ちてきます。
もちろん作りもののツリーを飾る家も多いですが、ホストファミリーの家では毎年買っていました。
木も一度買えばずっと使えるものではないのでクリスマスが終わって年明けになったら処分します。
クリスマスツリーの装飾

本物のモミの木を一般家庭用にも買うだけでもビックリですが、装飾の仕方も日本と若干異なります。
一番上に星を置いたり、オーナメントなどで飾るのは同じなのですがなんとチョコレートも飾ります。
どこの家でもそうなのかは不明ですが、ホストファミリーの家ではひも付きのボール状のチョコをツリーに飾っていました。
そして小腹が空いたらちょっとおつまみとチョコが大好きな私にとっては夢のようなツリーでした。
また、ツリーの根本には日本にはない飾りも置かれます。
サントン人形と呼ばれる陶器の人形でキリストが馬小屋で誕生したシーンを再現します。

このシーンを再現したものはクレッシュと呼ばれており、クリスマスの時期になると教会やクリスマスマーケットなどで見かけるようになります。
しかしサントン人形はプロヴァンス地方の風習のためフランス全土で行われているわけではありません。
クリスマスプレゼントはどこに置く?
クリスマスと言ったら子どもの頃楽しみだったのはクリスマスプレゼントです。
日本ではプレゼントは枕元にサンタさんが置いてくれるものですが、フランスでは枕元ではなくクリスマスツリーの下に置かれます。
映画「ホームアローン2」の最後でもプレゼントはツリーの下に置いてあったので欧米の風習だと言えそうです。
しかしあの映画を見て思ったのは「どれが誰へのプレゼントか分からない」でした。
実際にやってみてなるほどと思いました。
プレゼントを渡す相手を間違えないようにクリスマスツリーの下に自分の靴を置くのです。
そうすることで自分の靴の側に置かれたものが自分へのプレゼントだと分かります。
プレゼントは靴下に入れてもらうイメージがありましたが、靴がこういった形で使われるのだなと驚きました。
まとめ
以上がフランスに住んでいて感じたクリスマスの過ごし方のカルチャーショックです。
その内容のほとんどはホストファミリーと過ごしていて感じたもののため他の家では違うというのは大いにあり得ると思います。
そのためそういった過ごし方ものあるのだと参考程度にしていただけたらと思います
それでは(^^)/~~~
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