鎌倉
・食べ歩きも楽しめる小町通り
・歴史を感じる町並み
【町の説明】
かつて幕府があった鎌倉は歴史ある町で多くの魅力的な寺院があります。このモデルコースでは特に有名な鶴岡八幡宮を始めとした鎌倉駅、北鎌倉駅周辺の人気観光スポットを訪れるコースを紹介します。歴史を感じるだけでなく有名な小町通りで食べ歩きもできる内容です。
【オススメ度】
★★★★★
【所要時間】
6時間半
【費用】
2740円
【疲れやすさ】
★★★★☆
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観光ルート
ナビゲーション
【スタート】①北鎌倉駅
★ルート 所要時間:数分
駅を出て線路沿いに道を進むとすぐ左手にお寺の階段が見えてきます。
★ルート 所要時間:10分
円覚寺を出たら左に曲がり線路沿いに進み車道に出たところで左に曲がり川沿いに進むと次の目的地に着きます。
★ルート 所要時間:10分
来た道を戻り、曲がってきた道に戻ったら左に曲がって引き続き通りを進むと左手に門が見えてきます。
★ルート 所要時間:15分
引き続き通りを進み、坂を下りきったあたりで左の神社に入ります。
★ルート 所要時間:数分
鶴岡八幡宮を出て右に曲がったら突き当りを左に曲がって通りに入ります。
★ルート 所要時間:10分
鎌倉駅に着いたら駅前バスターミナルの東口④から鎌23、24、36番線のいずれかに乗ります(220円)。
5つ先のバス停:杉本観音で降り、バスの進行方向に進むと左手に入口が見えてきます。
★ルート 所要時間:10分
通りに戻って引き続き道を進み、2つ目の信号を右に渡り道なりに進むと次のお寺に着きます。
★ルート 所要時間:5分
再び通りに戻り引き続き通りを進むと薬局の左手の通りの奥にお寺の入口が見えてきます。
★ルート 所要時間:15分
道を引き返し報国寺に続く交差点にあるバス停の浄明寺から鎌23、24、36番線のいずれかに乗って鎌倉駅に戻ります(220円)。
鎌倉駅
地図左上の四角いマークを押すと観光スポット一覧が見られます。
右上端の拡大ボタンをスマートフォンで開くとGoogleマップ上に位置情報と一緒にこのモデルコースが表示されます。
また、サイドバーの目次からこの地図にすぐ戻ることができます(スマートフォンの場合は画面下のメニューより「目次」を選択してください)。
【スタート】
①北鎌倉駅
★ルート 所要時間:数分
駅を出て線路沿いに道を進むとすぐ左手にお寺の階段が見えてきます。
②円覚寺
所要時間:40分
費用:500円
開館時間:8時半~16時半
(12~2月は16時まで)
休館日:なし
鎌倉幕府8代執権の北条時宗の禅学の師匠である無学祖元によりできた鎌倉五山第二位のお寺です。
モンゴル襲来のときの死者を敵味方関係なく弔うために建てられました。
名前の由来はこのお寺を建てるときに出土した大乗経典の円覚経です。
敷地は周りが小高い山や丘に囲まれて谷が細長くなった谷戸(やと)と呼ばれる地形にあり、奥行きがあるものとなっています。
夏目漱石も参拝したことがあり、入口にある三門は彼の作品門の舞台にもなりました。
三門の先にある仏殿には本尊である釈迦如来が祀られていますが、冠を被っていることから宝冠釈迦如来と呼ばれています。
また天井を見ると白龍の絵が描かれています。
その先の緩い上り坂を上った先にあるのが北条時宗の墓所である佛日庵で、その奥にあるのが国宝である舎利殿です。
源頼朝が宋の能仁寺から持ち出した釈迦の歯が祀られており、三が日と11/3前後のみ外観が公開されます。
舎利殿の少し先の右手には白鹿洞と呼ばれる穴があり、かつてこのお寺の開堂の儀式のときにこの穴を通って白鹿が説法を聞きに来たと言われています。
帰りに仏殿の先の細道から続く階段を上ると国宝の洪鐘(おおがね)があります。
時宗の子供の北条貞時が1301年に寄贈したもので関東最大の高さ259.5㎝もあります。
この鐘を作るときに二度失敗したので貞時は江の島の弁財天に7日こもって祈ったところ成功しました。
このことからこの鐘の近くには弁天堂があります。
★ルート 所要時間:10分
円覚寺を出たら左に曲がり線路沿いに進み車道に出たところで左に曲がり川沿いに進むと次の目的地に着きます。
③明月院
所要時間:30分
費用:500円
(本堂後庭園は追加で500円)
開館時間:9~16時
休館日:なし
あじさい寺として有名な場所でおよそ2500株ものあじさいが植えられています。
梅雨の時期になると綺麗な青い花が咲き誇り、その色は明月院ブルーとも呼ばれています。
かつては神輿寺と呼ばれる大きな寺院がありましたが明治時代に廃寺になりこの明月院だけが残されました。
また方丈にある悟りの窓と呼ばれる丸窓は有名で季節によってそこから見える風景が異なるのも魅力です。
窓の向こうの庭園はハナショウブが咲く5月下旬~6月上旬と紅葉の時期の11月下旬~12月上旬に行くことができます。
東側には明月院やぐらと呼ばれる掘られた洞穴があり、間口7m、奥行き6m、高さ3mと関東最大の大きさです。
また名前に月がつくことからウサギと所縁があり、入口の橋の上にはウサギとカメの置物、敷地内にも宇宙ステーションと呼ばれるウサギ小屋があります。
★ルート 所要時間:10分
来た道を戻り、曲がってきた道に戻ったら左に曲がって引き続き通りを進むと左手に門が見えてきます。
④建長寺
所要時間:1時間
費用:500円
開館時間:8時半~16時半
休館日:なし
鎌倉五山第一位の由緒あるお寺でけんちん汁の名前の由来になったところでもあります。
北条時頼がかつて地獄谷と呼ばれた罪人の処刑場だった谷に建てたところで円覚寺同様に奥行きがある敷地の形をしています。
くぐるとあらゆる執着心から解放されるという三門の先にある法堂は国の重要文化財に指定されており、関東最大です。
中には地蔵菩薩が祀られており、加えて天井には創建750周年記念に描かれた雲龍図が、堂内には愛知万博の後にパキスタンより寄贈された釈迦苦行像のレプリカがあります。
通常禅寺では釈迦如来が本尊ですが、建長寺を建てる前にこの場所にあったお寺では地蔵菩薩を本尊としていたので引き続き建長寺でも本尊としています。
法堂の後方にある方丈では立派な日本庭園を見ることができます。
そのさらに後方には山の上のハイキングコースに続く道があります。
その途中には虫塚という殺虫剤などで虫を殺しすぎたので供養する場所があり、養老孟司さんや隈研吾さんなどが携わっており現代アートのようになっています。
その先の階段を上っていくと建長寺の土地の守り神である半僧坊のお堂があります。
この半僧坊大権現は無文元選禅師の元に現れ無理やり弟子入りをした白髪の老人で神通力を持っていたと言われており、鼻が高かったことから天狗と考えられています。
そのためお堂に続く階段には12体の烏天狗の像が置かれています。
この先のハイキングコースの入口のところには展望台があり、鎌倉の町と海、天気が良ければ富士山も見れます。
★ルート 所要時間:15分
引き続き通りを進み、坂を下りきったあたりで左の神社に入ります。
⑤鶴岡八幡宮
所要時間:40分
費用:0円
開館時間:6~20時
休館日:なし
鎌倉観光で定番の人気観光スポットの神社です。
源頼義が京都にある石清水八幡宮の分霊を鎌倉の由比ヶ浜あたりに祀ったのが始まりで、その後源頼朝が現在の場所に移しました。
始めは現在の鶴岡八幡宮内の若宮に移しましたが、1191年の火災で焼失したので山を切り開いて現在の本宮で落ち着きました。
その出来事と位置関係から本宮は上宮、若宮は下宮と呼ばれていおり、源頼朝が若宮にお参りしたのが初詣が広まったきっかけと言われています。
こういった経緯から鶴岡八幡宮は源氏の守り神として建てられたものでしたが、その後鎌倉の武士の守護神となりました。
ここには第15代天皇である応神天皇、その母である神功皇后、比売神の3柱が祀られています。
本宮は屋根の端がへの字のようになった流権現造と呼ばれる平安時代にでき江戸時代に流行った建築様式を用いており、1828年に徳川家斉が再建したものです。
他にも敷地内には博物館などの見どころも多く、若宮回廊跡に出来た舞殿は源野義経の妻である静御前が彼を思って舞ったところで下拝殿と呼ばれています。
源平池には源氏池と平家池があり、源氏池は3つの島=産=繁栄を、平家池は4つの島=死を表しています。
また、ハトは八幡宮の神の使いであり本宮の入口上の八幡宮の文字もよく見ると八の字は鳩になっています。
実際に敷地内に鳩もおり、ここから着想を得て生まれたのが鎌倉名物の鳩サブレーです。
★ルート 所要時間:数分
鶴岡八幡宮を出て右に曲がったら突き当りを左に曲がって通りに入ります。
⑥小町通り
所要時間:30分
鎌倉で有名なショッピングストリートです。
全長およそ360mの通りは鎌倉駅前まで続いており、およそ250ものお店があります。
昔は田畑だけだったところですが、鎌倉駅ができて発展したことで現在のようになりました。
お土産屋さんや飲食店が数多く並び、食べ歩きにもぴったりです。
ここで休憩を入れるのもオススメです。
★ルート 所要時間:10分
鎌倉駅に着いたら駅前バスターミナルの東口④から鎌23、24、36番線のいずれかに乗ります(220円)。
5つ先のバス停:杉本観音で降り、バスの進行方向に進むと左手に入口が見えてきます。
⑦杉本寺
所要時間:30分
費用:300円
開館時間:9~16時
休館日:なし
734年に行基によって建てられた鎌倉最古のお寺で苔むした階段が有名です。
行基はこの地に来た時に観音をここに置こうと決めて自ら観音像を彫って安置しました。
その後聖武天皇の后である光明皇后がお告げを受けて本堂が建てられました。
この行基の観音像以外にも2つの観音像が祀られていますが、これらは毎月1日と18日のみ公開されます。
それ以外の日は像の指と結ばれた糸が本堂の外まで伸びています。
この3つの観音像は火災があった時にいつの間にか大杉の下に避難していたことから杉本観音と呼ばれるようになりました。
階段で高い位置まで上るため周囲の町並みも見ることができます。
★ルート 所要時間:10分
通りに戻って引き続き道を進み、2つ目の信号を右に渡り道なりに進むと次のお寺に着きます。
⑧報国寺
所要時間:30分
費用:400円
開館時間:9~16時
休館日:なし
竹林で有名なお寺でおよそ2000本もの竹が植えられています。
1334年に足利尊氏の祖父である足利家時を弔うために建てられました。
入口近くには枯山水の庭園や家時などの墓が安置された横穴式境墓(もしくはやぐら)などの見どころもあり、竹林を見ながら一休みできる茶屋も人気です。
★ルート 所要時間:5分
再び通りに戻り引き続き通りを進むと薬局の左手の通りの奥にお寺の入口が見えてきます。
⑨浄妙寺
所要時間:30分
費用:100円
開館時間:9~16時半
休館日:なし
1188年に源頼朝の重臣である足利義兼によって建てられた鎌倉五山第五位のお寺です。
かつてはここを足利家の鎌倉での拠点としていました。
本堂の裏には墓地があり、その一角に足利尊氏の父である足利貞氏があります。
お寺としての見どころは比較的少なく、枯山水庭園を望む茶屋である喜泉庵やイングリッシュガーデンの石窯ガーデンテラスといった飲食店が人気です。
★ルート 所要時間:15分
道を引き返し報国寺に続く交差点にあるバス停の浄明寺から鎌23、24、36番線のいずれかに乗って鎌倉駅に戻ります(220円)。
【ゴール】
鎌倉駅
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