【体験レポート】少人数ツアーでニュージーランドのホビット村観光に行ってみた

ホビット村 ホビットの家

こんにちは(^O^)

世界的に有名な映画「ロードオブザリング」や「ホビット」の撮影はニュージーランドで撮影されました。

その中でも両映画の主人公はホビット村の出身地で映画にも登場しています。

そのロケ地となったホビット村は現在も残されており見学することができます。

ここでは実際にホビット村に少人数ツアーで参加したときの様子をお伝えします。



「ロードオブザリング」、「ホビット」とは?

ロードオブザリングの映画
引用 : warnerbros.co.jp
ホビットの映画

まず「ロードオブザリング」や「ホビット」について紹介します。

これらはJ. R. R. トールキンが執筆した小説「指輪物語」をベースに映画化したものです。

「ロードオブザリング」と「ホビット」はどちらも3部作で合計6作品の映画です。

「ロードオブザリング」の最初の作品は2001年に公開され、「ホビット」は2012年に第一部が上映されました。

「ロードオブザリング」はホビット族の青年フロドが祖父ビルボから譲り受けた魔法の指輪を冥王に渡さないように火山のマグマに投げ入れて消滅させに行く話で、「ホビット」はビルボが魔法の指輪を手に入れたときの冒険が描かれています。

ホビット族以外にもエルフやドワーフなどファンタジー要素が盛り込まれている冒険映画で、アカデミー賞では30部門ノミネートされ、17部門受賞しました。


ホビット村とは?

ホビット村 一望

ホビット村はホビット族が住む村で、「ロードオブザリング」の主人公フロド、「ホビット」の主人公ビルボの出身地です。

それぞれの映画の旅の始まりと終わりの場所であり、過酷な物語とは対照的に牧歌的な村です。

海外ではホビット村のことをホビットン(Hobbiton)と呼んでいます。

ホビット村の詳しい情報はこちらをご覧ください。

ホビット村公式サイト


ホビット村への行き方

ホビット村はオークランドから南に車で2時間半ほど行ったところにあるマタマタ(Matamata)という町にあります。

しかし町からかなり離れている上に公共交通機関がないため自力で行くのは相当難しいです。

そのためレンタカーを借りて行くか、送迎を手配する必要があります。


ホビット村への送迎

ホビット村へは送迎込みのツアーに参加するのが確実で簡単です。

オーソドックスな方法は長距離バス会社のInter Cityが企画するツアーに参加することです。

こちらは送迎だけでなく、ホビット村の入場料も含まれていますがサイトも英語しかありません。

Inter Cityのホビット村ツアー


もう一つの方法は現地のツアーに依頼する方法です。

こちらも様々なツアー会社が企画していますが、実はExpedia経由でも予約することができます。

この方法であれば日本語で手配できるので安心です。


少人数ツアーに参加してみた

ここから実際に私がツアーに参加した時の様子を紹介します。

まず私は現地のツアー会社に申し込んで参加しました。

Inter Cityで申し込まなかったのは単に希望日が売り切れだったからです。

ツアー内容はオークランドのホテル送迎とホビット村のみの一番シンプルな内容で、送迎とホビット村の入場料合わせて2万円くらいでした。


出発

ネットの予約段階ではホテルの送迎時間は6時半でしたが、予約した次の日に7時20分にホテルに迎えに来るとメールで連絡が来ました。

出発の日にもリマインダーとして再度同じ内容のメールが来ました。

当日の朝、集合時間の数分前に送迎車が到着しました。

その後他のホテルを周りながら他の参加者を乗せていきます。

最終的に参加者は私含めて8人でした。

国籍もバラバラで以下の通りでした。

日本:1人(私)

韓国:2人(カップル)

台湾:1人

アメリカ:3人(家族)

イングランド:1人

見事に全員バラバラでした。

一人参加は私だけかと思ったら意外といました。


移動

オークランド 郊外の田舎景色

全員乗せたところで出発です。

ここから2時間半のドライブが始まります。

ドライバー兼ガイドはマイクを付けて話し始めます。

8人だけなのでバンくらいの大きさの車でしたが、マイク越しの方がよく聞こえました。

オークランドやニュージーランドの紹介やガイド、ホビット村についての話もありましたが、各人に質問もしていました。

出身はどこか、オークランドにはいつ着いていつ出発するのか、もう行ったところやこれから行きたいところはどこか、映画「ロードオブザリング」や「ホビット」は見たかなど。

もちろん会話はすべて英語なので英語が話せない人は辛いドライブになるかもしれません。


半分くらい走ったところで見晴らし位のいい所で10分ほど休憩がありました。

お手洗いはないところでしたが、ニュージーランドの広大な自然を眺めることができました。

道中も羊や馬は頻繁に見かけ、この頃には家はほとんどなくどこまでも続く自然だけでした。


到着

ホビット村 看板

ドライブも終わりホビット村の受付に着きました。

実はホビット村と受付は別のところにあります

受付から専用のツアーに乗ってホビット村に行きます。

受付にはカフェやお土産さんもあります。

ホビット村 お土産屋さんとカフェ



「ロードオブザリング」や「ホビット」のグッズがたくさんあってファンにはたまらない場所です。

ガンダルフの等身大フィギュア

周囲を見るとこの受付以外自然しかないので自力で来ることがいかに難しいか実感しました。


ホビット村へ

ホビット村の地図

お土産屋さんにいるとガイドさんがチケットとパンフレットを持ってきました。

パンフレットは日本語のものを渡してくれて裏話がたくさん書いてあり、裏面には写真のホビット村の地図がありました。

ホビット村はツアーになっており、30分おきに専用のバスに乗って出発します

そのためガイドさんとはここでお別れです。

同じ時間の参加者がみんなバスに乗ったところでホビット村に出発です。

ここからは別のガイドさんが案内してくれます。

受付からホビット村まではおよそ10分の距離で、その間に監督たちのオリジナルのメッセージビデオが車内で上映されます。


ホビット村ツアー開始

ホビット村 家

ホビット村に着いたらツアー開始です。

ツアー時間はおよそ1時間半です。

ガイドさんに着いて行きながらホビット村を見て回ります。

結構自由に撮影できる時間を確保してくれます。

映画のあの光景がそのまま広がっており、ここはあのシーンの場所だと分かるのは感動しました。


ホビット村の特徴はものが小さいことです。

ホビット村 家

ホビット族は他の種族よりも小柄であることからすべてのものが小さめに作られています

家の扉も窓も、服もイスも子供向けの大きさのイメージです。


家の特徴としては穴を掘って作られていることです。

ホビット村

そのため段々坂の中に家が覗かせているようになっています。

また、扉が円形であることも大きな特徴です。


こちらは主人公たちの家です。

ホビット村 主人公の家

坂を上った一番見晴らしがいいところにあります。

ビルボが使っていたイスやパイプもあります。


ホビット村のカワイイ家を周った後はパーティ会場に着きました。

ホビット村 パーティ会場

ここは「ロードオブザリング」一作目の序盤でビルボの111歳の誕生日パーティを開いた場所です。

大きな木があることが一番の見どころですが、ピーター・ジャクソン監督がこの場所にホビット村を作る決め手の一つになったと言われています。

監督はホビット村を作るにあたり、ヘリコプターでピッタリの場所を探した末にこの牧場を見つけました。

空から見て探したのですから、この木が目に入ったのは間違いありません。


その後は池の周りを歩いてグリーン・ドラゴンというバーに行きしばらく自由時間となります。

ホビット村 グリーン・ドラゴン

ここでは一人一杯ドリンクを無料で飲むことができます。

ドリンクは以下の通りです。

【アルコール】

・アンバー・ブラウン・エール(Amber Ale、アルコール3.7%)

・アップル・サイダー(Apple Cider、アルコール4.5%)

・英国風エール(Traditional English Ale、アルコール5%)


【ノンアルコール】

・ジンジャー・ビール(Ginger Beer)

名前だけ見るとアップル・サイダーはノンアルコール、ジンジャー・ビールがアルコールに見えますが逆なので注意が必要です。

また、グリーン・ドラゴンには焼き菓子などの軽食を食べることができます。


なんとここで私が申し込んだツアー会社のガイドさんが待っていました

ガイドさんの計らいで特別にグリーン・ドラゴンのお店のカウンターに立って写真を撮ってくれました。

これは少人数ツアーに参加したからこそできた特権に感じました。

自由時間が終わり再び集まるとツアー最後のお土産としてグリーン・ドラゴンのカップをもらいました。

素敵なお土産が一つ増えました。

ホビット村 お土産のカップ


特別な帰り道

これでツアーは終わりで従来ならば同じバスに乗ってみんなで受付に帰るのですが、私のツアー会社のガイドさんが別の出口に案内してくれました。

この道は通常のツアーでは通らないところなので貴重な経験ができました。

その先にはツアー会社の送迎車が停まっており、そのまま出発となりました。

帰りにお土産屋さんに寄らないので買い忘れがあった人は困ってしまいますが、スムーズに帰れるのでよかったです。


車内では思い思いにツアーの感想を語り合って盛り上がりました。

時間は12時を超えていたもののランチはなしのプランのためこのままオークランドに帰ります。

しかしガイドさんはランチにこのまま行くか提案してくれました。

みんな受付のカフェで有名なミートパイを食べたのでランチは必要ありませんでした。

そこでガイドさんは天気もいいのでアイスを食べに行こうと提案してくれて満場一致で食べに行くことにしました。

高速を途中で降りて地元のオススメのアイス屋さんに連れて行ってもらいました。

ニュージーランドオリジナルのホーキーポーキーというバニラアイスに小粒のキャラメルが入ったアイスを頼みました。

ホーキーポーキー味のアイス

少人数ツアーだからこそできる体験でした。


帰りの車内はそれぞれの国のオリジナルアイスクリームはあるのかという話題になりました。

日本なら抹茶味かなと思っていましたが、話を振られたときに「寿司味とかあったりして」と言ってきたので、とっさにワサビ味ならあると答えました。

予想外の味が出てきてみんなビックリして「どんな味なの?」とさらに盛り上がりました。


ツアー終了

帰りは結局みんな疲れて終盤寝ていました。

オークランドに戻ってそれぞれの場所にみんなを降ろしていきます。

私がホテルで降ろしてもらったのは15時前でした。

予定では8時間のツアーだったので大体合っていました。


少人数ツアーに参加してみて

私はこの少人数ツアーに参加してよかったと思っています。

ホビット村のツアー事態も大満足でしたが、少人数ツアーだからこその良さも感じられました。

同じ参加者たちと仲良くなることができましたし、ガイドさんのお話も知らないことばかりでした。

グリーン・ドラゴンのレジでの撮影なんて普通に参加していたら思わないことでしたし、帰り道にアイスを食べたこともいい思い出になりました。

英語を話せないと大変かとは思いますが、この一期一会でしか得られなかった体験があるのは間違いありません。

ホビット村に行くときはぜひこの少人数ツアーも検討してみてください。


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