【フランススイーツ】マカロン

こんにちは(^O^)

フランスには様々なスイーツがあり、日本でも有名になっているものもたくさんあります。

しかし日本とは違っているところもいろいろとあるのでここでは本場のフランススイーツについて紹介します。

今回はマカロンです。

ここではマカロンの歴史やフランス各地で見られる特徴などを紹介します。



マカロンとは?

日本でも人気のスイーツなのでご存知の方が多いとは思いますが、改めて説明しますと卵白、砂糖、アーモンドを使った焼き菓子です。

焼き菓子でもクッキーとは異なる独特な食感で、様々な味とカラーバリエーションがある見た目が可愛い人気のスイーツです。

焼き菓子と言っても冷凍保存が必要で、賞味期限が5日程度と短いのも特徴です。

マカロン生地の間にはクリームが挟まれており、一口サイズでもいいお値段の代物のイメージです。

マカロンの起源

マカロンの起源は諸説あり、イタリアなどとも言われています。

フランス最古のマカロンはお城で有名なロワール地方のトゥール近郊にあるコルムリー修道院で8世紀末に作られたものです。

現在もなお作られており、日本で見るようなマカロンとは見た目がかなり異なります。

クリームは挟まれておらず、生地の中央には穴が開いています

この穴が開いた形にはちょっとしたエピソードがあります。

マカロンを作っていた修道院はもっとたくさん売れてほしいと考えていました。

そこで修道院長は翌朝マカロンを作っている厨房を見に行き、最初に目に入ったものの形を使うことで個性を出そうとしました。

翌朝厨房に見に行き目に入ったのはマカロンを作っていたジャン修道士のおへその部分だけ穴が開いた服でした。

実はジャン修道士がマカロンを作ったときに火の粉が飛んでおへその部分にあたって穴が開いてしまっていたのでした。

それを見て修道院長はこれも神の思し召しとしておへそのように穴が開いたマカロンを作ることにしました。

このコルムリー修道院のマカロンを食べると寿命が延びる言われています。

クリームを挟み始めたのはラデュレ

マカロンの元祖は今紹介したようにクリームを挟んでいませんでした。

現在のようにクリームを間に挟む形にしたのはフランスの有名店ラデュレです。

日本でもいくつもお店を出店しており日本でもフランスのマカロンと言えばラデュレというイメージが強いですが、1930年に創業者ラデュレの従弟であるピエール・デフォンテーヌがクリームを挟んだことが始まりでした。

その後この形のマカロンは「マカロン・パリジャン」と呼ばれるようになります。

フランス各地にある伝統マカロン

フランスの最古のマカロンは先ほど紹介したコルムリー修道院ですが、実はフランス各地にマカロンが伝統菓子として残されています。

各地に広まった理由としては中世に聖テレーズ・ダヴィラが「肉を食べない修道女にはマカロンを食べさせましょう」という言葉によるものです。

卵白、砂糖、アーモンドを使うマカロンは肉を食べない修道女にとっていい栄養源になることから実際に各地に広まりました。

ナンシー

ナンシーはパリから東に行ったロレーヌ地方にある都市で、アールヌーボが開花した町として知られています。

また、日本でも買うことができるキッシュ・ロレーヌの中心都市で、サンタクロースのモデルとなった聖ニコラのお墓がある地方であることからクリスマスマーケットは聖ニコラを祝うイベントのニュアンスが強いです。


そんなナンシーのマカロンは「Macarons des Sœurs」と呼ばれています。

Sœursは「姉、妹」という意味ですが、ここでは「修道女」という意味です。

フランス革命のときに宗教活動が禁止となったことから修道院を追われた二人の修道女がかくまってもらった医者にお礼としてマカロンのレシピを教えたことが始まりとされています。

材料は伝統的な製法で砂糖、卵白、アーモンドのみを使っておりますが、表面がひび割れており、7cmくらいもあるのが特徴です。

ナンシーでは観光の中心地で世界遺産にも登録されているスタニスラス広場の近くにある「Maison dessœurs macarons」で買うことができます。

レジの横には紙のシートに乗ったままのマカロンが置かれており、欲しい個数を伝えるとシートごと切り取って箱に詰めてくれます。

サン=テミリオン

大西洋岸地方にあるボルドーの近くにある町で、ワインの産地としても有名です。

歴史が残る地区は世界遺産に登録されています。

この町では13世紀頃からマカロンを修道院で作り始めたとされています。

町では「Nadia FERMIGIER」というお店で買うことができ、青い文字が特徴的なパッケージを開けると紙のシートに乗ったままのマカロンが出てきます。

ひび割れた表面などナンシーのマカロンと似ている部分が多いです。

サン=ジャン=ド=リュズ

大西洋に面するバスク地方にある都市で、この地方特有の白壁に赤や緑の窓縁の建物が並んでいます。

かつてルイ14世がこの町で結婚式を挙げたことでも有名でその教会や彼や妃が滞在した屋敷が観光スポットとして今も残されています。


このルイ14世の結婚式の時に町の商人はお祝いに様々な品を送ったのですが、パティシエのアダムが贈ったマカロンが王族の間でも好評でした。

そのマカロンが今でもアダムのお店「Maison Adam」で受け継がれています。

見た目は上の二つとは異なりひびが入っておらず、紙シートからははがされた状態で売られています。

そして違うタイプのマカロンがこの町では売られています。

「Maison Pariès」というお店ではマカロンを2枚重ねて焼いた「ムシュ」というマカロンを買うことができます。

これはこの町というよりかはバスク地方のマカロンと言えます。

アミアン

フランス北部にあるアミアンにあるマカロンは他とは大きく異なります。

厚さ2㎝ほどのケーキで、材料にも蜂蜜やアプリコットを使うのが特徴です。

これは16世紀にイタリアのカトリーヌ・ド・メディシスによって紹介されたものをベースとしており、イタリアのアマレッティというお菓子によく似ています。

他のマカロンとは特徴が大きく異なることから「マカロン・ダミアン」と呼ばれています。

アミアンでは大聖堂近くにある「Jean Trogneux」が有名です。

フランスで売られているマカロン・パリジャン

今紹介したようなフランス各地にあるマカロンは伝統的な作り方をしたクリームが挟まれていないタイプです。

ラデュレが開発したクリームを挟んだマカロン・パリジャンはラデュレ以外でもいろいろなところで買うことができます。

街中のパン屋さんやケーキ屋さんで売られていることが多く、ラデュレとは違ってサイズが大きいのが特徴です。

その大きさはどら焼きくらいのもので、これ一つでかなりのボリュームです。

味も定番のバニラ以外にもチョコ、コーヒー、ピスタチオ、木いちごなど様々ですが、種類の多さで言えばラデュレが勝ります。

マカロンを使ったご当地スイーツ

マカロン自体がすでにスイーツですが、これを使った独自のスイーツがメッスにあります。

メッスはナンシーの近くにある都市で、教会にはシャガールやコクトーのステンドグラスがあり、駅の反対側にはパリにある美術館のポンピドゥーセンターの別館があります。



そんなメッスには「パリ・メッス」と呼ばれるオリジナルスイーツがあります。

これは2007年にこの地方で開催されたコンテストで優勝したもので、そのまま商品化されました。

ピンク、黄色、赤の3色を含むマカロンで木いちごとアーモンドペーストを挟んでいます。

タイプとしてはマカロン・パリジャンと同じですが、フルーツを挟んであるのが特徴です。

メッスの街中のお店を探し歩いてようやくパン屋さんで見つけたものです。

まとめ

以上がマカロンについての紹介です。

日本で知られているクリームを挟んだマカロンはラデュレが作ったもので、本来はクリームのないものだったとは意外でした。

それにいろいろな地方に旅行に行くたびにご当地マカロンがあるのはどうしてだろうと思っていましたが、修道院が広めていたという背景も知ることができました。

またフランスのスイーツを紹介したいと思うので次回をお楽しみ。

それでは(^^)/~~~

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